卒寿祝いに贈って喜ばれる花が知りたいですよね。
卒寿祝いに花を贈るとき、どのような花を選べばよいのかよくわからないという方も多いでしょう。
そこで今回は卒寿祝いに喜ばれる花を調べてみました。
卒寿祝いの花の選び方や予算、贈るときのポイントなどもご紹介しています。
卒寿祝いに喜ばれる花は?
卒寿祝いに喜ばれる花の種類をまとめてみました。
卒寿祝いにどの花を贈ろうか迷っている場合は、ぜひこちらを参考になさってみて下さいね。
花の種類がよくわからないという時は、花言葉も載せているので、花言葉で選んでみるのもよいでしょう。
胡蝶蘭
胡蝶蘭は男女問わずに愛される花の一つですが、中でも高齢の女性に人気の花となっています。
その理由は上品かつ気品のある雰囲気や、花の中では高価であることが知られているからです。
贈り物としての胡蝶蘭は特別感があるので、卒寿祝いに贈るにはふさわしい花と言えますよね。
また、胡蝶蘭は新装開店の贈り物としてよくみかけますが、これは花言葉が「幸せが飛んでくる」だからです。
胡蝶蘭の花びらが、蝶が舞っているように見えることが由来になったと言われていますよ。
スイートピー
スイートピーの花言葉は「門出」や「別離」なので、一見すると卒寿祝いにはふさわしくないように思えますよね。
しかし、これは悲しい意味ではなく、人生の新たなる出発をお祝いする言葉と言われています。
そのため、卒寿を迎えたことで新しい人生を歩むという意味ではぴったりになりますよ。
花はそれほど大きくないのでメイン使いというよりも、サブで使うのがよいでしょう。
バラ
花の種類をよく知らないという方でも、バラは知っているくらい有名ですよね。
贈り物として人気が高く、上品で高貴なイメージは卒寿祝いにもぴったりです。
バラと言えば赤いバラが思い浮かぶ方が多いですが、赤いバラの花言葉は「情熱」「愛しています」などで、卒寿祝いにはやや不向きにも思えます。
しかし、紫のバラの花言葉は「尊敬」や「誇り」。
卒寿祝いに贈るのにふさわしい花言葉ですよね。
トルコキキョウ
トルコ人が巻くターバンに似ていることからその名がついたトルコキキョウ。
花が大きく、色の種類が豊富なのでどんな花束に入れても全体が優雅で上品なイメージになります。
トルコキキョウの花言葉は「希望」です。
長寿祝いでは、前向きな気持ちになるものをプレゼントするのがよいと言われているので、まさにトルコキキョウはぴったりと言えますよね。
ガーベラ
ガーベラは花びらの数が多く、ひまわりのように咲くので明るく前向きなイメージを感じる方が多いと思います。
花言葉も「希望」や「前進」など、卒寿という節目を迎えて、新しい人生を歩いていくという意味で贈り物に最適です。
紫色のガーベラはありませんが、ピンクや黄色、赤など元気な色が多く、数本入れるだけでも花束を華やかにしてくれますよ。
ダリア
花びらが重なっているダリアは、とても豪華で存在感のある花ですよね。
フラワーアレンジメントで人気の花となっており、色の種類も豊富にあります。
ダリアの花言葉は「優美」や「気品」。
卒寿祝いに贈っても喜ばれる花の一つと言えるでしょう。
グロリオサ
花びらの形が特徴的なので、花束に入っていると目立つ花になります。
グロリオサの花言葉は「勇敢」や「栄光」となっており、長きに渡って家族を守ってきたお父さん、お母さんに贈るのにふさわしい花ですよね。
年配の方に人気の花となっているので、グロリオサを贈ってみましょう。
紫陽花
母の日のプレゼントとして人気のある紫陽花には、「家族団らん」という花言葉があります。
そのため、長寿祝いの贈り物としても人気がありますよ。
紫の紫陽花には「辛抱強い愛」という意味もあります。
また、紫陽花は育てやすい花なので、鉢植えで贈る方も多いですね。
アマリリス
ユリに似た花びらをしていて、色が豊富なアマリリスは、卒寿祝いの花束に入れると全体の雰囲気を上品に明るくしてくれます。
アマリリスの花言葉は「誇り」や「輝くばかりの美しさ」です。
いくつ年齢を重ねてもお洒落を忘れない、素敵なおばあちゃんに贈りたくなる花ですよね。
カーネーション
カーネーションは母の日に贈るイメージがありますが、実は長寿祝いに贈っても喜ばれる花の一つになります。
母の日に贈るカーネーションはピンクや赤が主流ですが、花言葉は「感謝」や「母への愛」です。
ピンクや赤でも卒寿祝いにぴったりになのですが、最近は品種改良で紫色のカーネーションも登場していますよ。
紫色のカーネーションの花言葉は「気品」や「誇り」なので、卒寿祝いに贈りたい素敵な意味があります。
卒寿祝いに喜ばれる花の選び方
なぜなら、長寿祝いにはそれぞれテーマカラーが決まっており、卒寿は紫色だからです。
紫色には高貴や上品なイメージがあると思いますが、それは中国が関係していると言われています。
中国では紫色は位の高い僧侶や貴族など、限られた身分の人しか身に着けることが許されていない色でした。
長寿祝いの文化は中国から日本に伝わりましたが、色についても中国の伝統が受け継がれています。
卒寿祝いの花を紫色にすることで、尊敬や敬意を表すことができますよね。
ただし、卒寿を迎える方が紫色以外に好きな色がある場合は、そちらを優先しましょう。
贈り物は贈る相手に喜んでもらうのが前提なので、必ずしも紫色の花を選ばなければいけないということではありません。
花を贈るときの注意点やポイントは?
卒寿祝いに贈る花で、気を付けておきたいことをご紹介します。
縁起の悪い花は避ける
菊は葬儀に使われる花なのでお祝いにはNGです。
また、椿は首から花が落ちるので不吉とされ、シクラメンは死苦ラメンと読めるのでお祝いごとで贈るのは避けた方がよいと言われています。
ユリも葬儀に使われる花ですが、結婚式などのお祝いの場にも頻繁に登場する花でもあります。
ユリについては人によって賛否が分かれるところがあるので、本人に確認してみるのがよいでしょう。
色の組み合わせに注意
卒寿祝いのテーマカラーである紫色を使った花束を作る場合、白や黄色の組み合わせにしてしまうと、葬儀の花のイメージが強くなってしまうのでお勧めできません。
お花の予算や金額相場はどのくらい?
卒寿祝いに贈る花の予算や金額相場は10,000円程度になります。
ただし、選ぶ花によっては予算や金額相場は大きく変わるので、さらに詳しく解説していきますね。
様々な種類の花を入れた花束(アレンジメント)の場合は、6,000~10,000円ほどが中心になります。
卒寿祝いに贈る花なのでボリュームや花の豪華さなどが必要になるため、これくらいの価格帯で花束を作る方が多くなります。
しかし、胡蝶蘭を贈る場合はこの金額相場よりも高くなります。
胡蝶蘭は鉢植えで贈ることが多く、金額相場は15,000~30,000円台が主流です。
このようなことから、アレンジメントの花束を贈るなら10,000円ほど、鉢植えの胡蝶蘭を贈るなら15,000~30,000円の予算が必要と考えておくのがよいでしょう。
生花とプリザーブドフラワーどっちがオススメ?
卒寿祝いに花を贈る場合、生花とプリザーブドフラワーのどちらがよいのでしょうか。
そこでここでは、生花とプリザーブドフラワーの違いをご紹介します。
生花
生花は花本来の香りや色を楽しむことができますよね。
また、短命で散ってしまうのはデメリットにも感じますが、その儚さが好きという方も多いです。
元々花が好きで育てていたり、自分でもよく購入するという方には生花を贈ると喜ばれます。
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは花に特殊な加工をしているので、長持ちするだけではなく、本来の花にはない色や香りを楽しむことができます。
手入れの必要もないので花を育てたことがないという方にも向いていますが、種類は少ないことや価格が高いというデメリットもあります。
まとめ
卒寿祝いに贈ると喜ばれる花をまとめてご紹介してみました。
卒寿は紫色がテーマカラーなので、紫色の花を意識して選んでみるのがよいでしょう。
ぜひ参考にして、卒寿を迎える方に喜んでもらえるような花を贈ってみましょう。
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