白寿祝いのプレゼントの金額相場はどのくらいなのでしょうか。
プレゼントを贈る時期はいつなのかが知りたいですよね。
白寿祝いについての悩みの中でも、プレゼントの金額や渡す時期がよく分からないという声が多いです。
そこで今回は、白寿祝いのプレゼントのについて調べたことをまとめてみました。
白寿祝いプレゼントの金額相場は?
白寿祝いのプレゼントの金額相場は、5,000~30,000円程度になります。
金額に幅があるのは、白寿を迎える方との関係によって違うからです。
ここでは、白寿を迎える方との関係別にさらに詳しくプレゼントの金額相場をご紹介していきます。
子供からの場合
白寿を迎える方があなたの両親なら、プレゼントの金額相場は20,000~30,000円程度になります。
最も近しい身内となるので、金額は高めとなることが多いようですね。
また、白寿祝いの内容によっては、相場よりも高くなることもあります。
白寿祝いは「どこで」「何人で」行うかによって金額にかなり差が出やすいため、主催となることが多いお子さんは予算などをよく検討しておくことが大切と言えます。
兄弟や姉妹からの場合
あなたが白寿を迎える方の兄弟や姉妹なら、プレゼントの金額相場は20,000~30,000円程度になります。
血の繋がった兄弟・姉妹は、子供と同等に近しい存在と言えるため、金額も高めとなることが多いですね。
孫からの場合
白寿を迎える方があなたの祖父母なら、プレゼントの金額相場は10,000~20,000円程度になります。
白寿を迎える方には孫だけではなくひ孫がいるケースもあり、社会人になっていれば孫と同等程度にお祝いをすることもあるでしょう。
親戚や知人の場合
白寿を迎える方が親戚や知人なら、プレゼントの金額相場は5,000~10,000円程度になります。
複数でまとめてプレゼントを贈る場合であれば、1人2,000~3,000円程度になることもあるので、目安よりも低くなることもあるようです。
プレゼントを贈る時期はいつ?
白寿祝いのプレゼントを贈るのは、白寿祝いを行うタイミングという方が多いようです。
白寿は99歳をお祝いするため、一般的には99歳のお誕生日に白寿祝いをして、その時にプレゼントを贈るのが多くなります。
ただし、長寿祝いは元々正月にお祝いするもののため(※)、正月に白寿祝いを行う方も少なくありませんよね。
このような場合では誕生日よりも正月が先に来るので、正月に合わせてプレゼントを贈るのがよいでしょう。
(※)長寿祝いは中国が発祥で、中国や昔の日本では年齢は数え年で数えていました。数え年は誕生日ではなく正月に年を重ねるので、正月に長寿祝いを行うのが本来の風習です。しかし現在は満年齢で年齢を数えるため、誕生日にお祝いをするケースも増えています。この場合、年齢は数え年で数えてお祝いは誕生日というパターンもあるようですよ。
白寿祝いのプレゼントを贈るときの注意点
白寿祝いのプレゼントを贈るときには、気を付けておきたいことがあります。
白寿祝いのプレゼントを贈るときの注意点をご紹介します。
老いを感じさせるものはNG
杖や老眼鏡、補聴器などは実用的なプレゼントと言えますが、白寿祝いのプレゼントとしてはふさわしくありません。
白寿祝いなどの長寿祝いでは、老いよりも若々しさを感じさせるものを贈るのがよいと言われています。
縁起の悪いものは避ける
花を贈る場合、葬儀に使われる菊や、花が首から落ちる椿、「死」と「苦」が入っているシクラメンは縁起が悪いので避けた方がよいでしょう。
また、ハンカチは手布(きれ)と書くのでお祝いごとのプレゼントにふさわしくありませんし、靴や靴下、下着は目上の方に贈るのは失礼になります。
白寿祝いにオススメのプレゼント5選!
白寿祝いに贈るプレゼントは何が喜ばれるのでしょうか。
白寿祝いにオススメのプレゼントを調べてみました。
花
花はお祝いのプレゼントの定番ですが、男性女性問わずに喜んでもらえるものです。
白寿を迎える方が好きな花があればその花を選ぶのがよいですが、特にない場合は白寿のテーマカラーである白をメインにして選ぶのがよいでしょう。
なお、白は葬儀にも使われる花なので紫や青とは組み合わせず、ピンクやオレンジなどの明るい色と組み合わせるのがよいでしょう。
お酒
お酒はお祝いの場に欠かせないものですし、お酒が好きという方は多いので白寿祝いのプレゼントにもぴったりです。
白寿祝いのプレゼントにお酒を贈るときは、いつも飲んでいる銘柄よりもワンランク上のものを選びましょう。
長寿祝い用に金粉などが入っているおめでたい商品もあるので、そちらを選んでみるのもよいかも知れませんね。
お菓子
甘い物に目がないという方には、和菓子や洋菓子の詰め合わせのプレゼントをオススメしますよ。
この場合も、いつも食べているものよりもワンランク上の高級お菓子を選びましょう。
食べてみたいけれど自分では買わないものをプレゼントされると、嬉しく感じる方は多いですよね。
湯飲みやコーヒーカップ
毎日お茶やコーヒーを飲むという方は多いので、湯飲みやコーヒーカップのプレゼントは喜ばれます。
すでに持っている柄や形ではなく、高級感のあるものを贈るのがよいでしょう。
なお、湯飲みに合わせてお茶を一緒に贈るのはNGです。
お茶(日本茶)は香典返しに使われることが多いので、お祝いごとのプレゼントに使うのは避けた方がよいでしょう。
手作りのもの
市販品ではない手作りのものは、心が温かくなるプレゼントです。
99歳ともなると身の回りのものは大抵揃っているので、欲しいものは特にないという方も多いですが、手作りのものなら何でも喜んでもらえると思いますよ。
マフラーやひざ掛け、風景画、自作の詩なども世界に一つしかない素敵なプレゼントになりますよね。
プレゼントを贈るときのマナー!
熨斗とは本来、鮑を熨した飾りのことなのですが、現在は贈り物にかけた白い紙に水引き(紐状のもの)と熨斗(飾り)を印刷した熨斗紙のことを指す場合が多いです。
熨斗(紙)は元々、神様のお供え物に干して熨したアワビをつけていたのが始まりとされ、それが時代の流れの中で贈り物を贈る際の相手への敬意の表れと捉えられるようになりました。
七五三や厄払いなどの神事では、熨斗をつけたご祝儀袋にお金を入れて納めるのがマナーになっていますし、お中元やお歳暮など大切な方へ贈る贈り物にも熨斗をつけていますよね。
白寿祝いの場合、身内が贈るときは熨斗をつける必要がないという意見もありますが、長寿祝いは奈良時代から続く日本の伝統行事の一つ。
99歳を迎えたことを心からお祝いするという祝意を表すためにも、身内であっても熨斗をつけて贈り物をすることで、贈る相手への敬意を示すことができるのではないかと思います。
まとめ
白寿祝いのプレゼントの金額相場は、5,000~50,000円程度と分かりました。
金額に幅はあるのは、白寿を迎える方との関係によって変わるからです。
特に白寿を迎える方のお子さんやお孫さんは近しい関係のため、場合によっては相場よりも高い金額になることもあります。
また、白寿祝いのプレゼントを贈る時期は特に決まってはいないものの、白寿祝いを行うときに合わせてプレゼントを贈ることがほとんどのようです。
ただしこちらは、白寿祝いと99歳の誕生日が同じ日にならないこともあるので、そのような時は先になる日を優先してプレゼントを贈るのがよいでしょう。
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