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クリスマスキャロルとは?由来を教えて!

クリスマスキャロルのキャロルの意味とは?クリスマスソングやクラシックとの関係は?

日本では稲垣潤一氏の「クリスマスキャロルの頃には」に代表されるようにクリスマスキャロルという言葉はかなり広まっていますが、そもそもこのクリスマスキャロルとはいったい何なのかをはっきり説明できる人は少ないでしょう。

今回はこのキャロルとはいったいどのような意味があるのか、由来やクリスマスソングとの関係性についても触れていきたいと思います。



クリスマスキャロルとは?


クリスマスキャロルとは現代の意味で解説すると「クリスマスの時に歌う讃美歌」となるでしょう。

このキャロルという言葉は時代ともに大きく変化しており、今調べてみると「讃美歌」とか「聖歌」といった意味で出てきます。

クリスマスソングとして日本でも圧倒的な知名度を誇る稲垣潤一氏の「クリスマスキャロルの頃には」というタイトルもざっくりと訳してしまうと「クリスマスの讃美歌が流れるころ」となるのです。

このキャロルは讃美歌や喜びの歌という意味があるので、一般的に流れるクリスマスソングはクリスマスキャロルとはまた別だといわれていますが、明確な違いを表明できるかどうかはなかなか難しいらしく、専門家による見解も人によって異なるようです。

クリスマスキャロルの由来


クリスマスキャロルの由来は西欧中世にありますが、クリスマスの讃美歌として浸透したのはだいぶ後のようです。

キャロルはもともと「輪になって歌いつつ踊る」という意味がありみんなで歌いながら踊るものが該当していたのです。

そちらがいつしか変化して「踊りに向く楽しげな歌」となり教会ではなく酒場で浸透していきました。

教会とのつながりが一気に強くなりクリスマスの時に歌われる聖歌としての地位が確立されたといわれているのがマルティン・ルターの宗教改革でこのマルティン・ルターが宗教改革を促す中でクリスマスキャロルを肯定的にとらえたことで広まったと考えられております。

もともとは酒場や家々で行うキャロルが大々的に教会に集まってキャロルを行うようになり、やがてクリスマスのイブの夜に子供たちが集まって歌う慣習ができるようになり、教会に付属する歌という認識が出始めました。

ルターによる宗教改革が始まったのが1517年といわれておりますので、そこから聖歌や讃美歌がいろいろと誕生するようになったと考えられています。

クリスマスキャロルの歌詞はそれぞれの国民語でいろんな形で作られていますが、歌詞のみで曲が付けられていないケースやつの歌詞に幾つもの曲が付けられているケースも存在しているようです。

19世紀にキャロルに対する関心が非常に高まったという情報もあり、そのころに曲が付けられていない歌詞に曲が付随するようになったと考えられています。

クリスマスキャロルのキャロルの意味は?


クリスマスキャロルのキャロルの意味は「輪になって歌いつつ踊る踊り」の事であり、スペルは「carol」です。

これが変化して踊りではなく歌となり「踊りに向いている歌」となります。

1100年代からあるといわれていますが、このころは讃美歌ではなくいわゆるダンスミュージックだったのです。

そこから教会などの用いられるようになって聖歌や讃美歌という意味に変化しましたが、「祝歌」という意味はクリスマス以外に用いられることもありアドヴェント・キャロル、イースター・キャロル等にもあったのです。

しかし、今ではクリスマスの讃美歌というイメージが圧倒的に強くなってしまったのでキャロルと聞いたら讃美歌や聖歌を思い浮かべて問題ないでしょう。



クリスマスソングとクリスマスキャロルの関係は?


これはかなり難しいですが、現代日本の解釈で考えるとクリスマスに歌われる歌やクリスマスにちなむ歌やクリスマスを舞台にする歌がクリスマスソングで、クリスマスにおける讃美歌や聖歌がクリスマスキャロルとなるでしょう。

なので、クリスマスキャロルもクリスマスソングの一部として解釈することができます。

有名どころの山下達郎氏の「クリスマス・イブ」などは讃美歌にはカテゴリーされませんので、確実にクリスマスソングとなります。

とりあえず大雑把な考え方としては讃美歌や聖歌として存在しているクリスマスソングをクリスマスキャロルと考えておけばいいでしょう。

それ以外のものは全てクリスマスソングと考えておけばいいのです。

また、クリスマスキャロルもクリスマスソングの一部として解釈できるので、わからなかったらクリスマスソングと表現してしまうのも正解でしょう。

このように明確な線引きができないものは違いを自分で理解して判断できる状況になればいいのです。

クリスマスキャロルとクラシックの関係は?


クラシックの中にはクリスマスを意識して作られたものもたくさん存在します。

代表的なものはドイツ出身でイギリスに帰化したヘンデルのオラトリオ「メサイア」や、バロック音楽の中でも発展に最大の貢献を果たしたといわれているバッハの「クリスマス・オラトリオ」でしょう。

それ以外にもクラシックの有名な作曲家の方々がクリスマス向けに作曲したものやクリスマスキャロルの歌詞に曲を加えたものもあります。

関係性について言葉で表すのも難しいですが、クリスマスキャロル向けに作られた音楽もいろいろな種類がありますがその中でもクリスマスキャロルの広がりに大きく貢献したジャンルがクラシックとなるでしょう。

ただし、明確にクリスマス向けと明言していないけどのちの人たちがマッチしているということでクリスマスの曲として使うというケースもありますので、その時代のイメージにも影響されていると考える必要があります。

クリスマスキャロルの代表的な曲は?


クリスマスキャロルで非常に有名なのは「きよしこの夜」や「アベ・マリア」でしょうか。

クリスマスキャロルはあくまでも宗教歌じゃないといけないのでクリスマスキャロルに該当するかどうかの判定もちょっと大変なのです。

人によって判断が分かれているのが「ジングルベル」でしょう。

こちらは超有名なクリスマスソングに該当するのですが、クリスマスキャロルかどうかはちょっと微妙なのです。

というのも、このジングルベルは神様を賛美する内容になっていないのでクリスマスキャロルではないという意見もいくつかあります。

世界的に有名かつyoutubeなどの動画サイトでアレンジされたものが高頻度で取り上げられるのは「O Come, All Ye Faithful」や「The Twelve Days of Christmas」あたりでしょう。

日本では大々的な讃美歌が大ヒットするケースはほとんどありませんので、代表的なクリスマスキャロルは生まれにくいのではないでしょうか。

クリスマスソングはいっぱい誕生するのですが、宗教的にいろいろとごった煮になっている日本では難しいのかもしれません。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はクリスマスキャロルについて記載いたしました。

キャロルはもともと世俗的な音楽だったのですが、宗教改革から聖歌や讃美歌として取り入れられるようになり、踊りの部分が削除されていつしか歌のみとなってしまったのです。

その結果キャロルは讃美歌のみという意味になってしまいました。

なので、基本的にクリスマスキャロルは神様を賛美する内容じゃないと該当しないと考えてください。

この解釈はちょっと難しく日本語じゃなくて英語の歌詞だとキャロルかどうかの判断ができない可能性すらあります。

判断したい場合は日本語訳をチェックするしかないでしょう。



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