巳の日にお参りをすると金運アップするの?注意点は?

巳の日にお参りをすると金運アップのご利益があると言われています。

それはどうしてなのでしょうか?

巳の日は吉日ですが、あまり聞いたことがないという方も多いかも知れませんね。

吉日は全般的に運気の良い日になりますが、中でも巳の日は金運アップに効果があると言われています。

そこで今回は、巳の日のお参りについて調べてみました。

巳の日のお参りの注意点なども、併せてご紹介します。

目次

巳の日に神社にお参りをすると金運がアップするの?


巳の日に神社にお参りをすると金運がアップすると言われています。

それには主に2つの理由があります。

吉日である

巳の日は吉日です。

日の吉凶は一般的に六曜が知られており、大安が吉日であることは多く方が知っていますよね。

巳の日は六曜ではありませんが、昔から吉日とされてきました。

吉日は基本的にはどのようなことでも縁起が良い日、ということになるので、巳の日に神社にお参りに行くのはお勧めとなります。

巳には金運アップのご利益がある

巳の日の巳とはヘビのことです。

ヘビは財運の神様である弁天財の遣い(もしくは化身)と言われていることから、古くから金運アップの効果をもたらすものと言われていました。

そのため、巳の日に神社にお参りに行くと金運がアップすると言われています。

巳の日に神社にお参りをするときの注意点は?


巳の日に神社にお参りをするときの注意点をご紹介します。

先ほども触れた通り、ヘビは財運の神様である弁天財の遣い(もしくは化身)と言われていることから、この日にお金に関することをしたり、お願いをすると良いと言われています。

そのため、巳の日に神社にお参りに行って、金運アップに関することをお祈りするのはお勧めとなります。

しかし、弁財天は女性で、とても嫉妬深い神様だと言われているのをご存知ですか?

それゆえに、恋愛に関係することをお願いしても、嫉妬心を燃やして叶えてくれない可能性があります。

巳の日に神社にお参りに行く時は、恋愛運アップではなく、金運アップを願うのがよいでしょう。

なお、弁財天は元々は弁才天と書き、日本に伝わってきた当初は芸能の神様として知られていました。

金運以外にも、習い事や芸事の向上をお願いしてみるのもよいかも知れませんね。

巳の日のお参りにおすすめの時間帯は?


巳の日のお参りにおすすめの時間帯はあるのでしょうか?

巳の日の巳は十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)を日付に表したものになります。

現在では十二支は生まれ年を数える時や、年賀状を書く時くらいしか思い出しませんが、昔は年や日の他に、月や時間を示すものとしても使われていました。

そのため、巳の日のように巳の時刻が存在します。

巳の時刻は午前9~11時となっていますが、巳の時刻ちょうどになるのは午前10時です。

巳の日に神社にお参りに行く時は、巳の時刻にも気を付けてみると、よりご利益がアップするかも知れません。

なお、巳の月は旧暦の4月、新暦(現在)5月に当たります。

前回の巳の年は2013年だったので、次の巳の年は2025年になります。

つまり、2025年の5月の巳の日の午前10時のお参りは、「巳」尽くしとなり、とても縁起が良いと言えます。

巳の日と寅の日どっちのほうが金運が上がる?


巳の日と寅の日はどっちのほうが金運が上がるのでしょうか?

寅の日は巳の日と同じ、十二支を日で表しましたものになります。

寅は黄金色の毛並みが金運アップによいとされ、さらに「虎は千里を行って千里を戻る」ことから、この日に使ったお金はすぐに返ってくると言われています。

つまり、寅の日も巳の日と同様に金運のご利益がある日なのです。

巳の日と寅の日の金運の良さは、あまり変わらないと言われています。

そのため、神社に金運アップのお参りに行くなら、巳の日と寅の日のどちらを選んでもよいでしょう。

なお、巳の日には己巳の日という、巳の日よりも金運アップ効果のある日が存在します。

巳の日は十二支を日で表しますが、己巳の日は十干と十二支の組み合わせによるもので、己は五行説の土に当たり、土は金を生むとされることから、とても金運の良い日と言われています。

巳の日と寅の日は12日に一回の頻度で巡ってきますが、己巳の日は60日に一回しか来ません。

巳の日、寅の日、己巳の日の3つの日の金運の良さを比べるなら、『己巳の日>巳の日・寅の日』となります。

お参りに縁起のいい吉日はいつ?


お参りに縁起の良い吉日はいつなのか調べてみました。

巳の日以外にもお参りに縁起の良い吉日があれば知りたいですよね。

お参りに縁起の良い吉日をご紹介します。

大安

六曜という暦注(暦に掲載される吉凶占い)の中で、最も縁起の良い日になります。

日本で一般的に日の吉凶を占う時には六曜が用いられます。

そのため、六曜を詳しく知らなくても大安が縁起の良い日ということは知られており、お参りの日取りを始め、主に入籍や結婚式と言ったお祝い事では大安が選ばれます。

一粒万倍日

選日という暦注の一つで、一粒の籾(もみ)が万倍に実り稲穂になるという意味があります。

この日に始めたことは後に大きな収穫を得ると言われていることから、入籍や結婚式などのお祝い事の日取りを始め、お金に関する(宝くじの購入や銀行口座の開設など)こともお勧めです。

お参りについてもお願い事が叶いやすくなる、ご利益が大きくなると言われています。

天赦日

暦注下段という暦注の一つで、暦の上で最上の大吉日になります。

百神が天に昇り、万物の罪を赦すという意味があり、この日は何をしても神様が許してくれるので上手くいくと言われています。

そのため、お参りの日としても最適と言えるでしょう。

神吉日

暦注下段の一つで、言葉の通り神社に関することを行うのにとても良い吉日になります。

具体的にはお参りや祈祷、祭礼などです。

神吉日は一年に200日ほどある吉日なので、巳の日と重なっていることもあり得ます。

巳の日と神吉日が重なっている日は、縁起がさらに良くなるのでお参りの日取りにお勧めですよ。

お参りに縁起の悪い凶日はいつ?


お参りに縁起の悪い凶日はいつなのでしょうか。

そこまで縁起にこだわりがないという方でも、神社のお参りに凶日は避けたいもの。

そこでここでは、お参りに縁起の悪い凶日をご紹介します。

赤口

六曜の中の凶日の一つで、赤という字から血や火を連想させることから、刃物による怪我や事故、火事に注意をする日と言われています。

午前11~午後1時のみ吉に転じますが、その意味合いから不吉に感じる方が多く、神社へのお参りや祈祷の日取りは避けられています。

仏滅

六曜の中で最も縁起の悪い日になります。

仏も滅するほどの凶日という意味があり、葬儀以外は凶になります。

不成就日

選日の中の凶日で、言葉の通り何も成就しない日になります。

神社でお参りをしても願い事が神様に届かなかったり、叶えられない日ということになります。

受死日

暦注下段の一つで、暦の上の最悪の大凶日になります。

葬儀以外は大凶になるので、神社のお参りも控えた方がよいでしょう。

まとめ

巳の日の巳には弁財天の遣い(もしくは化身とされる)であるヘビという意味があることから、巳の日に神社にお参りをすると金運がアップすると言われています。

ただし、弁財天は女性で嫉妬深いと言われていることから、恋愛関係のお願い事をするのは避けた方がよいでしょう。

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