体を温める使い捨てカイロの貼る場所や位置の効果
使い捨てカイロですが、実は貼る場所によって得られる効果や効能にかなりの違いがあることをご存知でしょうか?
「カイロは確かに温かいけど・・だからってそれほど凄いものではないでしょ?」そんな風に思っている方は、カイロの真の力を知らずに過ごしていたかも知れません。
ただ温めるだけではもったいない、カイロの本当の実力をあなたも是非体感してみて下さい。
使い捨てカイロの貼る場所で変わる7つの効果と使い方
1.肩こり-首の少し下
肩こりの原因は様々ですが、ひどい肩こりも貼るカイロで温めることでよくなったという話を聞きます。
この場合、肩に直接貼るのではなく、背中側の首の少し下、肩甲骨の上の間あたりに貼るのがポイントのようです。
2.風邪-首の後ろ
風邪かな、なんだか体が怠いな、と感じたら首の後ろにある大堆というツボを温めるのがよいでしょう。
大堆を温めることによって喉や鼻の風邪症状が和らぎ、風邪が早く治ると言われています。
3.冷え性-肩甲骨
冷え症の方が特に冷たいと感じる手先や足先は、細い血管しか通っていないのでそこをいくら温めてもあまり冷え症に効果があるとは言えません。
それよりも肩甲骨の間にカイロを貼って温めてみて下さい。
肩甲骨の間には太い血管が通っているので、そこが温められる事によって全身の血行がよくなり冷え症が改善されます。
4.腰痛-腰
痛みを感じる部分に貼る事で、血流がよくなり老廃物の排出などが促進されて腰の痛みを軽減する事ができます。
5.ダイエット-痩せたい場所
ダイエットを行う上で基礎代謝という言葉をよく聞くと思います。
基礎代謝が高くなると必然的に体は痩せやすくなるのですが、これを簡単に行うのがカイロによるダイエット方法です。
痩せたい場所にカイロを貼る事でその部分の温度が上がり、脂肪が燃えやすくなるのですが、全身に作用するのは下腹部に貼る方法。
お腹には内蔵が集まっているので、脂肪燃焼や代謝アップの効果が期待できます。
6.腹痛や下痢-丹田
丹田はおへその下にあるツボです。
ここを温めると全身がポカポカとして血行がよくなり、下痢の症状も緩和されると言われています。
7.生理痛-仙骨
仙骨とは、脊髄の下からお尻に向かってある三角形の骨です。
生理痛になるとお腹を温めるとその症状が緩和される事がありますが、それは子宮が温まる事によって収縮が緩やかになるからと言われています。
その子宮をもっとも効率よく温めるには、実は脂肪の多いお腹側よりも脂肪が少なく温かさが伝わりやすい仙骨側だとされているのです。
カイロを貼ってはいけない場所は?
心臓付近をカイロで温めると、稀にめまいや吐き気などの症状を訴える人がいます。
心臓は元々体の中でも最も体温が高い部分であり、また心臓を温める意味はないので止めましょう。
まとめ
寒さをしのぐだけではなく、カイロは使い方によって様々な症状を緩和してくれます。
是非、上手に取り入れて不快な症状が少しでも改善して下さい。
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