母倉日に結婚式をすると縁起がよいのか、気になっている方が多いようです。
結婚式の日取りでは大安を選ぶことが多いですが、母倉日も縁起が良い日なら選んでもよさそうですよね。
そこで今回は、母倉日の結婚式について調べてみましたよ。
結婚式の日取りの決め方や注意点なども、併せてご紹介していきます。
母倉日の結婚は縁起がいい?
母倉日に結婚式をするのは縁起が良いです。
母倉日はあまり知られていませんが吉日の一つ。
一般的に縁起の良い吉日と言えば、大安が思い浮かびますよね。
六曜をよく知らない方でも大安は縁起が良く、結婚式の日取りに向いていることはご存知かと思います。
これに対して母倉日は今、初めて聞いた(知った)という方が多いかも知れません。
大安は六曜という暦注(暦に掲載される吉凶占い)の一つなのですが、母倉日は暦注下段という暦注の一つになります。
母倉日には「母が子を育てるように天が人を慈しむ日」という意味があり、しかも結婚式や入籍などの婚礼関係の行事を行うのは大吉の日になります。
このようなことから、母倉日に結婚式をするのはとても縁起が良いと言えるでしょう。
結婚式の日取りの決め方や注意点
結婚が決まっても、いざ、日取りを決めるとなると悩んでしまうカップルが多いようですね。
そこでここでは、結婚式の日取りの決め方や注意点を調べてみました。
時期を決める
結婚式をいつ行うのか、まずは時期を決めましょう。
日本ではジューンブライドと言って6月の結婚式がとても人気ですが、実際には6月は梅雨時なので参列者にとってはあまり好ましい時期とは言えませんよね・・。
また、年度末に当たる3月は忙しい会社が多く、結婚式を行っても会社勤めの方は出席しにくいかも知れません。
結婚式を行う時期はこのような事情を踏まえた上で、決めるのが良いでしょう。
なお、真夏や真冬と言った気温が極端に高い時期、低い時期も避けた方がよいかも知れません。
土日か平日かを決める
会社によっては土日が仕事で平日が休みのところもあり、平日の方が結婚式に出席しやすい場合もありますよね。
一方で土日が休みの会社に勤めている人が多いなら、土日に結婚式を行った方が都合がよいでしょう。
なお、平日でも金曜は翌日の土曜が休みになるので、結婚式の日取りとして人気があります。
吉日を選ぶ
縁起が気になる場合は、結婚式の日取りは吉日を選ぶのがよいでしょう。
結婚式の日取りを決めるのは基本的には結婚をする当事者になりますが、2人が縁起を気にしなくても身内や親戚の中には「結婚式は縁起の良い日に行うもの」と考えている方がいるかも知れません。
あまり深く考えずに吉日以外を選んでしまうと、後々トラブルになることもあるので、慎重に決めるようにして下さい。
記念日や語呂合わせで選ぶ
どちらかの誕生日や、2人が交際を始めた日など、忘れられない記念日に結婚式を挙げるカップルは少なくありません。
また、11月22日のいい夫婦の日のような、数字の語呂合わせで日取りを決めるカップルもいますよ。
母倉日と凶日が重なっていた場合は結婚式はどうしたほうがいいの?
母倉日と凶日が重なっていた場合、結婚式はどうしたらよいのでしょうか。
先ほども触れましたが、一般的に縁起の良い日と言えば大安を思い浮かべる方が多く、母倉日はあまり知られていません。
そのため、母倉日と凶日が重なってしまうと、凶日のイメージの方が強くなってしまい、結婚式の日取りとしてふさわしくないと捉える方が多いかも知れません。
母倉日と凶日が重なると、凶日の影響を受けて母倉日の縁起の良さが半減してしまうと言われています。
母倉日のみの日よりも、縁起が悪くなってしまうというわけですね。
しかし、完全に凶日に転じてしまうことはないので、母倉日と凶日が重なっても縁起の良さが残りますが、最初にお伝えした通り、母倉日の吉日のイメージがそこまで知られていないので、別の日に替えた方がよいのでは?と考える人の方が多いかも知れませんね。
結婚式に縁起のいい吉日は?
母倉日以外の吉日に結婚式を挙げたい場合は、参考になさってみて下さいね。
大安
六曜の中で最も縁起の良い日になります。
一般的に吉日と言えば大安なので、大安の日の結婚式は早くから予約が埋まってしまいます。
絶対に大安に結婚式を挙げたいという方は、かなり早めに予約をしておくのがよいでしょう。
一粒万倍日
選日という暦注の中の吉日になります。
一粒の籾(もみ)が万倍に実り稲穂になるという意味があり、この日に始めたことは後に大きな収穫を得ると言われています。
結婚式や入籍の日取りにふさわしい吉日で、縁起の良さは大安に匹敵すると言われています。
天赦日
母倉日と同じ暦注下段の一つで、暦の上で最上の大吉日になります。
百神が天に昇り万物の罪を赦すという意味があり、この日は何をしても許される=何でも成功すると言われています。
天赦日以上の吉日はないので、とにかく縁起の良さにこだわって結婚式を挙げたいという方に、天赦日はとてもお勧めになります。
結婚式を避けた方がいい凶日は?
仏滅
六曜の中で最も縁起の悪い日になります。
仏も滅するほどの凶日という意味があり、葬儀以外は終日凶となる運気の日です。
大安と同様に日本では一番知られている凶日と言えるので、仏滅に結婚式をするとなると反対されることが多いかも知れません。
不成就日
選日の中の凶日で、言葉の通り何も成就しない日、成功しない日という意味があります。
不成就日に結婚式を挙げると、結婚式が成功しないとなることから、日取りにはふさわしくないと言えるでしょう。
受死日
暦注下段の一つで、暦の上の最悪の大凶日になります。
葬儀以外は大凶の運気であることや、「死」という字が入っていることから、結婚式にはふさわしくない日です。
そもそも結婚式に縁起を気にした方がいいの?
そもそも結婚式に縁起を気にした方がいいのか、悩むところですよね。
今回ご紹介した母倉日を始め、暦注の全ての吉凶に科学的根拠はありません。
そのため、吉日に結婚式を挙げたからと言って必ず幸せになるわけでないですし、反対に凶日に結婚式を挙げても上手くいっている夫婦はたくさんいます。
日本では昔から冠婚葬祭などの重要な行事の日取りを決める時には、暦注を元にして日の吉凶を占い、お祝い事には吉日を選んできました。
その風習は今も受け継がれている一方で、若い世代は縁起の良し悪しにそれほど関心があるわけではなく、結婚式に縁起を気にしないカップルも増えています。
しかし、結婚式には身内や親戚などからたくさんの年配の方が参列しますよね。
年配の方の中には今も、「結婚式は吉日(大安)に行うもの」という意識が強い方もおり、大安以外の結婚式には参列したがらない場合もあります。
このようなことから、縁起の良し悪しが結婚式の成功や失敗を決めるわけではないですし、結婚生活を左右することはないものの、みんなに祝福されて結婚式を挙げたい場合は、吉日を選んだ方がよいでしょう。
まとめ
母倉日は吉日なので結婚式をするのは縁起が良いと言えます。
ただし、母倉日はあまり有名な吉日とは言えないので、母倉日に結婚式をするとしても「大安の方がよい」と言われてしまうかも知れません。
しかし、母倉日の意味は結婚式にとても向いています。
母倉日に結婚式を挙げたい場合は、意味を伝えてその理解をしてもらうことから始めてみましょう。
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