2024年の引っ越しに最適な縁起の良い日!
引っ越しは一生涯でそんなに頻繁に行われるものではありませんし、それなりの労力と費用がかかる大事でもあります。
今回はこの引っ越しという慶事においてオススメとされている吉日を紹介しつつ、2024年だと具体的にいつが良いのかを見ていきましょう。
いろいろとオススメの吉日がありますが、中にはマイナーなので知らないと思われる吉日もあるので名前だけでも覚えてもらいたいです。
2024年度版引っ越しに良い日!引っ越し吉日カレンダー
それでは具体的に2024年でオススメの引っ越し推奨日を見ていきましょう。
月 | 2024年の引っ越しに縁起の良い日取り |
---|---|
1月 | 1日、6日、13日、16日、22日、25日、28日 |
2月 | 3日、7日、9日、12日、14日、19日、20日、24日、26日 |
3月 | 2日、9日、10日、13日、15日、19日、22日、25日、27日、31日 |
4月 | 3日、6日、9日、11日、17日、18日、21日、23日、29日、30日 |
5月 | 3日、5日、9日、15日、16日、21日、27日、30日 |
6月 | 2日、6日、10日、11日、12日、18日、22日、23日、24日、30日 |
7月 | 4日、5日、8日、11日、17日、20日、23日、29日 |
8月 | 1日、8日、11日、12日、14日、16日、20日、23日、26日、28日 |
9月 | 4日、6日、12日、17日、18日、24日、29日、30日 |
10月 | 5日、6日、9日、11日、12日、17日、21日、23日、24日、29日 |
11月 | 2日、5日、8日、14日、17日、18日、20日、26日、29日、30日 |
12月 | 7日、13日、14日、19日、25日、26日 |
この表は、2024年において、各月における引っ越しに適した日取りをまとめたものです。
これらの日は、縁起が良いとされる日で、新しい住まいへの移動や生活の新たなスタートに適しています。
引っ越しにおすすめの縁起の良い日はいつ?
引っ越しにオススメの良い日はいろいろとありますが、ここではその中からある程度抜粋して紹介します。
暦注や選日といろいろ紹介しますが、これ以外にも大量にありますので掘り下げようとすると沼にはまってしまう恐れがありますので、ここで紹介しているだけでも十分な情報になるでしょう。
大安
大安は日本でもとにかく有名な六曜の吉日で、ほとんど淘汰されてしまった暦注下段や選日の中でも通用する吉日となっています。
意味は『万事に良し』であり、基本的に何をするにしてもプラスに働く日という扱いになります。
こういったいわれが今でも残り続けているので、結婚式などの吉日は大安に行われることが多いのです。
引っ越しも基本的な新しい旅立ちを意味する行動であり慶事となっているので、とりあえず引っ越し日と慶事を意識したい方は大安からスタートしましょう。
また、六曜は先勝⇒友引⇒先負⇒仏滅⇒大安⇒赤口というサイクルで動いており6日で1日発動する頻度というのも注目ポイントです。
ただし、旧暦に1日に該当する日に決まった六曜からスタートするので注意してください。
ちなみに、この六曜の由来は諸説あり一番聞く説が春秋戦国時代にあったとされる六壬時課または小六壬が日本に伝わってそこに日本独自の陰陽師などの文化がくっついて誕生したとか、三国志の英雄の一人である諸葛孔明が作ってそれが日本に伝わったという説もあります。
友引
友引は六曜の中で大安に次ぐ吉日であり、意味は『何事も勝負がつかないという日で、朝晩は吉で昼は凶』となります。
由来はいろいろとありますが、元々の意味である『何事も勝負がつかない日』から『友引』ではなく『共引』と記載していたという説が有力です。
陰陽道に『友引日』という言葉があり、そちらと融合することで変化したとされています。
友引の性質としてはお葬式のような凶事は、友を引くという意味から生きている人があの世に引っ張られるとか成仏できなくなるという俗説があり、NGとされているのも特徴です。
これも、陰陽道であった『友引日』の考え方から来ているといわれているのです。
こういった六曜ですが、昼以外は吉となるため引っ越しにも最適と言われています。
先勝
先勝も六曜の一つで、大安と友引の次、つまり3番目に吉とされている日になります。
『先んずれば勝つ』という意味があり、急ぎ事や勝負事と相性が良いとされているのです。
こういった性質から、午前中に終わらせられるのなら結婚式にも最適で引っ越しにも最適と考えられています。
天赦日
天赦日は六曜などの暦注や選日の中でもトップクラスの吉日であり、『八百万の神が天に昇り万物の罪を許す最上の吉日』という意味があります。
特に新しい事を始めるとうまくいく日という扱いもされているので、引っ越しのような新しい人生を始めたいという人にとってもありがたい吉日といえるでしょう。
大安よりも強い吉日と言われていますが、知名度的には大安に劣るので気にしていない人も多いと思います。
とりあえず吉日を意識しているという方は、天赦日をチェックしてもらいたいところです。
また、天赦日は暦注下段の七箇の善日の一つであり、天赦日以外の吉日がほかに6つもあるので気になる方はチェックしてください。
天赦日の発生条件は以下の通りです。
・立春から立夏前日までの戊寅日
・立夏から立秋前日までの甲午日
・立秋から立冬前日までの戊申日
・立冬から立春前日までの甲子日
このように十干十二支の特定の日だけが対象であり、十干十二支は60日サイクルで回っているので、発生頻度は60日で1回しかないということがわかります。
一粒万倍日
一粒万倍日は六曜・七曜・十二直(中段)・二十八宿・九星・暦注下段以外のその日の吉兆を表す選日(せんじつ)の一つであり、組み合わせによって運気が上がると言われている選日です。
その意味は『一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる』であり、この一粒万倍日にしたことが倍以上になって戻ってくるという意味でもあります。
悪いことをしたらより大きな悪い結果で帰ってくるという怖い日ですが、引っ越しのような慶事ならば大きくプラスになって帰ってくることでしょう。
ほかの吉日とセットにするとそちらの吉日効果も高まる日でもありますので、組み合わせると最強の吉日が誕生します。
ただし、凶日と混じるとその効果もアップしてしまうので凶日とセットになった日はより警戒が必要になってしまうでしょう。
一粒万倍日になる条件は以下の通りです。
子月の子日と亥日・丑月の子日と卯日
寅月の丑日と午日・卯月の寅日と酉日
辰月の子日と卯日・巳月の卯日と辰日
午月の巳日と午日・未月の午日と酉日
申月の子日と未日・酉月の卯日と申日
戌月の午日と酉日・亥月の酉日と戌日
だいたい6日に1回はあるので1年に60回程度は一粒万倍日に遭遇できます。
大明日
こちらは天赦日と同じく七箇の善日の一つで、『天地が開通し太陽の日によって隅々まで照らされる日』と意味があります。
照らされた世の中は隅々まで見渡せることが可能となっているため、移動を伴う事柄は特に吉となる日になっているのです。
つまり、引っ越しには最適な吉日といえるでしょう。
発生条件は十干十二支における以下の通りです。
己巳日・庚午日・辛未日
壬申日・癸酉日・丁丑日
己卯日・壬午日・甲申日
丁亥日・壬辰日・乙未日
壬寅日・甲辰日・乙巳日
丙午日・丁未日・己酉日
庚戌日・辛亥日・丙辰日
戊午日・己未日・庚申日
辛酉日
60日中25日と多いので遭遇することが多い吉日といえるでしょう。
寅の日
こちらは十二支のトラのことで、トラは古代中国からその毛並みから金運の象徴です。
いろいろと出費がかさむ日でもあり、金銭的にもいろいろと大変な引っ越しは寅の日がオススメという声もあります。
引っ越しに良くない日はいつ?
最後に、引っ越しに良くない日はどういった暦注下段や選日なのかを解説します。
不成就日
とりあえず、避けた方が良い凶日筆頭です。
こちらの凶日は『何事も成就しない悪日』であり、あらゆる行動にマイナスの負荷がかかっています。
あらゆる慶事に推奨できない日なので、引っ越しもできるだけ避けた方が良いとされており、さらに吉日と重なるとその吉日をすべて打ち消すともいわれているので、仏滅よりも避けるべしという指摘もあるのです。
こちらの発生条件は以下の通りです。
子月(陰暦11月)・午月(陰暦5月):5日・13日・21日・29日
丑月(陰暦12月)・未月(陰暦6月):6日・14日・22日・30日
寅月(陰暦1月)・申月(陰暦7月):3日・11日・19日・27日
卯月(陰暦2月)・酉月(陰暦8月):2日・10日・18日・26日
辰月(陰暦3月)・戌月(陰暦9月):1日・9日・17日・25日
巳月(陰暦4月)・亥月(陰暦10月):4日・12日・20日・28日
毎月4回は発生する凶日であり、1年間で48回は遭遇します。
土用
これはなかなかに難しい五行由来する暦の雑節です。
雑節はお彼岸や節分といった特別な暦日の一種であり、土の気が盛んになる期間です。
五行は春に木気・夏に火気・秋に金気・冬に水気を割り当てているのですが、土を割り当てるスペースがありません。
そのスペースは季節の変わり目に割り当てられており、1年を五行の5等分した結果誕生した考え方なのです。
基本的に1年に4回訪れ季節ごとに約18日間もうけられています。
その期間は土を司る神様『土公神』がいるので、土いじりに関わることは全部NGとされさらに吉凶関係なくあらゆる方角が凶という扱いなので引っ越しも旅行もしない方が良いとされているのです。
さらに考えることが難しくなるのが、そういった効果から解放される『間日』が設定されていることで、その日は制限がなくなります。
2024年の土用期間と間日は以下の通りです。
冬土用:1月17日~2月3日、間日は1/20・1/21・1/23・2/1・2/2
春土用:4月17日~5月5日、間日は4/17・4/18・4/21・4/29・4/30・5/3
夏土用:7月20日~8月7日、間日は7/20・7/21・7/25・8/1・8/2・8/6
秋土用:10月21日~11月7日、間日は10/28・10/30・11/1
三隣亡
こちらは『三軒先まで滅ぼす』という意味を持つ凶日で、建築にまつわる行いは絶対にNGとするべき日とされています。
昔は凶日ではなかったのですが、いつの間にか『屋立てよし』という意味が『屋立てあし』になってしまった悲しい日でもあります。
こちらは引っ越し作業もNGとされている凶日なので注意しましょう。
三隣亡の発生条件は以下の通りです。
子月の寅日・丑月の午日・寅月の亥日
卯月の寅日・辰月の午日・巳月の亥日
午月の寅日・未月の午日・申月の亥日
酉月の寅日・戌月の午日・亥月の亥日
仏滅
六曜における最も凶とされている日で『万事に凶とされる悪日であり、祭事や祝い事には向かない日』になります。
もちろん、引っ越しにも向いていません。
赤口
こちらは六曜の中で2番目に凶とされる日で、陰陽道の『赤舌神』という鬼神が支配する日でもあります。
こちらもカレンダーに書いてあることが多いので見慣れているでしょう。
受死日
こちらは暦注下段の一つで、暦注下段の中でも最も凶と言われる凶日になります。
別名が黒日であり、カレンダーには『●』で表記されているのです。
病気見舞い・服薬・針灸・旅行が大凶となる日で引っ越しも避けるべきと言われています。
発生条件は以下の通りです。
子月の卯日・丑月の酉日・寅月の戌日
卯月の辰日・辰月の亥日・巳月の巳日
午月の子日・未月の午日・申月の丑日
酉月の未日・戌月の寅日・亥月の申日
十死日
こちらは受死日の次に凶日とされている暦注下段で、引っ越しも避けた方が良いでしょう。
発生条件は以下の通りになります。
子月の巳日・丑月の丑日・寅月の酉日
卯月の巳日・辰月の丑日・巳月の酉日
午月の巳日・未月の丑日・申月の酉日
酉月の巳日・戌月の丑日・亥月の酉日
こちらも受死日と同じく発生頻度は12日に1回です。
引っ越しに良い日のまとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は引っ越しにまつわる吉日や凶日を紹介しまいした。
その中からできるだけオススメの日をいろいろと調べてまとめてきましたので、参考にしてもらいたいです。
吉日も凶日も大量にあるので、全部をチェックするのはものすごく時間がかかります。
なので、ある程度は数を絞って調べておくことを強く推奨します。
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