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大明日の引っ越しは縁起がいい?日取りの決め方は?

大安の引っ越しは縁起がよいと言われますが、それでは大明日の引っ越しは縁起がよいのでしょうか?

一般的に縁起が良い日と言えば大安を思い浮かべる方が多いので、大安の引っ越しは予約を取るのが大変だと言われています。

大明日の引っ越しも縁起がよいのであれば、引っ越しの日取りがもっと決めやすくなるかも知れません。

そこで今回は、大明日の引っ越しの縁起について調べてみました。

大明日の引っ越しは縁起がいい?


大明日は暦注下段という暦注の一つで、『天地の道が開けて、世の隅々が太陽の光で照らされる日』という意味がある吉日です。

そのため、大明日の引っ越しは縁起が良いと言えるでしょう。

暦注とは暦に掲載される吉凶占いのことで、日本では六曜がとても有名です。

六曜をよく知らないという方でも、大安が縁起の良い日ということは知っているのではないでしょうか?

入籍や結婚式、お宮参りなどのお祝い事を始め、引っ越しや納車、契約など、あらゆる行事の日取りを決める時に、験を担いで大安を選ぶ人が多いですよね。

大明日は大安に比べると知名度の低い吉日ですが、実は吉日は元々、大明日と天赦日の2つしかなかったそうです。

大明日の吉日としての歴史は大安よりもずっと長く、庶民から根強く支持されてきた吉日と言えるのです。

引っ越しの日取りの決め方は?


賃貸物件に住んでいる場合、退去日が退去すると管理会社に告知してから一ヵ月以上先であれば自由に決められるのか、契約によってあらかじめ月末と決まっているのか、確認して下さい。

退去が月末と決まっているのであれば、月の途中で引っ越しをしてもその月の家賃は支払うことになるので、入居日(引っ越し日)も月末の退去日に合わせた方が、二重で家賃が発生する期間を少しでも少なくすることができます。

もし、自由に退去日が決められて、月の家賃は日割りで計算してもらえるのであれば、あまり気にしなくてもよいかも知れません。

このようなことから、引っ越しの日取りを決める時は、まずは退去日を決めてから入居日を決め、入居日に合わせて引っ越しの日取りを決めるとスムーズです。

その上で、引っ越しの日取りの決め方の一つとして、吉日を選ぶ方法があります。

引っ越しは入籍や結婚式などのお祝い事とは違いますが、心機一転、人生の節目となる出来事と重なっていることも多いので、縁起の良い日に行いたいと思う方が多いと言われています。

特に知名度の高い大安は、引っ越しをする一ヵ月くらい前では予約が取れないことも珍しくありません。

そのため、絶対に大安に引っ越しをしたいという場合は、少なくとも引っ越しすることが決まった時点で予約を取らないと、希望通りに引っ越しができない可能性があります。

大明日以外に引っ越しに縁起のいい吉日は?


大明日は年間に150日もある吉日のため、大明日に引っ越しをすることはそれほど難しい話ではありません。

しかし、せっかく験を担いで引っ越しをするなら、大明日の他にも吉日が重なる日(※)に引っ越しをしたいと思う方もいるのではないでしょうか。

そこでここでは、大明日以外に引っ越しに縁起の良い吉日をご紹介します。

大安

六曜の中で最も縁起が良い日です。

六曜は日本では一般的な暦注で、特に冠婚葬祭などの重要な日取りを決める時は今でも六曜を元に、日の吉凶を占う方が多いと言われています。

引っ越しの日取りとしても人気で、引っ越しのピークシーズンと言われる3~4月になると、大安の引っ越しは予約が取れないこともあります。

大安は一ヵ月に5~6日ほどしかないので、都合を合わせるのはやや難しいと言えます。

一粒万倍日

選日という暦注の一つで、「一粒の籾(もみ)が万倍に実り、稲穂になる」という意味があります。

この日に始めたことは後に大きな収穫を得ると言われていることから、新しい生活となる引っ越しの日取りにもよいと言われています。

一粒万倍日も一ヵ月に5~6日しかないので、都合を合わせるのはやや難しいと言えるでしょう。

天赦日

暦注下段の一つで、「百神が天に昇り、万物の罪を赦す」という意味があります。

何をしても神様が許してくれる日=何をしても成功する日とされ、暦の上で最上の大吉日となります。

とにかく縁起が良い日に引っ越しをしたいという方は、天赦日が一番のお勧めとなりますが、一年に5~6日しかない貴重な日のため、実際に日取りとして選ぶのは難しいと言えるでしょう。

なお、他の吉日は重なった凶日の影響を受けて縁起の良さが半減すると言われていますが、天赦日に限ってはどの凶日の影響も受けません。

吉日と重なった場合は、天赦日のみよりもさらに縁起が良くなると言われています。

(※)暦注は種類によって日の吉凶の決め方が違うため、他の暦注の吉日や凶日と重なることがあります。

大明日と他の吉日が重なると、縁起の良さがさらにアップすると言われています。

引っ越しをしない方がいい縁起の悪い凶日は?

赤口

六曜の中の凶日の一つです。

午前11~午後1時のみ吉に転じますが、赤という字から血や火を連想させ、刃物による怪我や事故、火事などに注意をする日とされていることから、引っ越しは大凶と言われています。

仏滅

六曜の中で最も縁起が悪い日になります。

仏も滅するほどの凶日という意味があり、引っ越しも避けた方がよいでしょう。

しかし最近は、仏滅が元々物滅と書いていたことから、「一旦物が滅びて0になり、新しく始まる日」という解釈がされていて、引っ越しの日取りとしてはむしろよいと捉える方も増えているようです。

不成就日

選日の一つで、何も成就しない、成功しない日という意味があります。

引っ越しは避けた方がよいでしょう。

引っ越しの料金が安い日や時期は?


日の吉凶は気にならず、とにかく少しでも安く引っ越しをしたいと思う方もいますよね。

そこでここでは、引っ越しの料金が安い日や時期をご紹介します。

赤口や仏滅

引っ越しの日取りで人気なのは、大安や友引、先勝といった吉日です。

特に大安は数ヵ月前でも予約が取れないこともあるくらい人気で、引っ越し料金を割高に設定している業者がほとんどです。

一方で凶日の赤口や仏滅は、験を担ぐ人は選ばない日取りなのでおのずと人気は少なく、それゆえに料金の割引サービスを設定している業者が多いと言われています。

週の中日

引っ越しは休みの人が多い土日に予約が集中しやすことから、週の中日にあたる火曜、水曜、木曜は料金を安めに設定している業者が多いと言われています。

11月~12月半ば

この時期は転勤に伴う引っ越しや、大学の秋入学に伴う引っ越しが落ち着いていることもあり、一年の中で最も引っ越し料金が安いと言われています。

ただし、12月下旬になると年始を新居で過ごしたいと思う方が多くなり、引っ越し件数が増えるので料金は上がります。

以上のことから、安く引っ越しをするなら11月~12月半ばの火曜、水曜、木曜で、赤口か仏滅の日を狙うのがよいでしょう。

まとめ

大明日はあまり知られていない吉日ですが、その歴史は長く、暦注下段の吉日の中でも特に縁起の良い日となっています。

そのため、大明日の引っ越しは縁起が良いと言えます。

ただし、大明日に仏滅や不成就日などの凶日が重なると、縁起の良さが半減してしまうので、験を担いで引っ越しをしたい場合は凶日が重ならない日を選ぶようにしましょう。

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