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破魔矢の正しい飾り方や方角は?飾る場所はどうしたらいい?

破魔矢はいつまで飾るの?飾る意味や効果を教えて!

初詣で購入する機会が多い破魔矢ですが、縁起物ということは知っていても、飾る意味や効果は詳しくわからないという方も多いのではないでしょうか。

また、購入して持ち帰った破魔矢をどのようにして飾ったらよいのかわからず、とりあえず目の付くところに置いているという方も多いようですが、せっかくなら少しでも効果がある飾り方や方角などを知りたいですよね。

そこで今回は、破魔矢の正しい飾り方について調べてみました。

破魔矢を飾る期間や、処分の方法なども合わせてご紹介します。



破魔矢の正しい飾り方は?


破魔矢は本来、破魔弓とセットになって初めてその効果を発揮すると言われているため、飾る時は破魔弓と一緒に購入するのが正しい飾り方と言えます。

しかし、正月に神社やお寺に行っても破魔矢しか売っていません。

その理由については後述していますが、破魔矢のみの場合は、飾る時に破魔矢を直置きすることになるため、これはあまりよい飾り方とは言えません。

初詣にて破魔矢を購入した時は、破魔矢を直接置かずに済む破魔矢立てを利用するのが良いでしょう。

破魔矢立てはホームセンターや通販などで購入することができるので、初詣で破魔矢を購入する予定のある方は事前に破魔矢立てを購入しておくことをお勧めします。

また、破魔矢は矢が下、もしくは横を向いているのが正しい向きとなります。

矢が上(天)を向いていると神様に向かって放つことになってしまうので、矢が上を向かないように注意して下さい。

なお、破魔矢の先が尖っていないのは、あくまでも邪気や邪念と言った目に見えないものを祓うためであり、人や物などが対象ではないからです。

正しい方角は?


初詣で購入した破魔矢を飾る場合、方角は特に気にしなくて良いという説もありますが、破魔矢は矢の先を凶となる方へ向けると良いと言われているため、その年の凶の方角を向くように飾るのがよいでしょう。

これは、破魔矢を凶の方角に向けることによって、邪気や邪念、邪心などを祓ってくれると言われているからです。

破魔矢は購入して飾るだけではその効果を得ることができないので、しっかりとその年の凶の方角へ向けるようにしましょう。

2020年以降の凶の方角は次のようになっているので、破魔矢を飾る際の参考になさって下さい。

2020年(子年)南 (180度)

2021年(丑年) 南南西 (210度)

2022年(寅年) 西南西 (240度)

2023年(卯年) 西 (270度)

2024年(辰年) 西北西 (300度)

2025年(巳年) 北北西 (330度)

2026年(午年) 北 (0度)

2027年(未年) 北北東微(30度)

2028年(申年) 東北東(60度)

2029年(酉年) 東 (90度)

2030年(戌年) 東南東 (120度)

なお、新築の家を建てる際の上棟式で破魔矢を飾る時は、鬼門(北東)と裏鬼門(南西)に矢を向けます。

この場合は、棟上げまで順調に進んだことへの感謝と、完成までの工事の無事を願う意味合いが込められているため、その年の凶の方角を気にする必要はありません。

飾る場所はどうしたらいい?


破魔矢を飾るのは神棚が良いでしょう。

破魔矢は神具のため、適当な場所に置いたりせず、神棚にお祀りする必要があります。

しかし、最近の家には神棚がないと言うことも珍しくありません。

神棚がない場合は、床の間に飾るのと良いでしょう。

床の間はその家の中で上座にあたるため、神具を飾るにはふさわしい場所だからです。

しかしこれも、床の間がない家も増えていますよね。

その場合は、家族が集まるリビングや、邪気の侵入を防ぐという意味で玄関に飾るのが良いとされています。



神様を見下ろさないようにという意味で、大人の背丈よりも高い場所に置き、前もって綺麗に掃除しておきましょう。

なお、破魔矢は正月の縁起物というイメージがありますが、そもそもは男の子が生まれた家の初節句に贈る品物であったり、上記でも触れた通り上棟式に立てる風習があります。

この他に家内安全や商売繁盛を祈願して飾る場合もありますが、飾り方については初詣で購入する破魔矢と変わりません。

いつまで飾るの?


初詣で購入した破魔矢は、その年一年のお守りになります。

そのため、飾るのは翌年のお正月までと言うことになります。

なお、男の子の初正月(後に詳しく記述)で贈られた(購入した)破魔矢の場合は、基本的には松の内に飾り、後は片付けて翌年になったらまた12月13日の事始め以降に飾るとよいでしょう。

節句の時も同様で、初詣の破魔矢とは違い、購入の年のみの限定的な飾り方はしません。

なお、初正月や初節句で購入した破魔矢も年中飾っていても支障はありません。

節句の際には五月人形の脇飾りとして飾ると、より一層お祝いムードが高まります。

破魔矢を飾る意味や効果は?


破魔矢は書いて字の如く、魔物を破る矢という意味があります。

そのため、厄除け、魔除けのお守りとして初詣に神社やお寺で購入する方が多いと思いますが、事の始まりは男の子の初正月に贈る縁起物でした。

初正月とは、男の子が生まれて始めて迎える正月のことを言います。

日本では昔から、この初正月に男の子には破魔矢を、女の子には羽子板を贈り、成長や幸せを願う風習がありました。その由来となったのが、正月の神事として行われていた破魔打です。

破魔打は元は年占(その年の農作物や漁業の豊作を占うもの)と呼ばれる正月遊戯で、二組が対抗して弓射を競い、勝った方がその年は豊作となるとしたものです。

その際使われていた矢を破魔矢、弓を破魔弓、的を破魔と呼んでいました。

それがやがて、正月に男の子の成長を願って弓や矢を贈る風習へと変わり、さらに初詣の際の縁起物として、神社やお寺で破魔矢を購入するようになったと言われています。

破魔矢の処分の方法は?


初詣で破魔矢を購入した場合は、一年後に購入した神社やお寺に返納します。

神社やお寺には破魔矢やお守りを収める「奉納所」や「古札所」があるので、そちらに納めればOKです。

なお、基本的には破魔矢は購入した神社、お寺に返納するのが礼儀となっていますが、諸事情で難しい場合は他の神社やお寺に返納してもよいでしょう。

ただし、神社で購入した破魔矢をお寺に(その逆も同様に)返納するのは避けて下さい。

神社は神社に、お寺はお寺に、がルールとなっています。

また、奉納所や古札所がない場合は、社務所や寺務所で引き取ってもらえます。

破魔矢の返納を無料で受け付けているところもありますが、神社やお寺によってはお焚き上げ料や焼納料を納めるところもあります。

金額については神社やお寺によって異なるため、事前に確認しておくことが必要です。

自分の思う金額で良いところもあれば、破魔矢の値段と同程度、もしくは返納初穂料が明記されているところもあります。

まとめ

破魔矢は初詣の際に神社やお寺で購入するものと、男の子の赤ちゃんの初正月や初節句のお祝いとして贈られるもの、新築の家の上棟式の時に飾るものがあります。

初詣で購入した破魔矢は、翌年に神社やお寺に返納してお焚き上げ、もしくは燃納してもらいます。

破魔矢は魔除けとして飾られる縁起物のため、飾るのは神棚が基本となります。

神棚がない場合は、リビングや玄関などでもよいですが、大人が見上げるような高い位置に飾るようにしましょう。

また、破魔矢の矢はその年の凶の方角に向けることで、魔除け、厄除けの意味があるため、購入した年の凶の方角を確認し、矢が下、もしくは真横を向くようにして飾って下さい。



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