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立冬とは?2020はいつ?旬な食べ物や風習はコレ!

立冬の意味や2020年の時期や行事やイベントや季語について!

立冬は「りっとう」と読み、冬を表す言葉となっています。

冬が立つ、という字から何となく意味が推察できそうですが、実際に立冬とはどのような意味があるのでしょうか。

また、同じ季節を表す言葉として立春や立秋がありますが、この2つに比べて立冬は、ややマイナーなイメージがありませんか?

では、なぜ立冬は立春や立秋ほどの認知度がないのでしょうか。

と言うわけで、今回は立冬について調べてみました。

立冬の意味や時期について、これまで余り知られてなかった立冬を詳しく解説したいと思います。

また立冬の頃の風習を始めとして、立冬の時期の食べ物や行事、花などもご紹介します。



立冬とは?

立冬は二十四節気の19番目の節気です。

二十四節気を簡単に説明すると、1年を24に分け、それぞれに季節の節目となる言葉をあてはめたものです。

これを節気というのですが、節気は約15日となっており、半月ごとに季節の変化を表していることから特に農業に携わる方の目安として重宝されてきました。

とは言え、二十四節気は元は中国の黄河地方で発案されたものなので、気候が日本と異なることから、節気と実際の季節感に違いを感じることもあるようです。

立冬の場合にも、二十四節気では冬の訪れを感じる日となっていますが、11月7日頃はまだ紅葉が始まっていない場合もあるので、冬を実感するに至らないことが多くなっています。

また、暦上では立冬から立春の前日までを冬としています。

立冬の意味や由来について

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立つ、という字には新しい季節が始まるという意味があることから、立冬は冬が始まる日とされています。

しかしながら、立冬は立春や立秋ほど詩歌の題材として使われなかったことから、この2つに比べていまいち知名度が低いと言われています。

しかし、立冬を含めた立春立夏立秋は四立(しりゅう)と言われ、季節の大きな節目とされています。

また、この時期に上司や知人に手紙を出す時、書き出しに「立冬の候」を覚えておけば、季節の挨拶として使えますから、この機会を切っ掛けにして是非「立冬」を覚えておきましょう。

2020年の立冬はいつ?


2021年の立冬は、11月7日です。

2021年の場合は、立冬の次の小雪が11月22日となっているので、2021年の立冬は、11月7日から(11月22日の小雪の前日となる)11月21日までという言い方もできます。

現代の感覚で言うと11月上旬はまだ「秋」の感覚の方が近いと思いますが、昔は1~3月を春、4~6月を夏、7~9月を秋、10~12月を冬としており、今とはかなり季節感のズレを感じますよね。

冬が立ち上がると書く通り、立冬は冬の始まりを言いますが、実際には冬ではなく秋の到来を感じる時期であり、紅葉がちょうど始まるシーズンであるため、立冬の意味と世間との間には大きなズレを感じることも多いようです。

参照記事:令和2年(2020)暦要項 二十四節気および雑節 – 国立天文台暦計算室
URL:https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2020/rekiyou202.html

立冬の風習について


西日本の風習になりますが、11月の第一亥の日(亥の子の日)に、多産のイノシシにあやかって亥の子餅(※)を田の神にお供えし、その後食べると無病息災や子孫繁栄の願いが叶うという言い伝えがあります。

また、その日にこたつなどの暖房器具を用意すると火事にならないとも言われています。

さらにお寺や神社では、鎮火祭が行われる地域もあります。

少しずつ気温が下がり、火を使う機会が多くなるために開かれるもので、果物や赤飯をお供えして火の用心を願います。

(※)亥の子餅は地方によって色や形が様々あり、これと言った決まりがありませんが、元々は大豆、小豆、ごま、栗、柿などの7種類の粉を、新米をついた餅に入れていたと言われています。

立冬に食べる食べ物


実は立冬に食べる食べ物と言うのは、これと言って決まっているわけではありません。

しかし、寒い時期のため、旬の食べ物を食べて、不足しがちなビタミンやミネラルなどの栄養成分の摂取を意識しているという方が多いようです。

それでは、立冬の時期に旬を迎える食べ物には、どのような物があるのでしょうか。



サンマ
秋刀魚と書き、秋に旬を迎える食べ物ですが、9~11月に収穫量が増えることから立冬の時期にも美味しく頂くことができます。


梨も秋の味覚の代表ですが、旬はサンマと同じ9~11月です。乾燥した空気によって喉や鼻がイガイガしている時は、梨を食べるとよいと言われています。

銀杏
銀杏の旬も9~11月となっています。独特の匂いや苦味が特徴の秋の味覚ですが、食べすぎには注意しましょう。


柿は種類が多く、種類によってはもっと早い時期に収穫できるものや遅い時期に出回るものもありますが、一般的には9~11月に旬を迎えます。

りんご
りんごも種類によって収穫時期が様々ですが、立冬の時期くらいから旬の物が店頭に出始めます。一般的には11~1月に旬を迎える果物です。

さつまいも
さつまいもは10~1月が旬となるため、立冬の時期が旬に当たります。

ゆず
ゆずの旬は11~12月。立冬ではありませんが、冬至にはゆずを浮かべたゆず湯に入る風習が今も残っています。

ゴボウ
ゴボウの旬は11~12月となっており、煮物などに重宝する他、お節料理にも使われる食材です。

立冬に行う行事やイベント


10月末のハロウィンが終わると、12月のクリスマスまでは大きなイベントがないと思っている方が多いですが、最近は立冬の時期に行われるイベントが増えてきています。

そこでここでは、立冬に行われている行事やイベントをご紹介します。

丸の内イルミネーション
東京都千代田区の丸の内では、毎年立冬の時期になると丸の内通りをイルミネーションで照らすイベントが開催されています。

太子あすかふるさとまつり
兵庫県揖保郡太子町には、聖徳太子が開基した天台宗があることから、毎年立冬の時期になると聖徳太子にちなんだお祭りが開催されています。

ドリーム夜さ来い祭り
東京都港区、千代田区、江東区、品川区では、よさこい祭りが行われます。よさこい祭りは高知が発祥のよさこいを踊る行事で、踊り手の踊りを観覧することができます。

京都の肉deフェスティバル
京都を代表する有名なシェフが、地産地消をテーマにしたこの日だけの特別な料理を提供するお祭りです。

立冬が時期の花


立冬の時期に開花や見ごろを迎える花をご紹介します。

もみじ
もみじは立冬の時期くらいから始まり、11月中旬から12月下旬がピークとなります。


日本の国花である菊は、10月中旬から12月中旬に咲きます。(国花は公式に定められているわけではありませんが、皇室の家紋である菊と、日本人に愛されている桜を国花と捉えることが多いようです)

茶ノ木
ツバキ科のチャノキ(茶ノ木)はその名の通り、私達が普段飲んでいる緑茶や紅茶、烏龍茶などの元となる木です。お茶の原料となる葉は春から初夏にかけて摘まれますが、花は10月中旬~11月下旬頃に咲きます。

シクラメン
冬のイメージがあるシクラメンは、10月~3月と比較的長い間見ることができる花です。

サザンカ
サザンカはツバキによく似ていますが、ツバキよりもやや早い10月上旬頃に咲き始めます。

立冬の季語について


立冬は、俳句などで用いられる冬の季語です。

季語とは季節を表す言葉で、五七五の中に季語を入れることが俳句の定型とされています。
(必ず季語が入らなければいけないというわけではなく、季語のない俳句も存在します)

立冬には冬が始まる、冬の入り口という意味があり、立冬という言葉以外にも、冬立つ、冬来るなどの詠み方で使う場合もあります。

立冬の候の使い方


立冬の候は、手紙やはがきを書く時に時候の挨拶として使う言葉です。

立冬には冬の始まりや冬の入り口という意味があるため、当然ながら立冬の候を時候の挨拶として使えるのは、立冬の期間のみとなります。

例としては「拝啓 立冬の候 皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます」のように使います。

まとめ

立冬とは二十四節気の一つで、冬の始まりを意味する言葉です。

「冬」と付いていますが、現在の季節感で言えば晩秋に当たり、柿やなし、りんごなどの果物やサンマが旬を迎える時期になります。

冬と呼ぶにはまだ何か足りない時期ではありますが、立冬を過ぎると霜が降り始め冬の様相が色濃くなってきます。

立冬は、冬支度を行うにはちょうどよい時期だと思いますので、本格的な寒さの前に冬の準備を進めていきましょう。



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