うしかい座流星群について興味を持っている人も多いのではないでしょうか?
2024年に見られるうしかい座流星群の観察ポイントや、ピークの時間、方角について知りたいと思いませんか?
この記事では、うしかい座流星群がいつ、どの方角で見えるのか、そしてピークの時間など、詳しくご紹介します。
さあ、今年の星空観察を楽しむために、ぜひ続きを読んでみてください。
- 2024年のうしかい座流星群がいつ見られるかがわかります
- 観察に適した方角やピークの時間がわかります
- 流星群の観察に適した場所や注意点がわかります
- うしかい座流星群の特徴や観察のポイントがわかります
うしかい座流星群2024年はいつ?ピークの時間は?
毎年ほぼ決まった時期に出現すると言われているうしかい座流星群は、一度観測の仕方を覚えてしまえば、そこからは毎年楽しめるお得感のある流星群と言えます。
ここでは、うしかい座流星群の2024年の観測日時や方角などをご紹介します。
うしかい座流星群が見られる時期
うしかい座流星群は、日本では梅雨の季節に見ることができる流星群です。
でも梅雨と言えば、毎日のように雨が降ったり、雨が降らなくても曇り空が続く時期ですね。
この天気だと、流星群を見るのが難しいです。
星や月を観察するには、やっぱり晴れた空が必要ですからね。
だから、梅雨の時期のうしかい座流星群は、なかなか見ることができません。
毎年現れるのに、あまり話題にならないのは、このせいなんです。
見るのに良い時期 | 梅雨の時期 (6月頃) |
---|---|
観察の難しさ | 雨や曇りで見えにくい |
天体観測が好きな人たちには、晴れた日に見られる別の流星群もありますので、そちらも楽しみにしてみてくださいね。
うしかい座流星群が見える期間とピーク
2024年のうしかい座流星群のピークは、6月28日の朝7時ごろです。
この流星群は、6月22日から7月2日までの間に見られます。
でも、6月は梅雨の時期なので、天気が悪いと見えにくいことがあります。
また、他の有名な流星群と比べると、うしかい座流星群は規模が小さいため、出現が確認できないこともあります。
それでも、急に活発になることがあり、その場合は「しぶんぎ座流星群」や「ペルセウス座流星群」にも負けないくらい素晴らしい天体ショーが見られるかもしれません。
項目 | 詳細 |
---|---|
ピーク時刻 | 6月28日 7時ごろ |
見られる期間 | 6月22日~7月2日 |
注意点 | 梅雨の時期のため、天候次第で見えないこともある。規模が小さいため、出現が確認できないこともある。 |
特別なこと | 突如活発になり、しぶんぎ座流星群やペルセウス座流星群に匹敵する可能性あり。 |
この期間に空を見上げると、運が良ければ素敵な流れ星が見られるかもしれません。
うしかい座流星群の観察に適した時間帯
観察に適した時間帯は、6月27日21:00(薄明終了)~28日3:00(薄明開始)です。
極大予想時刻は朝7時ごろですが、夜半以降は月明りがないため深夜に見ることができます。
うしかい座流星群が見える方角は?
まず、うしかい座を探すには、北斗七星を見つけましょう。
北斗七星は、ひしゃくの形をした7つの星の集まりで、おおぐま座の一部です。
この北斗七星の柄の部分を南の方にたどっていくと、うしかい座の一番明るい星、アルクトゥルスがあります。
アルクトゥルスを見つけたら、その星からさらに人の形をした星の並びが見えると思います。
そこがうしかい座です。そして、うしかい座流星群の放射点はそのあたりにあります。
うしかい座を見つけるときのポイントをまとめると、次のようになります。
見つけ方 | 説明 |
---|---|
北斗七星 | ひしゃくの形をした星座 |
柄の部分 | 南の方にたどる |
アルクトゥルス | うしかい座の一等星 |
人型の星 | アルクトゥルスから伸びる |
この表を参考に、ぜひ夜空を見上げてみてください。流星群を見るのがもっと楽しくなりますよ。
うしかい座流星群の観察に適した場所
うしかい座流星群は、深夜ですと月明りに遮られることがなければ比較的どこでも見られると言われています。
また、他の流星群に比べて流れるスピードが遅いのが特徴で、見つけてから比較的長い時間見ることができます。
見える流星の数
冒頭でうしかい座流星群は、毎年梅雨の時期になる出現する流星群と記しましたが、実は通年、ピーク時の流星の数が検出できないほど小さい規模であることから、活動自体が本当にあるのかどうかを確認するために観測しているという話もあるほどです。
しかし、2004年には1時間に50個、1998年には100個も出現し、流星が雨のように降り注ぎました。
このように、突発的に出現するのがうしかい座流星群の特徴です。
うしかい座流星群を観察の際の注意点
うしかい座流星群が出現する6月末~7月初旬は、日中は気温、湿度ともに高いものの、夜は冷える日があったり、曇天だと思うほど気温が高くならないこともあります。
また、流星群と聞くと流れ星が次々に降り注ぐように見えるイメージがあると思いますが、活発な流星群でも出現は1時間に30~40個ほどと言われています。
うしかい座流星群の場合、通常は1時間に10個ほどと言われているので、ちょっと空を見上げて「見えないな」と思って諦めてしまうのは早いです。
少なくとも、10分程度は空を見上げて観測を続けてみましょう。
うしかい座流星群とは何?
うしかい座流星群は、正式名称を6月うしかい座流星群と言い、文字通り6月に出現のピークを迎える流星群です。
数ある流星群の中では、1時間に流れる星の数が10個程度と少ないこともあり、天体観測の愛好家の中でもいまいちマイナーな流星群と言われていますが、その一方で突如として大規模な流星群を発生させたりと、その活動が謎に包まれたミステリアスな流星群とも言われています。
うしかい(牛飼い)と名がついていますが、神話では熊を追うアルカスの姿とされており、北斗七星の柄から伸びる線上に、一等星であるアルクトゥルスがあります。
うしかい座流星群を観察するときの5つのポイント
①過度な期待はしない
流星群の観測は、今や一大イベントと化していますが、そのような中、毎年出現し、流星の数が多くないうしかい座流星群は、知名度も人気も他に比べると低いと言えます。
加えて、近年は「出現するのかどうか」を確認されるような状況のため、期待を持ちすぎて観測に臨むと肩透かしとなる恐れがあります。
「見られたらいいな」くらいの軽い気持ちで待ってみるのがよいでしょう。
②雨具や防寒対策を行う
うしかい座流星群を深夜に見る場合には、梅雨時ということもあり急な天候の変化などが考えられるため、外で観測する時はしっかりと防寒&防雨対策をしましょう。
③天体観測は空が広く見える場所がよい
うしかい座流星群は、基本的にはどこから見ても見えますが、天体観測の基本としては空が広く見えるところや、周囲に人家や街の明かりがない方が、より鮮明に星を見ることができます。
④騒音に注意する
深夜の観測は、周囲の騒音にならないよう十分に気をつけましょう。
⑤事故に気を付ける
暗い中の観測になるので、人とぶつかったり、中には駐車場で見ていて車と接触しそうになったりすることもあるそうです。
うしかい座流星群のまとめ
うしかい座流星群は、毎年6月の終わりから7月の始めにかけて見られる流星群です。
2024年のピークは6月28日の朝7時ごろで、最もよく見えるのは前日の夜から朝までです。
梅雨の時期に見られるので、天気が良くないと見えにくいこともありますが、北斗七星を見つけて、その先にあるアルクトゥルスを目印にすると探しやすいです。
流れ星の数は多くないですが、運が良ければたくさん見られることもあります。
防寒や防雨対策を忘れずに、楽しい観察をしてください。
この記事のポイントをまとめますと
- うしかい座流星群は毎年6月末から7月初めに見られる
- 2024年のピークは6月28日7時頃
- 観察に適した時間帯は6月27日21:00~28日3:00
- 出現期間は6月22日~7月2日
- 梅雨の時期に見られるため天候に左右される
- 北斗七星を目印にすると見つけやすい
- アルクトゥルスを起点に流れる
- 深夜は月明かりがないため観察しやすい
- 一時間に流れる流星の数は少ない
- 2004年には一時間に50個の流星が確認された
- 見えないこともあるが突然多く見られることもある
- 防寒や防雨対策が必要
- 天体観測は空が広く見える場所が良い
- 騒音に注意する必要がある
- 事故に気を付けるべきである
- うしかい座流星群は他の流星群に比べて規模が小さい
- 流星群は放射点を起点に全天に流れる
- 通常の流星群より流れるスピードが遅い
- 雨や曇天の日が多く観測条件が難しい
- 少なくとも10分は空を見上げることが推奨される
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