【2025年最新】みずがめ座δ流星群の方角やピーク日と見れる時間は?

2025年みずがめ座δ流星群を観察するときのポイント!

夏の時期は冬の時期に劣らず流星群が数多く見られますし、夏休み中に見られる流星群には、みずがめ座δ流星群があります。

そこで今回は、みずがめ座δ流星群について調べてみました。

2025年のみずがめ座η流星群ピークの時間や、見られる方角などをご紹介したいと思います。

目次

みずがめ座δ流星群2025年の方角やピーク日や見れる時間は?

みずがめ座の名前が付く流星群には、みずがめ座δ流星群よりも先にゴールデンウィークに出現のピークを迎える、みずがめ座η流星群があります。

同じみずがめ座近くに放射点を持つ流星群ですが、母彗星が異なり、そのために出現する時期も異なります。

ここでは、みずがめ座δ流星群について、詳しく見ていきましょう。

みずがめ座δ流星群の観察に適した時期

みずがめ座δ流星群は、7月中旬から8月中旬に出現する流星群です。

この時期はちょうど、学校が夏休みに入っていることもあり、観察が遅い時間にまで及んでも、次の日が休みのため気持ちに余裕を持って行うことができますよね。

また、気温の低い冬とは違い、寒さに身を縮ませながらの観測を避けることができるのも嬉しいところです。

みずがめ座δ流星群が多く見られるピークの日

2025年のみずがめ座δ流星群のピークは、7月31日になる予想です。

みずがめ座δ流星群の出現は7月中旬から8月中旬の1ヶ月ほどとされていますが、中でもピークを迎える7月30日の前後数日間が、流星が出現しやすくなると言われているので、ピークの少し前から空を見上げる意識を持っておくと、発見しやすいかも知れません。

活動は7月12日ごろからみられ、徐々に増えながら、8月23日頃には終息します。

みずがめ座δ流星群の観察に適した時間帯

おすすめの時間帯(日本時):7月28日~8月1日の薄明終了から薄明開始まで

※なお,8月上旬はペルセウス座流星群の初期活動も見られることがありますが、2025年は月明りがあるので、もし都合が悪い場合は後ろ倒しよりも前倒しすることをお勧めします。

他の流星群の場合、ピークを迎える日と同時にピークを迎える時間も予測されるものですが、みずがめ座δ流星群ではピーク時間は特に決まっていません。

とは言え、空が明るい状態では流星群を探すのは困難のため、太陽が沈んで空が暗くなってからがよいでしょう。

ピークと同規模の活動は数日続くので、あまり気にせず7月末に夜空を眺めてみましょう。

空が暗い場所であれば天の川も見られ、木星・土星・火星と賑やかな夜空でしょう。

みずがめ座δ流星群に属する流星かどうかは別としても流星数が多い時期です。

みずがめ座δ流星群の観察に適した方角

みずがめ座δ流星群をより楽しむために、以下の点に注意すると観測の精度が高まります。

観測のコツ内容
最適な時間帯深夜0時以降〜明け方(放射点が高くなり流星数が増加)
見る方角南の空を中心に、空全体を広く見渡すように(放射状に流れるため)
観測場所街明かりの少ない郊外や高原など、空が広く開けた場所
視界を確保する方法寝転がって視野を広く取ると、流星を見逃しにくくなります

なお、流星は放射点から放射状に飛び出すように見えますが、実際には空全体に現れる可能性があります。そのため、特定の方向を凝視するのではなく、リラックスして夜空全体を眺めるのがおすすめです。

みずがめ座δ流星群の観察に適した場所

流星を観測するには、周囲ができるだけ開けていて、空を広く見渡せる場所を選ぶことが大切です。木々に囲まれた山の中では、視界が遮られてしまい見える数が減ってしまうことも。おすすめは、田舎の原っぱや高原、海辺など、人工の光が少なく空が広がっている場所です。

観測スポット特徴注意点
高原・山の上空気が澄んで星がくっきり見える夜は冷えるため、防寒対策を忘れずに
海辺地平線まで空が開けている潮風で体が冷えるのでブランケットがあると安心
公園・広場手軽にアクセスできる周囲の街灯が少ない場所を選びましょう

見える流星の数

みずがめ座δ流星群が、1時間に10個程度の流星群が見られると言われています。

他の流星群と比べて、出現期間内に大きなピークがないと言われていますが、これは逆に言うと期間中は比較的安定して流星群が出現すると言うこと。

また、流れる速度がやや遅いため、発見してから消えてしまうまで、少しだけ余裕を持って見られるという特徴もあります。

観察の際の注意点


流星群の観測は、夜間、暗い場所を目指して行く場合が殆どです。

日中なら見える道路の凹凸や障害物が見えないと、転倒や怪我などの原因となってしまいますので、お出かけの際には懐中電灯を持参するのがよいでしょう。

ただし、懐中電灯は観測する場所まで安全に着いたら、すぐに消灯するようにしましょう。

明るいままだと観測の邪魔になり、他の方の迷惑になってしまいます。

また、街から離れた山や野原は気温が低くなっており、夜になると想像以上に冷え込む場合があります。

夏だからと安心せず、防寒対策は必ず行うようにして下さい。

そもそもみずがめ座δ流星群というのは何?


みずがめ座δ流星群とは、みずがめ座のδ星の近くに放射点がある流星群のことを言います。

同じみずがめ座と名がつく流星群に、みずがめ座η流星群がありますが、こちらはη星の近くに放射点がある流星群のこと。

ちなみに、η、δはギリシャ文字で、明るさを表すために用いたと言われています。

ηにはギリシャ文字で7番目を表す意味があり、δには4番目という意味があることから、ηは7番目に明るい星、δには4番目に明るい星ということになります。

ただし、当時は肉眼にて星座を観測していたことから、現代の見解と必ずしも一致しているわけではありません。

なお、みずがめ座δ流星群の母彗星は、三大流星群の一つであるしぶんぎ座流星群と同じマックホルツ彗星と言われています。

みずがめ座δ流星群を観察するときの5つのポイント

①ピーク時に限らず、期間中は毎日空をチェックしましょう

みずがめ座δ流星群は、他の流星群のように、ピーク時とそうじゃない時の差がはっきりと分かれているわけではないと言われています。

そのため、ピーク時以外でも流星群を見つけるチャンスがあります。

出現の数に大きな波がないので、1ヶ月ほど続く出現の期間中はできるだけ空を見るようにすると、流星を見つけるチャンスが増えます。

②月齢を意識して観測してみましょう

これと言ったピーク時がないみずがめ座δ流星群は、満月を避けて観測することで見つけられるチャンスが増えます。

2025年のピークは7月30日となっていますが、これよりも少し前から活動が活発になると予想されます。

活動は7月12日ごろからみられ、徐々に増えながら、8月23日頃には終息します。

③空を見る時は全方向をチェックしましょう

流星群は星座とは違い、全天を流れます。

そのため、一方向ばかりを気にしていると背中を向けていた方に流星が現れる場合もあります。

できる限り、空全体を見渡すように観測するのがおすすめです。

④レジャーシートに寝そべって観測するのがおすすめ

空全体を見渡すためには、開けた野原などに寝転がって空を見上げるのが、最もよい方法と言えます。

観測の際にはレジャーシートを持参し、広げた上に寝そべると空全体が見渡しやすくなります。

シート一枚で地面に寝そべると底冷えしそうな場合は、段ボールなどを下に敷くとよいですよ。

⑤防寒、防虫対策は忘れずにしましょう

夏とは言え、夜は冷えることもありますし、山や野原は街よりも気温が2~3度低いこともあります。

出る時は寒くなくても、上に羽織る物を用意するなど防寒対策を行うようにして下さい。

また、夏は蚊などの虫も多く出やすい時期ですので、防虫対策も合わせて行うようにしましょう。

まとめ

みずがめ座δ流星群は、夏休み中に楽しむことのできる流星群です。

お子さんが「自由研究どうしようかな・・」と悩んでいたら、今年はみずがめ座δ流星群の観測を提案してみるのもよいかも知れません。

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