神吉日に宝くじを購入すると縁起が良いのでしょうか?
また、宝くじを購入するなら時間帯はいつがよいのか知りたいですよね。
そもそも、神吉日とはどのような日なのか、よくわからないという方も多いでしょう。
宝くじの購入では日の吉凶や縁起の良い時間帯を選ぶ方が多いと思いますが、神吉日はあまり情報がないかも知れません。
そこで今回は、神吉日の宝くじの購入について調べてみました。
神吉日に宝くじを購入すると縁起が良い?
あまり聞き慣れないかも知れませんが、神吉日は吉日の一つです。
「神」「吉日」と書くように、神事や祭礼、祈願、参拝、遷宮など主に神社に関係する行事などを行うのに良い日と言われていますが、他の吉日と重なると神様のご加護を受けてさらに縁起が良くなります。
日本では、一般的に縁起の良い日(吉日)と言えば大安を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。
これは六曜と呼ばれる暦注の一つで、暦注とは暦に掲載される吉凶占いの総称を指し、神吉日は暦注の中の暦注下段という種類の吉日に該当します。
先ほども言ったように日本では六曜がよく知られていますが、六曜が中国から伝わったのは14世紀頃なのに対し、暦注下段は日本最古の暦と言われている具注暦に記されており、六曜よりも長い歴史があるものです。
なお、神吉日は年間に200日もある吉日のため、他の暦注の吉日と重なる(※)ことがあります。
そのため、より縁起の良い日に宝くじを購入するなら、神吉日のみの日よりも神吉日と大安などの他の吉日が重なっている日を選ぶのがお勧めです。
(※)暦注の種類によって日の吉凶の決め方が違うため、それぞれの吉凶が同日に重なることがあります。
この場合、吉日と凶日が重なると吉日の縁起の良さが半減(天赦日は除く)となり、吉日と吉日が重なると縁起の良さが倍増すると言われています。
神吉日に宝くじを購入する時間帯はいつがいい?
宝くじの購入は午後よりも午前中の方がお勧めです。
なぜなら、太陽の光には金運アップの効果があると言われており、日が沈む午後よりも日が昇る午前の方が運気が上がりやすいからです。
そのため、神吉日などの吉日を選んで宝くじを購入する場合は、時間帯にもこだわって午前中に買うのがよいでしょう。
また、午前中でも特に9~11時がよいと言われています。
昔は、日付や時間を十二支で表していたことをご存知でしょうか。
十二支とは干支を指し(正確には干支とは十干十二支のことですが、現在は十二支のみを干支というのが主流となっています)、寅年や羊年などのように時間も干支で記されており、9~11時は巳の時刻に当たります。
巳とはヘビのことで、ヘビは弁天財の遣いであることや、脱皮を繰り返して成長する様子がお金が増えるのと重なることから、金運の象徴と言われています。
このようなことから、宝くじを購入するなら9~11時がよいと言われているのです。
神吉日以外で宝くじの購入にオススメの吉日!
先ほども触れた通り、神吉日は年間200日もあるので、比較的日取りは選びやすい吉日です。
せっかく験を担いで宝くじを購入するなら、他の吉日と重なる日を探してみるのがよいでしょう。
大安
六曜という暦注の一つで、最も縁起の良い日になります。
日本では吉日と言えば大安というほどよく知られ、冠婚葬祭の日取りの他、宝くじの購入日としても人気があり、大安の日の宝くじ売り場では「本日、大安吉日」という幟(のぼり)が出ることもあるくらいです。
一粒万倍日
選日という暦注の一つで、一粒の籾(もみ)が万倍に実り稲穂になるという意味があります。
この日に始めたことは後に大きな収穫になると言われていることから、特にお金関係のことを始めるのに良い日とされ、宝くじの購入以外にも、財布の新調や使い始め、銀行口座の開設、新規開店、契約なども良い日になります。
天赦日
暦注下段の一つで、暦の上で最上の大吉日となります。
百神が天に昇り、万物の罪を赦すという意味があり、この日は何をしても神様が許してくれることから何でも成功すると言われています。
寅の日
寅は千里の道を行き、千里の道を戻ると言われていることから、この日に使ったお金はすぐに戻ってくると言われています。
また、寅の毛並みが黄金色なので、金運アップによいと言われています。
巳の日
巳の日の意味については上記でご紹介した通りになります。
なお、巳の日は12日に一日巡ってくる日ですが、己巳の日は60日に一日しか巡ってこない貴重な日である上で、己巳の日は弁天財の縁日でもあります。
そのため、この日は特に金運が上がりやすいと言われています。
宝くじの購入を避けた方がいい凶日は?
宝くじの購入日は絶対に吉日でなければいけないとは思わなくても、縁起の悪い日は避けたいと思う方も多いかもしれません、
また、吉日とは反対に、神吉日に凶日が重なると縁起の良さが半減してしまうので、注意が必要です。
仏滅
六曜の中で最も縁起が悪い日になります。
仏も滅するほどの凶日という意味があり、お祝い事はもちろんのこと、宝くじの購入や納車、引っ越しなど験を担いで行いたいことも不向きとなります。
不成就日
選日の一つで言葉の通り、何も成就しない、成功しない日という意味があります。
宝くじの購入日としては、ふさわしくない日取りと言えます。
受死日
暦注下段の一つで、暦の上で最悪の大凶日になります。
葬儀以外は全て大凶と言うほど縁起の悪い日のため、験を担いでの宝くじの購入には当然ながら向きません。
避けた方がよいでしょう。
そもそも宝くじの購入日に縁起は関係ないと言われるけど?
宝くじの購入日に縁起は関係ないという話を聞いたことはないでしょうか?
宝くじの購入は縁起の良い日にした方が、当選確率が上がりやすいと思っている方は多いと思います。
冠婚葬祭の日取りなど、日本では長らく六曜などの暦注による日の吉凶を元に日取りを決める風習が根付いていますよね。
そのため、宝くじのような験を担ぎたい行いも、吉日を選んだ方がよいのではと考えてしまいがちです。
しかし、吉日を選んだからと言って宝くじの当選確率が上がるわけではありません。
実は、宝くじの一等当選者が「いつ」当選した宝くじを買ったのかを調査したところ、最も多かったのがなんと仏滅でした。
仏滅は六曜の中で最も縁起が悪い日になります。
験を担ぎたい人なら絶対に選ばない日になりますが、反して当選確率は一番良かったです。
さらに、仏滅の次に確率が高かったのが仏滅と同じ凶日の赤口。
次いで吉日の友引と、六曜で最も縁起の良い日である大安はベスト3以内にも入っていなかったです。
このようなことから、暦注による縁起の良し悪しと宝くじの当選確率は何の関係もないことがわかりました。
もちろん、自分で吉日を選んで購入することは間違ってはいません。
ただし、必要以上に吉日にこだわりすぎてしまい、日を見ているうちに購入期限を逃してしまった・・なんてことにならないよう、運を信じて購入してみるのがよいでしょう。
まとめ
神吉日は吉日の一つなので、宝くじの購入の日取りにお勧めとなります。
ただし、年間200日もあるので神吉日を狙って購入するよりも、神吉日と他の吉日が重なる日を狙った方がより縁起が良くなるのでお勧めです。
なお、これとは反対に凶日と重なると縁起の良さが半減してしまうので注意して下さいね。
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