フローリングの大掃除からワックスがけまで
最近の住宅は、気密性が高く床暖房を完備しているものも少なくありません。
そのため、床にじゅうたんを敷かなくても寒くないので、よりインテリア性の高いフローリングを選ぶ方も多くなりました。
しかしフローリングは、掃除がしやすく人気がある一方で、埃が舞いやすく汚れや傷が目立ちやすいといったデメリットもあります。
また、夏のジメジメとした季節はべたつきが気になったりしますから、出来ればこまめに掃除を行いたいものです。
とは言え、フローリングに使われている主な素材は水拭きをしてはいけないとされているため、いつも乾いた雑巾やフロアシートでさっとゴミを取り除く程度しか掃除をしていないという方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、より快適なフローリング生活を楽しんで頂くためにフローリングの掃除術を伝授したいと思います。
フローリングの大掃除!この3つのステップでピッカピカに
step1:まずは、フローリングを掃除機やフローリングワイパーで埃をとる
まず一番最初にするのは、掃除機もしくはフローリング用のシートを使って埃やごみを取り除く事です。
掃除機を利用する時は換気を行うためにも、窓を開けて下さい。
そして、出来れば窓は二か所は開けて風の流れを作って下さい。風がない状態で掃除機を掛けると、掃除機の排気がフローリング上の埃を舞い上がらせ、ただ埃が移動するだけとなってしまうので注意して下さい。
step2:つや出し洗浄剤を使ってお手入れ
市販のつや出し洗剤を使うと、汚れの拭き取りとつや出しが一度に行えてとても便利です。
中性洗剤のため、ワックスを掛けている床にも使えますが、白木やコルク床には適していません。
床に直接スプレーし、すぐに乾拭きをして下さい。
スプレーしたまま長時間放置するのは止めましょう。また、使用する際には必ず換気を行って下さい。
step3:ワックスをかける(ワックスシートやワックスの使い方)
ワックスを掛ける時、よく聞くのが前に塗ったワックスを剥がしてから改めて塗り直す、という方法です。
しかしワックスは塗るのは比較的簡単でも剥がすのは結構大変な労力と技術が必要となります。
剥がし方を失敗すると、その上からワックスを塗っても綺麗にならないので、完璧に剥がす事が出来ないのであれば重ね塗りをしましょう。
また、ワックスを掛ける時は晴れ過ぎていても気温が低すぎてもよくありません。
温かいとワックスは早く乾きますし、寒すぎてもワックスはなかなか固まりません。
初めてワックスを掛けるなら曇り程度の天気がよいでしょう。
ワックスを塗り伸ばすのに多少時間が掛かっても大丈夫だからです。
ワックスがけ番外編:米のとぎ汁を使う
ワックスを使うのに抵抗がある方は、米のとぎ汁でも代用する事が出来ます。
とぎ汁には米ぬかが含まれており、これがワックスと同じような効果をもたらすと言われています。
使い方は簡単で、米のとぎ汁を入れたバケツの中で雑巾を固く絞り、フローリングを拭いて下さい。
まとめ
フローリングに水拭きは厳禁という方もいらっしゃいますが、米のとぎ汁でのワックス代用や、たまに乾拭きだけではなく水拭きをするのは、掃除の観点から見るとアリだと思われます。
晴れた日に窓を開けて風通しをよくした状態で、なるべく早く水分が乾くようにして固く絞った雑巾で水拭きをすると、埃が舞いづらくなり汚れもすっきりと落ちます。
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