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マイクロムーン・ミニマムーンとは?2020年はいつなの?

マイクロムーンとスーパームーンとの違いは?

いつもより月が大きく見えるスーパームーンは、ニュースなどで取り上げられることも多く、知っている方や楽しみにしている方も多いでしょう。

それでは、マイクロムーンと呼ばれる月をご存知でしょうか。

マイクロムーンは別名ミニマムーンとも呼ばれ、その呼び名からおおよその意味が推測できる気もしますが、一体どのような月なのか気になりますよね。

そこで今回はマイクロムーンについて調べてみました。

マイクロムーンとは何なのか、2020年はいつ見られるのかなどをお伝えしていきます。



マイクロムーンの意味は?


マイクロムーンとは、月と地球の距離が月の公転軌道内で最も離れた時に見える満月のことを言います。

マイクロムーンは、ミニマムーン(ミニマム+ムーン)と呼ばれることからもおわかりの通り、満月が小さく見えるのが特徴となっています。

月は地球の周りを楕円を描いて回っており、地球に最も近い地点(近地点)で見える満月をスーパームーンと呼ぶのに対し、最も遠い地点(遠地点)で見える満月をマイクロムーンと呼んでいます。

2020年のマイクロムーンはいつ?


2020年のマイクロムーンは、10月31日となっています。

必ずというわけではないのですが、マイクロムーンはスーパームーンがの出現からおよそ半年後に見えると言われており、2020年のスーパームーンはマイクロムーンが出現するとされている10月31日の約半年前となる4月8日でした。

スーパームーンとの違いは?


月が地球に最接近する時に見られる満月をスーパームーンと言いますが、スーパームーンとマイクロムーンでは距離に約49,487㎞もの差があり、これはフルマラソン(42.195㎞)の約1,173回分もの距離になります。

このため、マイクロムーンとスーパームーンでは、地球から見える大きさに違いがあります。

NASA(アメリカ航空宇宙局)によると、マイクロムーンはスーパームーンと比べて明るさが14%下がり、大きさは30%も小さく見えるそうです。

スーパームーンと同様にとても神秘的な現象ですが、「小さく見える」ということが災いしてか、スーパームーンほどニュースなどにならないのが現状のようです。

その他の珍しい月の名前は?


マイクロムーン以外にも、月には現象によって名前が付けられていたり、毎月一度巡ってくる満月にもそれぞれに呼び名があることをご存知ですか。

月は古来より人々にとって神聖な存在であると同時に、季節や月日を知る重要な役割も担ってきました。

そこでここでは、その他の珍しい月の名前や意味をご紹介したいと思います。

ブルームーン

ブルーム―ンは、火山噴火時や隕石落下で生じたガスや塵の影響を受けることで、月が青く見える現象です。

しかし、ブルームーンが起こるのは非常に珍しいことから、欧米では極めて稀、あり得ないという意味の慣用句『once a blue moon』に使われています。

また、通常は一ヵ月に一度の満月が一ヵ月に2度見えることがあります。

この場合、最初に見えた満月と後に見えた満月の両方をブルーム―ンと称することがあります。

これはダブルムーンがブルームーンに変化したという説や、ブルーム―ンに極めて稀という意味があることから呼ばれるようになったなど様々な説があります。



ブラッドムーン

ブラッドムーンは皆既月食によって、月が赤胴色に見える現象を言います。

この赤胴色をブラッド(血液)と例えた呼び名になります。

皆既月食とは、太陽、地球、月が一直線上に並ぶことで、太陽の光によって地球が影を作り、月がその影にすっぽりと入ってしまいます。

その際、太陽からは強い光線である赤色の光線のみが月まで届くため、地球の影と重なって赤胴色に見えるのです。

スーパームーン

スーパームーンは、月と地球が最接近した状態で満月になるため、月がいつもより大きく見える現象のことを言います。

ただし、スーパームーンはあくまでも月と地球が最接近する日の満月(もしくは新月)という意味で、最接近する時間帯に満月かどうかはその年によって違います。

なお、月と地球の最接近の時間帯と満月になる時間の誤差が1時間しかない時は、エクストリームスーパームーン(エクストラスーパームーン)と呼びますが、スーパームーン、エクストリームスーパームーンの2つは正式な天文学用語ではありません。

ウルフムーン

ウルフムーンは1月の満月の呼び名です。

アメリカの先住民族であるネイティブアメリカンは、季節を把握するために毎月一度見ることができる満月に、その季節にちなんだ呼び名をつけていたと言われています。

ウルフムーンのウルフは狼という意味ですが、北アメリカではこの時期になると繁殖期を控えた狼が一斉に遠吠えを始めることから、このような呼び名を付けたと言われています。

スノームーン

スノームーンは2月の満月の呼び名です。

1月と同様にネイティブアメリカンが付けた呼び名で、一年の中で最も積雪が多い2月をスノー(雪)ムーン(月)と呼ぶようになったと言われています。

ワームムーン

ワームムーンは3月の満月の呼び名です。

気温が少しずつ高くなり、冬眠をしていた虫が地表へと這って出てくる様子をなぞらえて付けられた呼び名と言われています。

ワームは虫、芋虫という意味です。

ピンクムーン

ピンクムーンは4月の満月の呼び名です。

これはブルーム―ンのように実際に月が青く見えるわけではなく、北アメリカではこの時期になると芝桜が開花を迎え、辺り一面がピンク色に染まることから、このような呼び名がつけられたと言われています

フラワームーン

フラワームーンは5月の満月の呼び名です。

さらに温かくなり、様々な花が咲き乱れる様子からこのような呼び名がつけられたと言われています。

ストロベリームーン

ストロベリームーンは6月の満月の呼び名です。

ピンクムーンと似たイメージがあるため混同している方も多いようですが、ピンクムーンは4月、ストロベリームーンは6月の満月です。

北アメリカでは6月にストロベリーの収穫を迎えることから、このように呼ばれるようになったと言われています。

バックムーン

バックムーンは7月の満月の呼び名です。

バックとは牡鹿のことで、7月はシンボルである大きな角の生え変わりの時期になります。

スタージョンムーン

スタージョンムーンは8月の満月の呼び名です。

スタージョンとはチョウザメのことで、北アメリカでは8月に漁の最盛期を迎えます。

また、ネイティブアメリカンにとってチョウザメは魚の王様と考えられていたため、その名前を満月に付けたとも言われています。

ハーベストムーン

ハーベストムーンは9月の満月の呼び名です。

秋の収穫時期となり、農家の方々が夜遅くまで作業しているのを月明かりが照らしている光景から名づけられたと言われています。

ハンターズムーン

ハンターズムーンは10月の満月の呼び名です。

夏の間に豊富なエサによって太った鹿などの野生動物を、ハンターが狙う恰好のタイミングであることから、このような呼び名がつけられたと言われています

ビーバームーン

ビーバームーンは11月の満月の呼び名です。

ビーバーは越冬のために、11月になると巣作りを始めることから名づけられたと言われています。

コールドムーン

コールドムーンは12月の満月の呼び名です。

寒さが日に日に厳しくなる時期のため、このような呼び名がつけられたと言われています。

まとめ

マイクロムーンは、月と地球の距離が月の公転軌道内で最も離れるため、月が小さく見える現象のことを言います。

マイクロムーンはスーパームーンと同様に一年に一度しか見ることのない天体ショーですが、知名度はいまいちです。

せっかく見るなら小さい月よりも大きい月と思う方が多いのかも知れませんが、マイクロムーンを眺めながら「今、月と地球は最も離れているのだな」と思いを馳せてみるのも素敵だと思います。



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