ワームムーン2024年はいつ?スピリチュアル的に叶えてくれる願い事は何?
ワームムーンと聞いて、どんなイメージが浮かびますか?
2024年、この特別な満月は3月に私たちの夜空を彩ります。
春の訪れを告げるワームムーンは、ただの満月ではなく、自然のリズムと深く結びついた美しい現象です。
しかし、なぜこの名前がつけられたのでしょうか?
また、この満月にはどのような願い事が叶うのでしょうか?
この記事では、ワームムーンの意味や由来、そして特別な夜に願いを込める方法について、詳しくご紹介します。
春の夜空に輝くワームムーンを通じて、新しい季節の始まりを感じてみませんか?
- 2024年のワームムーンが3月に見られること
- ワームムーンが春の訪れと自然の目覚めを象徴していること
- ワームムーンの見える時間帯や方角について
- ワームムーンに関連する願い事やおまじないの方法
- ワームムーンの名前の由来やその他の月の呼び名
ワームムーンとは?
まず、「ワーム」という言葉、英語で芋虫を意味しますが、なぜ満月にこの名前がつけられたのでしょうか。
実は、これにはアメリカ北部の先住民族の知恵が関係しています。
彼らは、3月になると、長い冬の眠りから覚めた虫たちが地中から這い出てくる様子を、春の訪れの象徴と捉えていたのです。
この時期、日本でも春らしい暖かな日が増え、自然界では冬ごもりしていた虫たちが活動を始めます。
地表に現れるこれらの小さな生き物たちは、季節の変わり目を感じさせてくれる大切なサイン。
ワームムーンは、まさにそんな春の訪れを告げるシンボルなのです。
さて、ワームムーンはただの満月とは異なり、特別な意味を持っています。
この時期の満月は、自然のリズムと密接に結びついており、人々にとっては季節の変化を実感する大切な瞬間。
昔の人々は、ワームムーンを見ることで、春の到来を感じ取っていたのです。
この美しい自然現象は、今も私たちに春の喜びを伝えてくれます。
ワームムーンの夜、空を見上げてみると、新しい季節の始まりを感じることができるかもしれませんね。
ワームムーン(Worm Moon)の別名
3月に見える満月には、ワームムーンの呼び名以外にも、季節にちなんだ呼び名が数多くあります。
Crust Moon(クラストムーン/堅雪月)
日中の気温の高さに溶けた雪が、夜になって再び表面が固くなった状態を表現した言葉(crust)を用いた呼び名です。
Death Moon(デスムーン/死月)
四季を人に例えた時、冬が終わって春が来る季節は死んで生まれ変わるという考え方から。
Sap Moon(サップムーン/樹液月)
英語圏ではメープルシロップの原料であるサトウカエデの樹液採取の時期であることから
Chaste Moon(チェイストムーン/純潔月)
雪解け後の穢れない大地から
ワームムーン2024年はいつ見れる?
2024年のワームムーンは3月25日(月)となります。
ワームムーンの見える方角や時間は?
ワームムーンに限らず、満月は太陽のちょうど反対側に見えるのが常のため、日没(太陽が西に沈む頃)、満月はそれとは反対の東の空に見えます。
そして、夜中に向けて南の空へと移動し、明け方に西の空に見えてやがて消えていきます(実際に消えているわけではなく、地球の反対側に出ているという意味ですが)。
2024年の場合も、3月25日の満月(ワームムーン)は最初は東の空に見えます。
この日の東京の月の出は18時55分、月の入りは5時34分となっているので、天気が良ければ一晩中ワームムーンを見ることができるでしょう。
なお、満月が最も大きく見えるのは21時40分となっているので、写真撮影などを予定している方はその時間帯に空を眺めてみるのがよいでしょう。
ワームムーンが叶えてくれる願い事は何?
春の訪れと共に、自然界の美しい変化を目の当たりにすることができます。
その中でも特に注目されるのが、3月の満月、通称「ワームムーン」です。
この時期の満月は、古くから多くの文化で特別な意味を持っており、現代でもその魅力は色褪せることがありません。
ワームムーンは、春分の頃に現れる満月で、この名前は、地面が温まり始めると土の中からミミズが姿を現すことから来ています。
自然の目覚めを象徴するこの満月は、新しい始まりや再生の象徴とされています。
この時期の満月には、「調整」「美」「他者」「平和」「客観的」というキーワードが関連しています。
これらのキーワードは、自己改善や人間関係の調和、さらには内面の平和を求める際に特に重要です。
例えば、「美しくなりたい」と願う人は、この満月のエネルギーを利用して、自分自身を磨く良い機会と捉えることができます。
また、「恋人関係や友人関係をよくしたい」という願いも、ワームムーンの時期には特に力を発揮すると言われています。
さらに、ワームムーンは幸運や開運を願うのに適した時期とされています。
多くの人々は、この時期に特別なおまじないや儀式を行い、自分の願いを宇宙に託します。
例えば、満月の夜に願い事を紙に書き、それを月光にさらすというシンプルな方法があります。
また、クリスタルや香り高いハーブを使った儀式も人気です。
ワームムーンの期間は、自己反省や内面の平和を求めるのに最適な時期でもあります。
日常の忙しさから一歩離れて、自分自身と向き合う時間を持つことで、心のバランスを取り戻すことができるでしょう。
この美しい春の満月を迎えるにあたり、自分自身の願いや目標に改めて焦点を当て、新しい季節の始まりと共に、新たな一歩を踏み出す絶好の機会となることでしょう。
実際にワームムーンを見た人の感想
今(日付替って11日の0:19)のお月様🙏 (月齢15.5、南の空高く煌々と輝いている!)
やはり、右上が少し欠けている!という事は、やっぱり当地では、昨夜が #スーパームーン で #ワームムーン だったと言えるかな🤔 pic.twitter.com/QGqJuOMXZ4— らかん・みやじま・きりしま(略称:らかん) (@osamushi18) March 10, 2020
本日は満月。
3月は「ワームムーン(worm moon)」
文字通り虫の月。
他にメープルシロップとなるサトウカエデの樹液が流れ始める時期なので「サップムーン」あるいは「シュガームーン」と呼ばれることもあるそうです。#ワームムーン pic.twitter.com/58VPcNcEnJ— 織田真由美 (@oda4131) March 10, 2020
ワームムーン以外の珍しい月の名前
聞きなれているものもあれば今回初めて聞くものもあるかも知れませんが、ここでは月の呼び名をご紹介したいと思います。
ブルームーン
ブルーム―ンは、ガスや塵が原因で月が青く見える現象を言います。
また、月は29.5日の周期で新月→満月→新月となるため、月によっては月初と月末の2回、満月が見れることがあります。
どちらも非常に稀な現象のため、『once in a blue moon』という慣用句には「非常に稀」「あり得ないこと」という意味があります。
スーパームーン
月の公転軌道は楕円のため、地球に最も接近するタイミングがあるのですが、そのタイミングで見られる満月をスーパームーンと言います。
スーパームーンは天文学的には正式な用語ではありませんが、地球から見える月の最大の大きさとなるため、肉眼で見ても通常見られる満月より大きく感じる方が多いようです。
マイクロムーン
マイクロムーンはスーパームーンとは逆に、月と地球が最も離れるために満月がいつもより小さく見える現象です。
NASA(アメリカ航空宇宙局)によると、マイクロムーンとスーパームーンでは明るさが14%、大きさが30%も違うそうです。
ブラッドムーン
ブラッドムーンは皆既月食によって、月が赤胴色に見える現象のことを言います。
このような現象が起こるのは、太陽、地球、月が一直線に並ぶことで地球の影が月に当たる際、太陽光線の中の赤色だけが月に届くためだと言われています。
ウルフムーン
アメリカの先住民族が1月は狼の遠吠えがよく聞こえることから、1月の満月の別称をウルフムーンと名付けたと言われています。
スノームーン
日本と同様に北アメリカも2月は雪が多く降り、寒い期間となります。
そのため、先住民族が2月の満月をスノームーンと名付け、季節を把握する目安としたと言われています。
ピンクムーン
ピンクムーンは4月の満月の呼び名です。
春めいた気温や天候をピンクという色に例えているため、実際にピンクの月が見られるわけではありません。
フラワームーン
フラワームーンは5月の満月の呼び名です。
春から初夏へと季節が変わる中で、色とりどりの花が咲き乱れる様子を例えたものと言われています。
ストロベリームーン
ストロベリームーンは6月の満月の呼び名です。
北アメリカでは、この時期にストロベリーの収穫を迎えることから、このように呼ばれていると言われています。
バックムーン
バックとは牡鹿のことで、7月頃に牡鹿の角が生え変わることから、7月の満月の呼び名となったそうです。
スタージョンムーン
スタージョンムーンは8月の満月の呼び名です。
スタージョンとはチョウザメのことで、北アメリカでは8月に漁の最盛期を迎えることから、8月の満月を象徴する言葉として採用されたと言われています。
ハーベストムーン
ハーベストムーンは9月の満月の呼び名です。
秋の収穫時期と重なり、農家の方が朝早くから夜遅くまで作業を行っているのを、月明かりが照らしている様子を表しているそうです。
ハンターズムーン
ハンターズムーンは10月の満月の呼び名です。
この時期は鹿やキツネなどの動物が、エサの豊富な夏に太るため、ハンターにとって猟を行うのに最適なことからこの呼び名がつけられたと言われています。
ビーバームーン
ビーバームーンは11月の満月の呼び名です。
ビーバーは11月頃に巣作りを始めることから、ビーバームーンと呼ばれるようになったと言われています。
コールドムーン
コールドムーンは12月の満月の呼び名です。
寒さが本格的になってくる時期に見える満月ということで、この呼び名となりました。
ワームムーンのまとめ
2024年のワームムーンは3月25日に見られます。
この美しい満月は、春の訪れを象徴し、自然の目覚めを感じさせてくれる特別な月です。
夕方から夜通し、東から南、そして西へと移動する月を眺めることができ、21時40分には最も大きく見えます。
ワームムーンは、新しい始まりや再生の象徴であり、美や人間関係の調和、内面の平和を願うのに最適な時期です。
春の夜空に輝くワームムーンを見上げ、新たな季節の始まりを感じてみてはいかがでしょうか。
この記事のポイントをまとめますと
- 2024年のワームムーンは3月25日に見られる
- ワームムーンは春の訪れを象徴する満月
- 東の空から出現し、夜を通して南へ移動、明け方には西に
- 東京では月の出は18時55分、月の入りは翌5時34分
- 満月が最も大きく見える時間は21時40分
- ワームムーンは新しい始まりや再生の象徴
- 自己改善や人間関係の調和に最適な時期
- 美や内面の平和を願うのに適した満月
- 願い事を月光にさらすおまじないが人気
- 自己反省や心のバランスを取り戻すのに良い時期
- 3月の満月には他に「クラストムーン」や「デスムーン」などの呼び名も
- ワームムーンは春の夜空を美しく彩る特別な月光
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