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スーパームーンとは?2023年はいつ?見れる時間は?

スーパームーン2023年はいつ?大きく見える理由!願い事をすれば叶う?

スーパームーン。直訳すると、極上の月、特大の月という意味になりますが、その通り、通常よりも大きく光り輝く月が見られる日が今年もやってきます。

天体観測と言えば流星群や星座を思い浮かべますが、月の観察は特別な方法や道具を持たずとも誰にでも手軽に行えます。

空を見上げたら、月はすぐに探すことはできますよね。

スーパームーンとはそもそも何なのでしょうか?

そこで今回は、スーパームーンについて調べてみました。

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スーパームーンとは?大きく見える理由は?

スーパームーンとは、月が地球に最も接近した時に満月、もしくは新月の状態にあることを言います。

しかしながら、同じスーパームーンでも満月と新月では差が生じると言われています。

満月のスーパームーンでは、視力のよい人なら月の表面まで見えることもあるようなのですが、新月のスーパームーンになると、月が反射した太陽光が地球に殆ど届かない状態になってしまい、満月の時のようには見えないとも言われています。

なお、スーパームーンという言葉自体は天体用語ではなく占星術が発祥と言われ、近年になって呼ばれ始めたと言われています。

ちなみに、2011年3月20日のスーパームーンは、エクストリームスーパームーンと呼ばれており、通常のスーパームーン時に月と地球の距離が約35万kmなのに対し、エクストリームスーパームーンになると30万kmと5万kmも地球に近付くためスーパームーンよりもさらに月が大きく見えます。

エクストリームスーパームーンは18~19年周期に起こると言われています。

2023年のスーパームーンはいつ?時間は?

2023年のスーパームーンは、8月31日(木)10時36分ごろが完全満月です。

※2023年の8月には、2回の満月があります。1回目は日本標準時8月2日(水)03時31分に、2回目は8月31日(木)10時36分に開催されます。8月の両方の満月はスーパームーンでもあり、通常の満月よりもわずかに大きく明るく見えることを意味します。
満月:スーパームーン(2023年8月31日)
2023年のスーパームーンは8月31日です。2023年で最も月が地球に近づく満月となります。

2023年以降に見られるのは

日本で2023年の後に見られるスーパームーンは……。

  • 2024年10月17日(木)
  • 2025年12月  5日(金)

です。

スーパームーンが見れる時間は?

1年でもっとも大きく明るく見える「スーパームーン」。

満月の瞬間は、8月31日午前10時36分です。

観察には、8月30日~9月1日あたりがチャンスとなりそうです。

日本全国で見れるの?

月が見える場所であれば、どこでも見えるでしょう。

ただし、住む地域によって日没の時間が変わりますので、そちらをチェックしておくのはよいかも知れません。

スーパームーンの観察に適した方向(方角)

月は太陽とは真逆に西から昇って東に沈む、と考えている方がいらっしゃるようですが、月も太陽と同じく東から昇り南を通って西に沈んでいきます。

ですので、夕方から夜に掛けて月が見えやすくなった時間帯には、東から南東の方角を見ると月は探しやすいと言えるでしょう。

観察に適した場所

月は、流星群や星座と違って、月自体がかなり明るい天体ですので、観察に適した場所というのは特に考えなくてもよいかも知れません。

明るい町の中を歩いていても、電気の点いた家の中からでも月は見えやすいからです。

スーパームーンはスマホでも撮影できるの?

スーパームーンに限らず、普段の月もスマホで撮影が可能となっています。

そこでこちらでは、スマホでスーパームーンを撮影する際、より綺麗に撮る方法をお教えしたいと思います!

その方法は2つ。

最初に、ISOを高い数値にすること。ISO感度を高くするメリットは、暗い場所でも、綺麗な明るさの写真を撮れる事。

もうひとつは、シャッタースピードが速くなるので、脇をしめてしっかりスマホを固定し、ISO感度を200くらいに設定して撮影すると、結構、綺麗に撮れます。

そして次に、双眼鏡やオペラグラスを使って、月をより大きく撮影する方法です。

スマホにはズーム機能がありますが、これを使うと画質が落ちるためお勧めできません。

その代わり双眼鏡やオペラグラスにレンズを合わせて撮ることで画質を落とすことなく綺麗にスーパームーンを撮ることができます。

スーパームーンを観察する際の注意点

スーパームーンはどこでも見えますが、中には視界を遮るもののない場所への移動を考えている方もいらっしゃると思います。

その際、野原や空き地に勝手に入ると、そこが私有地だった場合には迷惑を掛けてしまうことも考えられますよね。

また、スーパームーンに夢中になりすぎて、道路に飛び出してあやうく事故に・・というケースも考えられます。

観察をする際には、周囲の状況に注意し迷惑行為にならないように気を付けましょう。

スーパームーンを楽しむための3つのポイント

スーパームーンは、月が見える場所であればどこからでも見ることができますが、ちょっとした工夫でより感動的に観察することもできます。

1.シャッターチャンスを狙うなら、日没直後がお勧め!

月だけを単体で見ても、その大きさを感じることはできません。

しかし、日没直後=月が地平線から昇り始める頃というのは、地上にある物との対比がしやすいため、月を大きく感じることができます。

2.「月光浴」をしましょう。

月には不思議な力があると言われています。



月光を浴びることで心身に溜まった不要な気を落として浄化されると言われていますので、月が地球に接近するスーパームーンなら通常よりもそのパワーが大きいかも知れません。

3.願いごとをしてみましょう。

月は満月に近いほどその力を強めると言われています。

スーパームーンは満月(もしくは新月)の時を指しますから、願いごとが叶えられる確率も上がるかも知れませんよね。

ちなみに、スーパームーンに向かってお財布を振るとお金が貯まる、と言われているそうです。

その他の珍しい満月の名前


アメリカの先住民族は、季節を感じさせる呼び名を一ヵ月に一回巡ってくる満月に名付けています。

また、月には神秘的で珍しい名前が数多く存在します。

そこでここでは、バックムーン以外の珍しい月の名前を意味と共にご紹介します。

ブルームーン

塵やガスによって月が青く見える現象のことを言いますが、様々な条件が重ならないと見られないことから、ブルーム―ンを用いた慣用句『once a blue moon』には極めて稀、滅多にないと言った意味があります。

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スーパームーン

スーパームーンは、月が公転軌道内で地球に最も接近することで、地球から見た月がいつもより大きく見える現象を言います。

正式な天文学用語ではありませんが、世界的にスーパームーンは一大天体ショーとして人気があります。

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マイクロムーン

スーパームーンとは反対で、月が公転軌道内で地球から最も離れるため、いつもより小さく見える現象をマイクロムーンと言います。

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ブラッドムーン

ブラッドムーンは皆既月食によって、月が赤胴色に見える現象を言います。

皆既月食とは、太陽と地球、月が一直線に並ぶことで、月が地球の影に入るものです。

その際、太陽光線の中でも赤色のみが月まで届くことから、月が赤胴色に見えます。

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ウルフムーン

ウルフムーンは1月の満月の呼び名です。

バックムーンと同様に、アメリカの先住民族が季節を把握するために名付けたと言われています。

北アメリカでは2月の繁殖時期に向けて、1月は狼の遠吠えが増えることからこの名前が付けられました。

また、先住民族にとって狼はとても神聖な動物であることも関係しているそうです。

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スノームーン

スノームーンは2月の満月の呼び名です。

日本と同様に北アメリカでも2月は最も積雪量が多くなることから、このように呼ばれるようになったと言われています。

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ワームムーン

ワームムーンは3月の満月の呼び名です。

ワームとは虫のことで、春が近づき温かくなってくると、冬眠していた虫が地表へと這い出てくる様子から、このように呼ばれるようになったと言われています。

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ピンクムーン

ピンクムーンは4月の満月の呼び名です。

実際に月がピンク色に見えるわけではなく、北アメリカではこの時期に芝桜などが開花し、一面がピンク色に色づくため名付けられたと言われています。

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フラワームーン

フラワームーンは5月の満月の呼び名です。

春から初夏に向かう時期には、北アメリカでも色とりどりの花が咲き乱れることから、このように呼ばれるようになったと言われています。

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ストロベリームーン

ストロベリームーンは6月の満月の呼び名です。

北アメリカではこの時期がストロベリーの収穫の最盛期となるため、それにちなんでストロベリームーンという名前がつけられたと言われています。

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バックムーン

バックムーンは7月の満月の呼び名です。

バックとは牡鹿のことで、7月頃になると牡鹿の角が生え変わることから、このように呼ばれるようになったと言われています。

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スタージョンムーン

スタージョンムーンは8月の満月の呼び名です。

スタージョンとはチョウザメのことで、この時期に漁の最盛期を迎えることから、このように呼ばれるようになったと言われています。

また、チョウザメはアメリカの先住民族にとって魚の王様と考えられていたことも由来しています。

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ハーベストムーン

ハーベストムーンは9月の満月の呼び名です。

果物や野菜、穀物が収穫の時期を迎え、農家の方々が夜遅くまで作業をする姿を月明かりが照らしている光景が由来となっていると言われています。

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ハンターズムーン

ハンターズムーンは10月の満月の呼び名です。

夏の間に太った鹿などの野生動物を、ハンターが狩るのに絶好のタイミングであることから、このように呼ばれるようになったと言われています。

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ビーバームーン

ビーバームーンは11月の満月の呼び名です。

11月になるとビーバーが越冬のために巣作りを始めることから、このように名付けられたと言われています。

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コールドムーン

コールドムーンは12月の満月の呼び名です。

寒さが厳しくなり、本格的な冬となる時期に見られる満月という意味で、このように呼ばれるようになったと言われています。

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まとめ

1年に1度ほどの周期でやってくるスーパームーン。

また、2023年のスーパームーンは、7月14日です。

夜に月に願いごとができるとは、ご利益がありそうですよね。

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