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2月の満月スノームーン2023年はいつ?意味や由来は?

2023年のスノームーン2月の満月の見える方角や時間は?

冷たい空気の中、ふと見上げた空にぽっかりと浮かぶ満月。

実は冬の厳しい最中に見る満月には「スノームーン」という呼び名があります。

初めて聞いたという方も多いかも知れませんが、その昔、月は季節を把握するために重要な役割を担っていたので、1月~12月それぞれに満月の呼び名が付いています。

それでは、スノームーンとは一体どの月を指す言葉なのでしょうか。

また、2023年はいつ見られるのか気になりますよね。

そこで今回は、スノームーンについて調べてみました。

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2月の満月スノームーン2023年はいつ見れる?

2023年のスノームーンは、2月6日となっています。

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現在私達が使用している暦は太陽暦と言って、太陽の運行によって日付を決めており、一ヵ月は28~31日、一年は365日(もしくは366日)となっています。

一方、以前は月の満ち欠けによって日付を決める太陰暦が使われており、地球からは見えない新月を月始め(1日)とし、一ヵ月は29.5日、一年は355日となっていました。

太陽暦と一年で10日ほどズレがあることからもわかる通り、このままでは3年で一ヵ月も日付が変わってしまうので、季節感が暦とそぐわなくなってしまいます。

そこで閏月というのを入れて、一年が13ヶ月となる年と設けて調整していたようです。

閏年によって8月が2回あったり、11月が2回あったりと、現代の私達には想像のつかない感覚ですよね。

このようなことから、月にその季節に合った名称を名付けることは、昔の人々にとってとても重要な意味を持っていたと言われています。

スノームーンの見える方角や時間は?


スノームーンが出現する2023年2月6日の東京の月の出は17時34分、月の入りが7時07分なので、天気がよければ一晩中スノームーンを見ることができます。

ただし、月が出ている間で最も月が満月に近づくのは、03時29分となっています。

月の出よりも早い時間に満月となるため、写真などにその姿を収めたいと思っている方は、少しは早めに準備をして撮影をするとよいでしょう。

なお、満月は太陽のちょうど反対側に見えるため、スノームーンも太陽の日没頃に東の空に現れ、夜中に南の空を通って明け方に西へと沈みます。

月の出の前後のタイミングで撮るなら東の空を、夜中に撮るなら南の空を探してみるとよいでしょう。

スノームーンの意味や由来は?


スノームーンとは、2月の満月の呼び名です。

日本でも2月は真冬ですが、スノームーンという呼び名の起源となったアメリカ北部では、冬の間で最も寒い時期とされており、積雪量も一年で最大となります。

北部に住む先住民族は、農作業の目安になるようその月の満月に名前を付けて季節を把握していたと言われています。

このようなことから、雪が多く降る2月は「スノームーン」と呼ばれるようになったと言われています。

実際にスノームーンを見た人の感想

「月が綺麗だなと思って見上げていたら、今日は満月で、しかも2月の満月をスノームーンと呼ぶらしい。何ともロマンチックな気分になりました」
「天気がよく、スノームーンがバッチリ撮れました。まん丸で明るくて綺麗!」
「満月の時間を少し過ぎてしまいましたが、それでも十分に綺麗なお月様を眺めることができました」
「スノームーンを見ました。月灯りがとても綺麗で、明日からまた頑張ろうって気持ちになれました」

その他の珍しい月の名前


満月の夜は、月からパワーを受け取ったり、イライラした気分が浄化される気がするという方が多いのではないでしょうか。



昔から人々の生活に月は密接に関係しており、月に様々な呼び名を付けて身近に感じていたと言われています。

そこでここでは、スノームーン以外の月の呼び名をご紹介します。

ブルームーン

ブルーム―ンはその名の通り、月が青く見える現象を言いますが、実際にこの現象が起こるのは極めて稀だと言われています。

また、月の周期の関係で一ヵ月に2回満月が見える時があるのですが、こちらもとても珍しい現象です。

そこでこれらの「極めて稀」という状況を表す慣用句として、アメリカやヨーロッパには『once in a blue moon』という言い回しがあります。

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スーパームーン

スーパームーンとは、月の公転軌道が楕円のため地球に最も近づく時があり、その時の最大に見える月を指す言葉です。

割と頻繁に耳にしますが、実は天文学的には正式な用語ではありませんが、月と地球の距離が最も離れた状態よりも30%ほど大きく見えるため、スーパームーンは肉眼でもいつもの月と大きさの違いがわかります。

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マイクロムーン

スーパームーンの反対で、公転軌道内で月と地球が最も離れるため、地球から見た月が小さく見える現象です。

NASA(アメリカ航空宇宙局)によると、マイクロムーンはスーパームーンに比べて明るさが14%下がり、大きさも30%小さく見えるそうです。

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ブラッドムーン

ブラッドムーンは、皆既月食によって月が赤胴色に見える現象のことを言います。

月が赤く見えるのは、太陽と地球、月が一直線に並ぶことで、太陽の光が地球に当たり、できた影が月に当たる際に赤い光のみを通すからだと言われています。

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ウルフムーン

ウルフムーンは、北アメリカの先住民族が1月は繁殖期を迎えた狼の遠吠えをよく耳にすることから、1月の満月をウルフムーンと呼ぶようになったと言われています。

また、先住民族にとって狼は申請な存在だったことも由来していると言われています。

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ワームムーン

ワームムーンは3月の満月を指す言葉です。

3月になると雪が溶けて虫が地表を這う様子が見られる時期のため、このような呼び名となったそうです。

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ピンクムーン

ピンクムーンは4月の満月の呼び名です。

実際に月がピンク色になるのではなく、花が咲いて春の訪れを感じる時期をピンクという色で表現しています。

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フラワームーン

フラワームーンは、4月からさらに季節が進んだ5月の満月の呼び名です。

花が大地いっぱいに咲き乱れている様子から、このように名づけられたと言われています。

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ストロベリームーン

ストロベリームーンは、6月の満月の呼び名です。

ピンクムーンと同じだと思っている方も多いのですが、北アメリカでは6月になるとストロベリーの収穫時期を迎えることから、このように呼ばれています。

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バックムーン

バックムーンは、7月の満月の呼び名です。

バックとは牡鹿のことで、この時期に角が生え変わることから名づけられたと言われています。

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スタージョンムーン

スタージョンムーンは、8月の満月の呼び名です。

スタージョンはチョウザメの意味で、アメリカでは8月になると漁の最盛期を迎えます。

また、先住民族がチョウザメを魚の王様と考えていたことも由来しているようです。

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ハーベストムーン

ハーベストムーンは、9月の満月の呼び名です。

この時期、農家では収穫に追われますが、その風景を月の明かりが照らすことから、この呼び名がつけられたと言われています。

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ハンターズムーン

ハンターズムーンは10月の満月の呼び名です。

ハンターにとって、夏の間に太った鹿などの野生動物は、この時期が絶好の狩猟のタイミングとなることから、このように呼ばれるようになったと言われています。

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ビーバームーン

ビーバームーンは、11月の満月の呼び名です。

ビーバーは11月頃になると巣作りを始めることから、このような呼び名がつけられたと言われています。

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コールドムーン

コールドムーンは、12月の満月の呼び名です。

本格的な冬が到来し、コールド(寒さ)が厳しくなってくることから、この呼び名がつけられたと言われています。

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まとめ

スノームーンとはアメリカの先住民族が名付けた2月の満月の呼び名です。

一年で最も積雪が多いため、スノー(雪)の月(ムーン)と名づけられました。

ちなみに、2023年は2月6日となっています。

2月の中旬のため、日本ではまだまだ寒い季節ですが、北アメリカに思いを馳せながら満月を眺めてみるのもよいでしょう。

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