財布を購入したり使い始める時、その日が吉日であるかどうか、気にする方はどれくらいいるでしょうか?
一般的に縁起の良い日としてよく知られているのは大安ですが、大安以外にも実は吉日はたくさんあります。
その中でも今回は大明日に注目して、財布の購入や使い始めについて調べてみました。
大明日は聞き慣れない方も多いかも知れませんが、現在最も知名度の高い六曜の大安よりも以前に、日本では吉日と言えば大明日か天赦日の2つしかなかったと言われるほど、歴史の古い吉日の一つです。
それでは、大明日に財布を購入したり使い始めると金運がアップするのでしょうか?
詳しく解説していきます。
大明日に財布を購入したり使い始めると金運アップ?
大明日は暦注下段という暦注(※)の一つで、『天地の道が開けて、世の隅々が太陽の光で照らされる日』という意味があります。
大明日は暦注下段の中でも縁起が良い「七箇の善日(※2)」の一つです。
縁起の良い日が集まっている中でも、さらに縁起の良い大吉日とされ、特にお祝い事や建築、移転、引っ越し、旅行などが吉と言われています。
太陽の光には金運アップの効果があると言われているので、大明日に財布を購入したり使い始めると、お金が貯まりやすくなるなどの効果が期待できるかも知れませんね。
(※)暦注とは暦に掲載される吉凶占いのことで、日本では六曜が最も有名です。六曜の他にも今回ご紹介している大明日が含まれる暦注下段や、十二直、二十八宿など様々な種類があり、暦注とはそれらの総称を指します。
(※2)七箇の善日には、天赦日、神吉日、大明日、鬼宿日、天恩日、母倉日、月徳日があります。
財布を購入したり使い始める時間帯はいつがいい?
日の吉凶とは別に、財布の購入や使い始めの時間帯を気にすると、さらに運気をアップすることができると言われています。
風水学では財布の持つ「金」の気は、17~23時の水の気の時間帯ととても相性がよいと言われています。
そのため、財布を購入したり使い始める時は、17~23時の夕方から夜の時間帯がお勧めになります。
財布を購入したり使い始める日を大明日などの吉日にすることで験を担ぐことができますが、さらに時間帯にもこだわることで金運をアップすることができるというわけです。
もちろん、暦注を始めとした占い各種は科学的根拠のない迷信に過ぎず、大明日の17~23時に財布を購入したり使い始めても、必ずお金持ちになれるとは限りません。
とは言え、適当に扱っている財布と、丁寧に扱って大事にしている財布では、中に入っているお金の使い方も変わってくるはずです。
入籍や結婚式などのお祝い事の日取りを気にするように、財布の購入や使い始めの日と時間帯を気にしてみるのもよいかも知れませんよ。
財布の購入や使い始めに縁起のいい吉日は?
大安
六曜という暦注の一つで、六曜の中で最も縁起の良い日になります。
日本では暦注と言えば六曜というくらい知名度が高く、大安が縁起の良い日ということもよく知られています。
一粒万倍日
選日という暦注の一つで、一粒の籾(もみ)が万倍に実り稲穂になるという意味がある吉日です。
万事に吉となる日ですが、その意味合いから財布の購入や使い始めの日取りに選ぶと、お金が貯まりやすくなると言われています。
天赦日
大明日と同じ暦注下段の一つで、暦の上で最上の大吉日となる日です。
百神が天に昇り、万物の罪を赦すという意味があり、この日は何をしても上手くいく日と言われています。
寅の日
寅は千里を行って千里を戻ると言われていることから、お金を使ってもすぐに戻ってくるとされ、金運アップの効果が期待できる日と言われています。
巳の日
巳とはヘビのことです。
ヘビは弁天財の遣いであることや、脱皮を繰り返して成長していくことから、金運アップの効果があると言われています。
なお、巳の日は12日に一度巡ってきますが、己巳の日は60日に一度しか巡ってこないので、巳の日よりもさらに金運を上げる効果があると言われています。
財布の購入や使い始めを避けた方がいい凶日は?
仏滅
六曜の中で最も縁起の悪い日です。
仏も滅するほどの凶日という意味があり、万事に凶となることから、縁起を担いで財布を購入したり使い始めたい時は避けた方がよいでしょう。
不成就日
選日という暦注の一つで、何も成就しない、成功しない日という意味の凶日になります。
受死日
暦注下段の一つで、暦の上で最悪の大凶日です。
受「死」日という名前からも、不吉で縁起の悪さを感じる日ですよね。
財布の買い替えのタイミング!
何年もの間同じ財布を使い続けていたり、財布の中にはお金以外にレシートや期限切れのクーポン券などが入っているなど、汚れや劣化の目立つ財布を使ってはいませんか?
お金にとって、財布は家です。
人は家が散らかっていると落ち着かなかったり、汚れているのを目にしたくないからつい帰りが遅くなったりしてしまうもの。
お金も同じで、古くなった財布をいつまでも使い続けていると、お金が帰りたがらなくなると言われています。
とは言え、どれくらい使ったら買い替えた方がよいのか、期間がよくわからないという方も多いでしょう。
風水学的には財布の持つ運は1,000日しかないと言われているので、少なくても3年に1回は財布を買い替えた方がよさそうです。
また、3年以内であっても汚れや劣化が目立つ財布や、レシートなど不要なものが溜まってパンパンになった財布、雑誌の付録などについている安い財布などは、今すぐ買い替えを検討した方がよいでしょう。
金運アップの財布の選び方!
財布を買い返る時、色や柄など自分の気に入るものを選ぶのもよいですが、せっかくなら金運アップの効果が期待できる財布を選んでみるのもよいかも知れません。
そこでここでは、金運アップの効果が期待できる財布をご紹介します。
長財布
さきほども言ったようにお金にとって財布は家なので、三つ折りタイプよりも長財布の方が、お金がリラックスができてよいと言われています。
金や緑色、黄色
金、緑、黄色は風水学的に金運アップの効果が期待できる色になります。
また、その年の流行色を取り入れるのも運気を上げるのに役立つと言われています。
ただし、流行色を取り入れるなら、財布は毎年かい替える必要があるでしょう。
ブランド
お金はお金がたくさんあるところに集まると言われています。
そのため、ノーブランドの財布よりも高級ブランドの財布の方が金運が上がりやすくなると言われています。
ヘビ革やワニ革
財布の素材は布よりも革の方が、金運が良くなると言われています。
特に金運アップの象徴であるヘビ革や、ワニ革の財布がお勧めです。
まとめ
大明日は暦注下段の中の一つで、縁起の良い日になります。
あまり知られていない吉日ですが、昔は吉日と言えば大明日と天赦日しかなかったと言われており、歴史の長い吉日と言えます。
財布の購入や使い始めは縁起の良い日に行いたいと思っても、吉日に合わせて買い物に行くのはなかなか難しかったりしますよね。
しかし、一年に5~6日しかない天赦日や、一ヵ月に3~6日しかない大安、一粒万倍日に比べて、大明日は年間で150日もあります。
「せっかく財布を新調するなら、縁起の良い日にしよう」と思っている方は、ぜひ大明日に購入してみることをお勧めします。
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