大明日の意味や由来と2023年はいつ?縁起のいい日なの?
今では六曜ぐらいしか知名度が高いモノは存在しなくなりつつある暦注ですが、実は非常に種類が豊富でびっくりするぐらいの吉日や凶日がこの世の中には存在しているのです。
今回はこの暦注の一つである大明日とは何かを詳しく解説し、読み方や意味や由来についても記載して参ります。
また、2023年だとこの大明日が一体いつなのかも見ていきましょう。
大明日の意味や由来
大明日とは「七箇の善日」と呼ばれる七種類の吉日がまとまったモノの一つで、ザックリと説明してしまうと「世の中の隅々まで太陽に照らされて道が開ける吉日」となります。
太陽の恵みによって恩恵を受けられるすべてのモノにとっての吉日がこの大明日となるのです。
由来は中国暦の一つである「大明暦」からきていると言われており、この「大明暦」が無くなっても暦注として大明日が現代に残ったと考えられています。
ただし、この「七箇の善日」は吉日が集まってできたモノの総称ではあるのですが、それぞれの由来はバラバラなので注意しましょう。
「七箇の善日」の七種類について具体的に記載すると「天赦日」「神吉日」「大明日」「鬼宿日」「天恩日」「母倉日」「月徳日」となりますが、大明日が中国暦が発祥で神吉日は日本独自に誕生したモノとなっているのです。

大明日の読み方
昔の暦注には「大みやう」と記載されていました。
大明という単語のみだと「たいみん」や「だいみん」や「だいめい」という読み方もできるので注意しましょう。
大明を辞書で調べてみると「中国の明国の尊号」とか「太陽の異称」とか「周の開国史詩の一つ」といった言葉にもなりますので、セットで覚えておくのも良いでしょう。
ちなみに、日本では三重県に「大明」という場所があるのですが、その場合の読み方は「だいみょう」でも「だいめい」でもなく「おあき」となるので要注意です。
日本の地名は不思議な読み方や初見では読むのが困難なものが多々ありますが、これもこの地名も読みか違えやすい地名の一つと言えるでしょう。
2023年の「大明日」はいつ?
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参考URL: https://rekichu.com/senjitsu/?y=2023
大明日というのは日の干支を基準にしたルールが存在します。
しかし、このルールがいくつも存在しているので一体いつになるのかも諸説あるという状態になっているのです。
この日の干支は60種類あるのですが、大明日はその中の甲辰・甲申・乙未・乙丑・丙辰・丙午・丁卯・丁未・戊辰・己卯・己酉・庚戌・辛未・辛酉・辛亥・壬午・壬申・癸巳・癸酉という19種類が該当しているという説もあります。
他にもwiki(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%A6%E6%B3%A8%E4%B8%8B%E6%AE%B5#%E7%A5%9E%E5%90%89%E6%97%A5)には19種類では無く25種類とする説や21種類とする説があると記載してあるので、これだけでもバラバラだと言うことがわかります。
なのでどのルールを基準にしたのかで大明日もずれてしまいますので、かなり対応が難しい吉日となっているのです。
大明日における吉凶
大明日は建築・移転・旅行と相性が良い吉日であり、1年間で発生する頻度も高いのですが、他の凶日と被ってしまうとその効力を失ってしまうと言われています。
その中でも受死日や不成就日や仏滅や十死日などが一緒になると効力を発揮しなくなると言われているようです。
逆に、大明日に大安などの別の吉日がセットになることで効力がより強くなるという意見もありますので、吉日が重なっている日をうまく活用すると良いでしょう。
ただし、色んな吉日や凶日が重なりまくっているとどのように判断するのか迷ってしまって結果放置してしまうというケースもありますので、自分にとって都合の良い解釈をして行動した方が良い場面もあります。
凶日と吉日が被ったときの考え方について
この場合の考え方は大きく分けて2つになります。
1つ目が吉日の方が力が強いので凶日はすべて無効になるとか凶日は最初から無かったことにして考えるというモノ、2つ目が吉日と凶日が重なったら相殺されるので通常の日になるという考え方です。
1つ目の考え方はシンプルなのですが、2つ目の相殺するというのはちょっと考え方が難しくなっております。
吉日の方が数が多いからそちらが有効になるという考え方もできますし、一部の凶日や吉日が強い効力を発揮するからいくつかの吉日や凶日をまとめて無効化できるという考え方もできるのです。
このように人によって解釈や考え方が異なってくる部分で変わってくるというのがその日の吉日や凶日となっておりますので、自分がどのように考えているのかをまずは決めましょう。
自分にとって最も都合に良い解釈をして人生をよりハッピーにできたほうがプラスに働きますので、とりあえず凶日のことは置いておき、吉日の効果を信じて人生を過ごしてみるのが一番ではないでしょうか。
大明日以外の縁起のいい日
吉日には色々と種類がありますが、その中でも有名なのは大安でしょう。
それ以外にも吉日は大量にあり、七箇の善日だけ抜粋しても天赦日・神吉日・鬼宿日・天恩日・母倉日・月徳日と色々あるのです。
他にも、一粒万倍日や天赦日や鬼宿日といった吉日が存在しており、ほとんどの方々が聞いたことが無い暦注ばかりだと思います。
すべて覚えるのは大変だと思いますので、自分が気に入った暦注を見つけることから始めましょう。
大明日の選日法は?
大明日の選日法はかなり困ったことにいくつかありどれが正しいのかがわかりません。
wiki(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%A6%E6%B3%A8%E4%B8%8B%E6%AE%B5#%E5%A4%A7%E6%98%8E%E6%97%A5)には25種の干支や21種の干支によって決まると記載されていますが、ネット上の辞書であるコトバンク(https://kotobank.jp/word/%E5%A4%A7%E6%98%8E%E6%97%A5-558452)を見てみると19種類と書いてありどちらを信じたら良いのかがわからないのです。
コトバンクを見ると60種類ある日の干支のうち甲辰・甲申・乙未・乙丑・丙辰・丙午・丁卯・丁未・戊辰・己卯・己酉・庚戌・辛未・辛酉・辛亥・壬午・壬申・癸巳・癸酉が該当するという事がわかりますが、wikiの25種類は己巳・庚午・辛未・壬申・癸酉・丁丑・己卯・壬午・甲申・丁亥・壬辰・乙未・壬寅・甲辰・乙巳・丙午・丁未・己酉・庚戌・辛亥・丙辰・戊午・己未・庚申・辛酉となっているので、とりあえずどちらかを信じるところからスタートしましょう。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は大明日について詳しく解説しました。
大明日はかなり発生頻度が高い吉日なので、遭遇する確率は高いでしょう。
なので、よりその効力を感じたいという人は色んな吉日が重なった日を有効活用するようにしてください。
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