ハッカ油でゴキブリ対策をする効果的なやり方と注意点!

ハッカ油でゴキブリ対策をするやり方や注意点をまとめています。

夏に向けて出現率が高くなってくるゴキブリ。

できることなら出くわしたくありませんよね。

夏はゴキブリ以外にも、コバエや蚊なども増えてきますが、家の中にできるだけ虫は寄せ付けたくないもの。

ハッカ油で手軽に対策ができれば嬉しいですよね。

ハッカ油を使ったゴキブリや害虫対策のやり方をご紹介します。

目次

ハッカ油でゴキブリ対策をする効果的なやり方!

100均で手軽に購入できるものを利用した、ゴキブリや虫対策の方法をご紹介しています。

市販のゴキブリ対策製品を使わず、環境に優しい方法でゴキブリが寄り付かないようにしたい、という方の参考となる内容になっていますよ。

用意するもの

・瓶
・お茶パック
・テーブルクロス
・重曹
・ハッカ油

やり方

瓶に重曹とハッカ油を入れます。

テーブルクロスを瓶の大きさに適当にカットし、瓶に被せて輪ゴムで止めます。

完成したものは、ゴキブリや虫などが入りやすい玄関、水回りなどに置いておきましょう。

次に、お茶パックを開き、重曹とハッカ油を入れます。

口を閉めたら、靴箱や靴の中に入れます。

ポイント

重曹は大さじ1杯、ハッカ油は1滴が適量となっていますが、人の肌に直接つけるものではなくあくまでもゴキブリなどの虫対策に使用するので、動画ではかなり多めに入れています。ハッカ油は5~6滴使っているようです。

10~2週間程度が経過したら、ハッカ油を足すようにしましょう。

お茶パックを使う場合は、1枚だと重曹がこぼれてしまうので2枚重ねるとよいでしょう。

ハッカ油を使うときの注意点


ハッカ油を使った防虫対策は人や環境に優しいというイメージがありますが、使い方には注意が必要な点もあります。

そこでここでは、ハッカ油を使うときの注意をご紹介します。

ペットがいる家庭では使用は要注意

猫や鳥などの小動物は、ハッカ油に含まれる成分を消化することができないため、中毒症状を起こすことがあります。

ペットを飼っている家庭でのハッカ油の取り扱いは十分に注意をする必要があることから、念のために使用しない方がよいでしょう。

赤ちゃんがいる場合は控える

赤ちゃんは大人よりも免疫力が弱いので、万が一ハッカ油の成分が肌に触れるとかぶれなどを引き起こすことがあります。

赤ちゃんがいる家庭でハッカ油を使う場合は、手の届かない場所に置くのがよいですが、ゴキブリなどの虫は床を這って移動することから、赤ちゃんがいる場合は使用を控えた方がよいでしょう。

また、赤ちゃん以外にも妊婦さんや授乳中の方、高齢者がいる家庭でも、同様に使用を控えることをお勧めします。

目や粘膜につけない

ハッカ油は刺激が強いので、目や鼻や喉などの粘膜に直接付くと、痛みを感じます。

傷口のある部位にもつかないよう、取り扱いには注意をして下さい。

ハッカ油を使ったゴキブリ対策をする場合は、ハッカ油を素手で触るのは避け、ゴム手袋などをしてから作業をするようにしましょう。

ポリスチレン製の容器に入れて保管しない

ポリスチレン製の容器にハッカ油を入れると、ハッカ油の成分が容器を溶かしてしまいます。

ハッカ油を使う時は、ガラス製や陶器の容器を使うようにして下さい。

保管場所に気を付ける

ハッカ油は直射日光が当たるところは避け、涼しい場所に保管するようにしましょう。

ハッカ油は開封後3~5年程度使用期限がありますが(製品によって異なる)、重曹や精製水、無水エタノールなどと合わせた後は10日程度で使い切るようにします。

長期間放置したものは、成分が変わって効果が薄れてしまいます。

素材によって変色する恐れも

ゴキブリや虫対策にハッカ油を使う場合は、瓶などに入れて置いておくので、ハッカ油が直接触れることはありませんよね。

しかし、スプレーにして虫などに吹きかけて使うと、ハッカ油の成分が床や家具などに付着することがあります。

素材によってはハッカ油の成分によって変色する恐れがあるので注意して下さい。

ハッカ油がゴキブリに効かないときの対処法

ハッカ油で対策をしても、ゴキブリに効かないということもあります。


基本的なことですが、ハッカ油でゴキブリを殺すことはできません。

ハッカ油はあくまでもゴキブリの侵入を防ぐのが主になるので、防虫効果は期待できますが、殺虫効果はないので間違えないで下さいね。

その上で、ハッカ油を使ってもいまいちゴキブリに効いていない気がする場合は、次のことを再確認して見て下さい。

ハッカ油の濃度が低い

ゴキブリが嫌がるほどの匂いがしないため、ゴキブリが寄ってきてしまっているケースです。

この場合は、使用するハッカ油の量をもう少し増やして様子を見てみましょう。

前に作ったものをそのまま放置している

ハッカ油を使ったゴキブリ対策は10日程度で効果が薄れてしまいます。

前に作ったものを1ヵ月、2ヶ月と使い続けてもあまり効果はありません。

新しく作り直すか、ハッカ油を足すなどの対処をするとよいでしょう。

水は精製水を使う

ハッカ油をスプレーとして使用する場合に水を使いますが、水道水は不純物が含まれているのでハッカの成分の効果を薄めてしまうことがあります。

ハッカ油スプレーを作る時は、精製水を使用するのがよいでしょう。

ゴキブリがハッカの匂いに慣れてしまった

ゴキブリは生命力が高く、市販の強力な防虫製品にも耐え抜くと言われています。

ハッカ油を使ってもゴキブリに変化が見られない場合は、ハッカに慣れてしまっている可能性があります。

そのような時は、ハッカ以外のアロマやハーブを使用してみるのもよい方法ですよ。

具体的にはキャラウェイ、クミン、シナモン、ユーカリ、ナツメグなどが効果が高いと言われています。

ハッカ油以外のゴキブリ対策の方法!


赤ちゃんや猫がいるため、ハッカ油を使用したゴキブリ対策ができないという場合は、他の対策方法を試してみるのがよいでしょう。

ハッカ油以外のゴキブリ対策方法には次のものがあります。

重曹

重曹と砂糖を1:1で混ぜたものを、ゴキブリがいそうな場所に置いておきます。

ゴキブリは甘い匂いが好きなので砂糖につられて寄ってきて、重曹を一緒に口に含みます。

重曹はゴキブリを殺す効果があると言われているので、駆除に役立ちます。

ホウ酸団子

ホウ酸団子はゴキブリを殺すことができるので、高い駆除効果が期待できます。

しかし、ホウ酸団子は人にも有害のため、取り扱いには十分な注意が必要になります。

市販のゴキブリ駆除製品を使う

バルサンやゴキジェットなど市販されている駆除対策用の製品を使ってみるのもよいでしょう。

ゴキブリや虫の対策で最も重要なのは、常に清潔を心がけておくことです。

特にゴミ箱やキッチンの三角コーナー、換気扇などはゴキブリや虫がエサを求めて寄り付きやすい場所です。

これらの掃除をこまめに行うことで、ゴキブリや虫のいない快適な空間を維持することができますよ。

まとめ

ハッカ油でゴキブリ対策をするやり方や注意点をご紹介しました。

ハッカ油は人や環境に優しい成分ですが、赤ちゃんやペットのいる家庭では取り扱いに注意が必要になります。

また、ハッカ油の量や使用期間が正しくないと、効果が得られないことがあるので、思うような効果がないと感じた時は内容などに誤りがないか改めて確認するようにしてみましょう。

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