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ハッカ油で子供の鼻づまりに効果的な活用方法と注意点!

ハッカ油が子供の鼻づまりに効くと言われています。

子供にはできるだけ薬は使いたくないという親御さんは多いでしょう。

自然由来成分のハッカ油で、子供のつらそうな鼻づまりが解消できればいいですよね。

そこで今回は、ハッカ油で子供の鼻づまりを解消する方法や注意点を調べてみました。

ハッカ油で子供の鼻づまりに効果的な活用方法!


鼻がつまっていると呼吸が苦しかったり、ご飯がおいしく食べられなかったりと大人でもつらいもの。

お子さんの鼻づまりはなおさらかわいそうですよね。

少しでも楽にしてあげたいと思った時、ハッカ油を使って鼻づまりの不快な症状を抑えることができます。

ハッカ油にはメントール系の成分が含まれているので、匂いを嗅ぐとスーッとして、鼻の詰まりを和らげてくれます。

活用方法には主に次の4つの方法がありますよ。

マスク

ハッカ油を1滴垂らしたマスクをすることで、呼吸をするたびにハッカ油の成分を吸い込むので、鼻づまりの症状が緩和されます。

ハッカ油の成分が強すぎると刺激になるので、気になる時は精製水や無水エタノールで薄めたものをスプレーするとよいでしょう。

なお、ハッカ油はマスクの外側に垂らすようにして、口や鼻が付着する内側にはつけないようにして下さい。

部屋に直接スプレーする

精製水や無水エタノールで薄めたハッカ油スプレーを、部屋に吹きかけます。

空気中にハッカ油の成分が漂うので、それを吸い込むことで鼻づまりの症状を抑えることができます。

濡れタオルを干す

洗面器やバケツにお湯を入れ、そこにタオルとハッカ油を入れます。

タオルを絞ったものを部屋に干しておくと、ハッカ油の成分によって鼻づまりが解消する他、乾燥対策にもなるので風邪予防の効果も期待できますよ。

クリームを塗る

ハッカ油を使ったクリームを鼻の下に塗ると、スーッとして鼻づまりが解消されます。

子供に使う時は刺激が強くならないように、鼻の下ではなく胸の部分に塗るのがよいでしょう。

子供の鼻づまりに安心して使えるハッカ油の作り方!

ハッカ油を使った鼻づまり解消クリームの作り方をご紹介します。

鼻づまり以外にも乾燥肌にも使えるので、ぜひ作ってみて下さいね。

用意するもの

・みつろう(晒/ホワイト)4g
・精製ホホバオイル5g
・ラノリン1g
・精製シアバター3g
・精油(ハッカ油)4滴

作り方

容器にハッカ油以外を入れて、電子レンジもしくは湯せんで加熱し溶かします。

ハッカ油を入れてよく混ぜましょう。

リップチューブの2/3まで流し込み、底をトントンとして中の空気を抜きます。

固まったら残りの1/3を流し込み、固まったら完成です。

ポイント

動画では持ち運びに便利にしたり、塗りやすくするためにリップチューブに入れていますが、ない場合は他の容器に入れてもよいでしょう。

ハッカ油の成分はポリスチレン製を溶かす性質があるので、ガラス製や陶器の容器がお勧めです。

ハッカ油を使うときの注意点!


ハッカ油は自然由来の成分なので、人や環境に優しく、近年は特に人気が高まっているものです。

しかし、使い方を誤ってしまうと効果がなくなるだけではなく、思わぬトラブルの原因になることも。

ハッカ油を使うときの注意点をまとめてみました。

目や粘膜には使わない

ハッカ油に含まれているメントール系の成分は、目や粘膜などに刺激となることがあります。

鼻づまりで使用するときは、鼻の中に塗ったりしないようにしましょう。

ポリスチレン製の容器は使わない

先ほども触れましたが、ハッカ油の成分はポリスチレンと化学反応を起こして、溶かしてしまう性質があります。

ハッカ油スプレーやハッカ油クリームなどを作ったときは、ポリスチレン製以外の容器に入れるようにしましょう。

赤ちゃんには使用しない

肌が弱く、免疫力の低い赤ちゃんにはハッカ油の成分が刺激となってしまいます。

赤ちゃんがいるご家庭でハッカ油を使うときは、赤ちゃんがいない場所に限定するのがよいでしょう。

また、赤ちゃんだけではなく肌が弱い方、妊娠中・授乳中の方、高齢者なども同様の注意が必要です。

適量を使う

使用量が多すぎると刺激が強くなってしまい、トラブルの原因になることがあります。

特に子供は大人よりも少ない量で、様子を見ながら使うようにして下さい。

正しい保存方法で保存する

ハッカ油は直射日光や高温多湿の場所で保管をすると、成分が変わってしまい、効果が薄くなってしまいます。

ハッカ油を保存するときは直射日光を避け、涼しい場所で保管するようにして下さい。

また、未開封のハッカ油の使用期限は3~5年、精製水や無水エタノールなどと混ぜたスプレーやクリームは10日程度で使い切るようにして下さい。

ペットがいる家庭は使用NG

猫や鳥、子犬などの小動物は、ハッカ油に含まれる成分を吸い込むと消化することができず、蓄積してやがて中毒症状を引き起こすことがあります。

ペットがいる家庭での使用は避けた方がよいでしょう。

ハッカ油を使っても鼻づまりが改善されない場合は?


ハッカ油を使っても鼻づまりが解消されない場合は、どのようなことが原因として考えられるのでしょうか。

ハッカ油を使っても鼻づまりが良くならないときの原因と対処法をご紹介します。

精製水を使う

ハッカ油スプレーを作るときに、口に含まないものであれば水道水でも作ってもOKとされています。

しかし、水道水は不純物を含むので、ハッカ油の成分の効果を下げてしまう可能性があります。

不純物が取り除かれた精製水を使った方が、ハッカ油本来の効果を感じやすくなります。

長期保存で成分が変わっている

ハッカ油の使用期限が過ぎたものや、前に作ってしばらく経ったハッカ油スプレーやクリームは、ハッカ油の成分が変わってしまい、効果が薄れる場合があります。

ハッカ油を新しいものに変えたり、時間の経ったものは処分するのがよいでしょう。

ハッカ油の効果・効能は?


ハッカ油にはどのような効果や効能があるのでしょうか。

ハッカ油の効果や効能をご紹介します。

消炎鎮痛、殺菌・消毒効果

ハッカ油は昔から医薬品として使われており、主に殺菌、消毒に用いられています。

湿布薬や筋肉痛の塗り薬がスーッとするのは、末梢神経を刺激して血液の流れを良くすることで、症状を早く治すためです。

また、のど飴やかゆみ止め、目薬などにもハッカ油が使われています。

消臭効果

ハッカ油には不快な匂いを消す働きもあります。

歯磨き粉やシャンプー、ボディソープ、石鹸、トイレの芳香剤などによく使われていますよね。

リラックス作用

ハッカ油に含まれる成分には、脳を鎮静させてリラックスを促す効果があります。

イライラしている時やストレスを感じている時は、ハッカ油の匂いを嗅いだり、ハーブティーをして飲むと気持ちがすっきりします。

車酔いにも

車に酔って気持ち悪くなった時は、ハッカ油をハンカチに垂らして口や鼻に当てると、気持ちはスーッとして気持ち悪さを軽減することができますよ。

また、車酔いをしやすい方はミント系のガムを噛むようにすると、ハッカの香りと、噛むことで自律神経が整いやすくなり、車酔いを予防することができます。

参考文献:ハッカ | 成分情報 | わかさの秘密
参考文献:ハッカの効能 | ハッカ油専門店ペパーミント商会ハッカ油専門店ペパーミント商会

まとめ

ハッカ油で子供の鼻づまりを解消する方法をご紹介しました。

ハッカ油は鼻づまり以外にも、様々な用途で使うことができます。

赤ちゃんやペットがいる家庭では、使用を控えた方がよいですが、自然由来の成分なので子供にも安心して使えるのが嬉しいですよね。

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