痛い・痒いの「しもやけ」の症状に効く市販薬
しもやけとは、冬季に見られる手足や鼻先、耳などの末端部分の血行不良に起因する痒みや痛み、腫れなどの症状を言います。
しもやけが起こる原因は複数あると言われ、もっとも多いのが寒暖差によるもの。
皮膚表面の血管は外気が温かいと膨張し冷たいと収縮しますが、建物の外と内では温度に大きな差が生じる冬の時期には、この調節が上手く働かなくなってしもやけになってしまうのです。
また、水仕事を終えた後やお風呂に入った後に、水分をしっかりと拭き取らずにいると気化熱が発生し、皮膚表面の水分が失われてしまいますが、これもしもやけを起こす大きな原因と言われています。
さらに、冷え症の方、家族にしもやけになりやすい人がいる方は、しもやけになりやすいと言われています。
しもやけは、痒みや痛みを発生させるだけではなく、掻きむしりや睡眠不足による二次疾患も引き起こす場合もありますので、素早く対処することが大切です。
しもやけに効くおススメの市販薬5選【塗り薬】
軽いしもやけで、皮膚科を受診するという方はあまりいないかも知れません。
しかし、そのまま放置するには痒みや痛みがつらい、という場合には市販薬を使ってみるのはいかがでしょうか。
そこでここでは、しもやけに効くと言われている市販薬を5つご紹介したいと思います。
オロナイン
皮膚疾患や外傷治療薬として、昔から一家に一つは常備されているオロナインは、しもやけの塗り薬としても使用できます。
水仕事のあとやお風呂上がり、就寝前に患部に擦り込むようにして使います。
また、ステロイドが入っていないので子供にも使えて安心です。
販売会社:大塚製薬
URL:https://www.otsuka.co.jp/ohn/
紫雲膏
江戸時代の医師華岡青洲が考案した漢方薬入りの軟膏で、各メーカーから同じ名前で発売されています。
紫根に含まれるシコニンが有効成分であると考えられ、抗炎症作用や抗菌作用などがあります。
販売会社:クラシエ
URL:https://www.kracie.co.jp/products/ph/1201871_2220.html
ユースキン
炎症を鎮める成分であるグリチルレチン酸や、血行を促進するビタミンE、皮膚の潤いを高めてくれるグリセリンやビタミンCなどを配合し、痒みの原因となる炎症を抑えながら健やかな皮膚状態に回復します。
販売会社:ユースキン製薬
URL:https://www.yuskin.co.jp/
ベルクリーンS軟膏
血行促進効果があるトウガラシの成分と、痒みを鎮める成分であるクロタミトンの働きにより、しもやけの諸症状を改善してくれます。
販売会社:クラシエ
URL:https://www.kracie.co.jp/products/ph/1202021_2220.html
メンソレータム軟膏
皮膚表面を覆い外からの刺激から守ると同時に、しもやけの原因である血行不良を改善します。
また、カンフルやユーカリ油、メントールの局所刺激作用により痒みによる不快感を軽減してくれます。
販売会社:ロート製薬
URL:https://jp.rohto.com/mentholatum-ointment/ointment/
まとめ
しもやけは悪化すると皮膚が切れたり血が出たりと激しい痛みに変わるため、早めの対処がよいでしょう。
また、市販薬を使用してもしもやけが改善されない時は、皮膚科を受診しましょう。
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