2024年こぐま座流星群はいつ?方角やピークの時間は?

こぐま座流星群

こぐま座流星群2024年の方角と観察するときのポイント!

こぐま座流星群」と聞いて、皆さんはどんなイメージを持たれますか?

冬の夜空を彩るこの流星群は、毎年多くの人々を魅了しています。

しかし、いつ、どこで、どのように観測すれば良いのか、その詳細は意外と知られていないものです。

2024年のこぐま座流星群の観測に最適な時期や方角、ピークの時間など、観測のポイントを詳しくご紹介します。

この記事を読めば、冬の夜空を楽しむための準備が整い、忘れられない美しい瞬間を捉えることができるでしょう。

  • こぐま座流星群の2024年の観測可能期間
  • こぐま座流星群のピーク時の観測時間
  • こぐま座流星群の観測の最適方角
  • 観測時の注意点
  • こぐま座流星群の特徴と観測の楽しみ方

目次

こぐま座流星群2024年はいつ?方角やピークの時間は?

毎年、様々な流星群が地球に現れ、世界各地にて話題になりますが、こぐま座流星群の2024年の観測日時や方角はどのようになっているのでしょうか。

ここでは詳しい情報をご紹介したいと思います。

こぐま座流星群の観察に適した時期

こぐま座流星群は、一年がもうすぐ終わるという時期、つまり12月の下旬になると出現する流星群です。

12月は一年の中で最も忙しいと感じる人も多いでしょうが、そのような時期だからこそ、ほっと一息を吐いて流星を眺めてみることをお勧めします。

なお、流星群と聞くと、数十年に1回しか見るチャンスが巡ってこないと思う人も多いですが、実は毎年定期的に出現する流星群も存在し、こぐま座流星群もその一つです。

今年がもしあまり見られなくても、来年にまたリベンジできるのもこぐま座流星群の楽しみ方の一つと言えます。

2024年こぐま座流星群が多く見られる期間

2024年のこぐま座流星群の出現は、12月17日~26日と言われています。

その中でもピークとなるのが、12月22日没後~23日未明(日本時)

クリスマスイブの前日ですね。

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こぐま座流星群の観察に適した時間帯(ピーク)

2024年のこぐま座流星群のピークは、12月23日13時頃となる予想です。

極大が昼間で、満月に向かう明るい月が午前3時前まで昇っているため、観測にはあまり良い条件とは言えません。

月が沈んだ後は、放射点の高度も高くなってくるので、1時間に数個程度の流星が見られるかもしれません。

こぐま座流星群の観察に適した方角

こぐま座流星群は、その名の通り、こぐま座から放射している流星群です。

この流星群を観察する際のポイントは、放射点を見つけること。

放射点とは、流星が放射状に広がっているように見える点のことで、こぐま座流星群の場合、北極星の近くにあります。

では、具体的にどのように観察すれば良いのでしょうか。

まず、観測地点から北方向を向いてください。そして、真上、つまり天頂を見上げると、放射点が見えるはずです。

ここがポイントですが、流星群の観察には、広い視野が必要です。

ですから、放射点を中心に、広範囲を見渡すようにしましょう。

上を見上げて流れ星が見つけられたら、それがこぐま座流星群です。

こぐま座流星群の観察に適した場所

こぐま座流星群は全天に流れるため、空が見えるところならどこでも見つけやすいと言えます。

月明りがあることを考えると、やはり周囲を広く見渡すことができ、なおかつ暗い場所で観察するのがよいでしょう。

見える流星の数

こぐま座流星群はとても気まぐれな流星群で、1時間の出現数が5~10個程度の年もあれば、突発出現と言って大流星群となって現れる年もあります。

https://sk-imedia.com/47680

こぐま座流星群を観察する際の注意点


こぐま座流星群が出現する12月中旬から下旬は、地域によっては積雪があり、気温もマイナスになるなど冬の寒さが厳しくなっています。

日中が比較的過ごしやすくても、夜間や早朝はかなり冷え込みますので、防寒対策は必ず行うようにしましょう。

ただし、寒いからと言って観測場所で火を焚いて暖をとるなどの方法は危険です。

火事などに繋がる恐れがある他、同じ場所で観測している人の迷惑になるのでやめましょう。

また、この時期はいつ雪が降ってもおかしくないため、遠出をする時はスタットレスタイヤの装着や準備をしておくことも必要です。

特に、流星観測のしやすい野原や山などに行く場合は、街中とは路面状況が全く変わる恐れがあります。

車で移動する際には、しっかりと対策を講じるようにして下さい。

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そもそもこぐま座流星群というのは何?


こぐま座流星群とは、星座の一つであるこぐま座の近くに放射点がある流星群のことを言います。

放射点は、流星が一点から飛び出して見える場所のこと(実際には流星は平行に流れていますが、見かけ上の上空からは一点から放射状に飛び出して見えます)。

そのため、他の流星群も放射点に近い星座の名前があてられています。

こぐま座は、北極星をしっぽの先に持ち、おおぐま座と並んで親子の姿を現しています。

天の北極(北半球にいる観測者が空を見上げた時、そこを中心として天体が地球の周りを回っているように見えます)に最も近い星座で、日本では一年中見ることができる星座です。

こぐま座流星群を観察するときの5つのポイント

①一日中観測することができます

2024年のこぐま座流星群の出現のピークは12月23日6時となっていますが、放射点は沈まないため実は一日中観測することができます。

日中の明るい中では観測は難しいかも知れませんが、ピークを迎える前であっても場合によっては流星を見つけることができるかも知れません。

どうしてもこぐま座流星群が見たい!と言う人は、少し粘ってみるのもよいでしょう。

②見られたらラッキーくらいの軽い気持ちで臨もう

こぐま座流星群は例年、ピーク時でも1時間に数個程度の出現と、流星の数は少な目と言えます。

とは言え大出現する年もあり、それが2024年かも知れないため、「今年も大したことないだろう」と最初から諦める必要はありません。

突発出現したこぐま座流星群が見られたらラッキーくらいの気持ちで臨むと、流星観測を楽しむことができると思います。

③北の空以外も探してみる

こぐま座流星群の放射点は北極星に近いため、北の方向を見ていると探しやすいと言われています。

しかし、流星群自体は一方向のみで流れるのではなく、全天を通じて流れるため、必ずしも北の空だけで見えるわけではありません。

まんべんなく空を見渡すことで、こぐま座流星群を見つけられる確率が高まります。

④冬の星座を楽しもう

例え今年もそこまでの出現がなかったとしても、冬は一年の中でも星座が綺麗に見える時期です。

シリウス、ベテルギウス、プロキオンを結んだ冬の大三角の他、オリオン座、おうし座、ふたご座、おおいぬ座など、一等星が多く星座を見つけやすくなっています。

また、星座にはそれぞれにエピソードがあるので、話を盛り込みながらの観測なら、より楽しい時間を過ごせるのではないでしょうか。

⑤観測は開けた暗い場所で行うのがよい

出現数が少ないこぐま座流星群は、1つ1つが貴重な存在と言えます。

その姿を見逃したくないという方は、街明かりが届かない場所での観測がおすすめです。

また、月明りも観測には邪魔になるので、月明かりの影響を受けにくくすることも大切です。

月を視線から外したり、月を手で隠すようにすると空が見やすくなります。

こぐま座流星群のまとめ

2024年のこぐま座流星群は、12月17日から26日にかけて観測可能で、ピークは12月22日の夜から23日未明です。

北極星近くの北方向が観察のポイント。

冬の寒さ対策をしっかりと行い、暗い場所で空全体を見渡すと良いでしょう。

流星群は気まぐれで、見られたらラッキーという気持ちで楽しむのがおすすめです。

星座の美しさも一緒に楽しんで、素敵な冬の夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。

この記事のポイントをまとめますと

  • 2024年のこぐま座流星群は12月17日から26日に出現
  • ピークは12月22日夜から23日未明
  • 観察の最適方角は北、北極星近く
  • 冬の寒さ対策が必要
  • 暗い場所での観測が望ましい
  • 流星の出現数は年によって異なる
  • 見つけたらラッキーという気持ちで観測
  • 他の冬の星座も楽しめる
  • 月明かりの影響を避ける工夫が必要
  • 安全な場所選びと移動に注意
  • 観測は一日中可能だが、夜間が推奨
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