戌の日が仏滅の場合ずらした方がいいのでしょうか?
対処法を知りたいですよね。
妊娠している方にとって戌の日のお祝いは大事な行事の一つ。
お腹の赤ちゃんが無事に健康で生まれてくることを願って、安産祈願に行くことが多いでしょう。
しかし、戌の日が仏滅と重なっていたら縁起が悪いですよね。
そのような場合はずらしたほうがいいのか気になるのではないでしょうか。
そこで今回は、戌の日が仏滅の場合の対処法について調べてみました。
戌の日が仏滅の場合ずらしたほうがいい?
戌の日のお祝いは、多産で安産な戌(犬)にあやかって無事の出産を願うもの。
そんな意味のある日にもし仏滅が重なっていたら、ずらしたほうがいいのか気になりますよね。
戌の日のお祝いは基本的には妊娠5ヶ月に入った最初の戌の日に行うため、仏滅が重なっても気にせず行うママさんは多いようです。
また、神社と六曜(仏滅を始め、大安や友引などその日の吉凶を占うもの)などの暦注(暦に掲載される吉凶占い)は無関係と言われています。
つまり、その日が縁起の良い日なのか悪い日なのかを気にしているのは、参拝する側(私達)だけということ。
神社に「仏滅のお参りは避けた方がよいか?」と尋ねても、「特に気にせずお参りをして大丈夫ですよ」と言われます。
このようなことから、戌の日が仏滅であっても多くの場合はお祝いを行うようです。
とは言え、日ごろから縁起を気にしている方であれば、六曜の中で最も縁起の悪い日(凶日)である仏滅が重なっていることが気になってしまいますよね。
いくら日の吉凶と戌の日のお祝いに関係がないと言われても、ずっと不安や心配がつきまとうのは妊娠にも影響しかねません。
「縁起の良い日にお参りをしたい」と言うその気持ちを大切にして、別の日にずらすことを考えた方がよいでしょう。
日程はどうずらせばいい?
戌の日と仏滅が重なっていて、日程をずらしたい場合、どのようにすればよいのか悩みますよね。
戌の日のお祝いは、基本的には妊娠5ヶ月に入った最初の戌の日に行います。
そのため、日程をずらす場合はその前後の戌の日にお祝いを行うことが多いようです。
具体的には妊娠4ヶ月の最後の戌の日や、妊娠5ヶ月に入って2回目、3回目の戌の日など。
また、戌の日ではなく、縁起の良い吉日に変更する方も多くいます。
中でも特に大安は六曜の中で最も縁起の良い日で、入籍や結婚式などのお祝い事の日取りにも選ばれる吉日です。
戌の日のお祝いが仏滅を重なったり都合がつかない場合は、大安に変更する方も多いですよ。
戌の日がどうしても仏滅になるときの対処法!
戌の日が仏滅の場合は、吉日の大安にお祝いを行う方もいます。
しかし、戌の日のお祝いはそもそも、戌(犬)が多産で安産であることが由来と言われていますよね。
そのため、戌の日のお祝いにこだわりたいという方も多いのではないかと思います。
戌の日のお祝いでは「帯祝い」と言って祈祷した腹帯を巻き、赤ちゃんが無事に健康に生まれてくることを願います。
つまり、「帯祝い」がとても重要な儀式と言えるわけですね。
このようなことから、戌の日が仏滅であっても「帯祝い」のみ戌の日に行い、安産祈願は改めて大安に行うという先輩ママさんも多いようですよ。
戌の日のお祝いの意味を考えると、「帯祝い」は戌の日にこだわり、それ以外は大安に行うというのも一つの良い方法と言えるでしょう。
戌の日と六曜の関係について
戌の日とは、十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)で日付を表したものです。
現在は十二支と言うと年を数えるくらいにしか使いませんが、昔は日を表す名称として使われていました。
十二支は12通りあるので、戌の日であれば12日に一度巡ってくることになります。
戌の日のお祝いの由来は先ほども触れている通り、戌(犬)多産で安産であることにあやかっているからです。
一方の六曜は、日の吉凶を占う暦注の中の一種類になります。
暦注には様々な種類がありますが、日本では六曜がとりわけ知名度が高いと言えるでしょう。
六曜をよく知らないという方でも、大安は縁起の良い日で、仏滅は縁起の悪い日であることを知っているくらいです。
十二支による日付では、戌の日以外に巳の日や寅の日は金運がアップすると言われていますが、そもそも日の吉凶を占うものではありません。
このように、戌の日と六曜には違いがあります。
また、神社では戌の日に安産祈願のお祝いを行いますが、安産祈願を含めた他のお参りの日取りで「大安を選んで下さい」と言われることはありません。
これは神社(神道)と六曜には何の関係もないことを示しています。
そのため、大安などの吉日にお参りをした方がいいのでは?と考えるのは、あくまでもお参りする私達側だけであり、神社ではお参りはいつしても構わないという考えになります。
安産祈願は戌の日でないといけない?
戌の日の意味を考えると戌の日に行った方がよいと思えますよね。
しかし、安産祈願において何よりも大切なのは妊婦さんの体調です。
体調が良くないのに無理をして戌の日に安産祈願をして、妊婦さんや赤ちゃんが危険な目に遭ってしまっては何の意味もなくなってしまいますよね。
戌の日以外のお祝いであっても、妊婦さんの体調が安定して、安心して安産祈願をすることの方が大切です。
戌の日のお祝いは、絶対に戌の日に行わなくてはいけないものではないので、体調を第一に考えてお参りの日程を組むようにしましょう。
神様は戌の日にお参りをしなかったから願いは聞かない、とは言いませんので安心して下さいね。
安産祈願の日取りの決め方
そのような時は、次の方法を参考になさってみてはいかがでしょうか。
家族と相談する
自分は仏滅が重なっても気にならなくても、両親や旦那さんが気にする場合もありますよね。
そのため、戌の日のお祝いについて日取りをいつにしたらよいのか、自分だけで思い悩まず、家族に相談してみるのがよいでしょう。
体調を最優先する
妊娠中の体調は人それぞれです。
特に妊娠初期はつわりがひどい場合も多く、予定をなかなか決められないかも知れません。
そのため、あえて日取りは決めずに体調が良い日に安産祈願に出かけてみてはいかがでしょうか。
予備日を作っておく
予定日が一日しかないと、その日に必ず行かなければと焦ってしまいますよね。
しかし、予備日があれば当日に体調が悪ければ無理なくキャンセルすることができます。
予定日や予備日は戌の日のお祝いに出席予定の全員の都合を合わせる必要がありますが、事前にしっかりと周知や計画を立てておくことで、余計なプレッシャーがかかることがなくなりますよ。
まとめ
戌の日が仏滅の場合はずらしたほうがいいのか調べてみました。
多くの先輩ママさんは、戌の日のお祝いは戌の日に行うことに意味があると考えているので、仏滅が重なっても気にせずにお祝いを行っているようです。
縁起を気にする方は仏滅が重なるのは避けた方がよいと考え、別の日にしているようですね。
また、妊婦さん本人や旦那さんが仏滅を気にしなくても、お祝いに同席する両家の両親が縁起を気にするケースもあるようです。
このようなことから、戌の日のお祝いの日取りは夫婦だけで決めてしまうのではなく、出席する人にも前もって確認しておくことが大切と言えるでしょう。
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