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十二直による地鎮祭の日程の決め方は?縁起のいい日はいつ?

地鎮祭は家などの建物を建てる前に、その土地の神様に使用を請い、建設中の工事の安全をお願いするものです。

多くの方は家を建てるのはあっても一生に一度だと思いますが、だからこそ事前にしっかりと把握しておきたいことですよね。

特に地鎮祭では日取りが重要視されます。

一般的に日の縁起の良し悪しを決める時には六曜を用いりますが、建築関係では六曜よりも十二直によって日取りを決めることがほとんどです。

さきほども触れた通り、地鎮祭は人生でそう経験することのない事柄の上、慣れ親しんでいる六曜ではなく十二直で日取りを決めるとなると、困惑してしまう方も多いかも知れません。

そこでここでは、十二直による地鎮祭の日取りの決め方について解説していきます。

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十二直による地鎮祭の日程の決め方は?


冠婚葬祭の日取りを決める時に使う六曜は、明治時代から庶民に浸透し、現在の形となったのは戦後と言われています。

一方で十二直は奈良時代には日本に伝わったとされ、江戸時代までの長い間活用されてきた暦注(暦に掲載される吉凶占い)で、実は六曜よりも長く重要視されてきました。

そして、その風習が今でも残っているのが建設業界で、大工さんの中には十二直が書かれた暦を元に作業を行う方もいます。

十二直には、建・除・満・平・定・執・破・危・成・納・開・閉と12の吉凶があり、この中で建築吉日とされるのは建・満・平・定・成・開の6つとなります。

つまり、十二直を元に建築関係の行事の日取りを決める時には、建・満・平・定・成・開の中から都合のよい日を選ぶとよいというわけです。

なお、この6つの中で建築に最も良い吉日は建です。

地鎮祭にオススメの縁起のいい日は?


建築関係では昔から十二直によって日の吉凶を占い、吉日に地鎮祭を始めとした行事を執り行うのが習わしとなっています。

しかし、暦注は十二直以外にもあり、同じ日でも十二直で見るか他の暦注で見るかによって吉凶が変わります。

より縁起を担いで地鎮祭を行いたいという方は、さきほど紹介した建・満・平・定・成・開に、他の暦注の吉日が重なる日を選ぶことも少なくありません。

そこでここでは、十二直以外の地鎮祭に向いている吉日をご紹介します。

大安

暦注の中で最も有名な六曜で、最も縁起の良い日になります。

終日吉となるので、時間を問わずに地鎮祭を行うことができます。

一粒万倍日

撰日という暦注の一つで、一粒の籾(もみ)が万倍に実り稲穂になるという意味があります。

この日に始めたことは後に大きな収穫となると言われていることから、地鎮祭や棟上げ式などの日取りにふさわしい日と言われています。

天赦日

撰日の一つで暦の上で最上の吉日となります。

百神が天に昇り、万物の罪を許すという意味があり、この日は何をするにもよい最良日になります。

地鎮祭を避けたほうがいい日は?


地鎮祭の十二直による日取りの決め方では、建・満・平・定・成・開以外は不向きとされています。

また、上記と同様の理由で、十二直以外にも地鎮祭を避けた方がよい凶日があります。

三隣亡

厄災が三軒先まで及ぶという意味の凶日で、建築関係では最も避けられる凶日となります。

土用期間

立春、立夏、立秋、立冬前の18~19日間を指すもので、この期間中は土を動かすようなことは避けた方がよいと言われています。



十二直のそれぞれの意味

建つの意味で、この日は物事を始めるのに縁起の良い日となります。

特に柱建てや棟上げなど建築に関わることが大吉で、その他にも神仏祭祀、移転、引越し、開店、旅行、結婚などもとても良いと言われています。

ただし、土を動かすこと(ガーデニングや植え替えなど)と、船に乗るのは避けた方がよいと言われています。

十二直の中では、中吉に当たる縁起の良さと覚えておくとよいでしょう。

除くの意味で、百凶(ありとあらゆる厄災)を取り除く縁起の良い日となります。

医者にかかる、服薬、種まきは特によい日となり、煤払いもよいので大掃除の日取りにも向いていますが、土を動かすことと婚礼関係は避けた方がよいと言われています。

十二直の中では、小吉に当たる縁起の良さと覚えておくとよいでしょう。

満ちるの意味で、万物満たされる縁起の良い日になります。

建築全般を始め、婚礼関係、移転、新規開業、旅行、神仏祭祀、種まき、土を動かすことなど、多くの事柄によい日となりますが、薬の飲み始めの日は避けた方がよいと言われています。

十二直の中では、大吉に当たる縁起の良さと覚えておくとよいでしょう。

平(たいら)の意味で、物事が平穏に納まる縁起の良い日になります。

地固めや柱建て、棟上げなどの建築関係や、旅行、移転、結婚などに向いている日となりますが、土を動かす、穴(池や溝)を掘ることは避けた方がよいと言われています。

十二直の中では、大吉に当たる縁起の良さと覚えておくとよいでしょう。

定まるの意味で、将来において基礎となる物事を始めるのに良い日となります。

柱建てや棟上げなどの建築関係を始め、結婚、移転、開業が吉となりますが、訴訟や旅行、草木の植え替えなど変化を伴うものは凶となるので避けた方がよいと言われています。

十二直の中では、小吉に当たる縁起の良さと覚えておくとよいでしょう。

物事を執(と)り行うの意味で、万物の育成を始めるのに良い日となります。

神仏祭祀、結婚、建築、種まき、買い物、収穫に特によい日となりますが、借金、金銭の出し入れ、財産整理、蔵開きは凶となり避けた方がよいと言われています。

十二直の中では、小吉に当たる縁起の良さと覚えておくとよいでしょう。

破るの意味で、物事を突破する日、打ち破る日として、訴訟や交渉事は吉となる日になります。

ただし、結婚や契約、旅行、神仏祭祀、勝負事、建築、約束事などは破ることになり、避けた方がよいと言われています。

十二直の中では、大凶に当たる縁起の悪さと覚えておくとよいでしょう。

物事を危(あやぶ)る日という意味で、あらゆることに危険が伴うため、控えめに過し慎むのがよい日となります。

特に登山(高所)や海や川などの水辺での遊び、旅行、船に乗ることは大凶で避けた方がよいと言われています。

一方で酒造りは吉となる日です。

十二直の中では、大凶に当たる縁起の悪さと覚えておくとよいでしょう。

物事が成る日という意味で、この日は万事が成熟する日となります。

結婚、建築、商談、開業、開店、旅行などを始めるのによい日ですが、争いごとは凶となるので訴訟は避けた方がよいでしょう。

十二直の中では、小吉に当たる縁起の良さと覚えておくとよいでしょう。

納めるの意味で、あらゆることを納め入れるのによい日となります。

特に入学や入社、婚礼関係、仕入れや購入、建築によい日となりますが、葬儀のみ凶となります。

十二直の中では、小吉に当たる縁起の良さと覚えておくとよいでしょう。

開くの意味で、あらゆることの道が開ける日となります。

入学、結婚、移転、引越し、建築、開業、開店に向いている日ですが、葬儀は凶となります。

十二直の中では、小吉に当たる縁起の良さと覚えておくとよいでしょう。

閉じるの意味で、何事も閉じられる日となりますが、墓を建てる、金銭を収納する、池や井戸を掘る、葬儀をするのは吉となります。

結婚や建築、移転、開業などは避けた方がよいでしょう。

十二直の中では、凶に当たる縁起の悪さと覚えておくとよいでしょう。

まとめ

十二直による地鎮祭の日取りの決め方では、建・満・平・定・成・開の中から選ぶのがよいでしょう。

また、十二直とは別の暦注(六曜や撰日など)の吉日と重なる日を選ぶことで、より縁起の良い日となります。

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