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選日の種類とそれぞれの意味や由来について!

選日の種類や意味、由来などをご紹介します。

入籍や結婚式などのお祝い事を始め、引越し、納車、宝くじの購入など、縁起を担ぎたい日に参考にするのが六曜ですよね。

六曜をよく知らないという方でも、大安は縁起が良い日ということは知っているのではないでしょうか。

六曜は暦注と呼ばれる暦に掲載される吉凶占いの一つですが、実は暦注には六曜以外にも様々な種類があり選日もその一種です。

とは言え、選日なんて初めて聞いたという方も多いでしょう。

そこで今回は、選日について詳しく解説していきます。

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選日って何?


カレンダーを見ると日付や曜日の他に、大安などの運勢や方位の吉凶が書かれていることがありますよね。

これらは総じて暦注と呼ばれており、昔から吉凶を占うものとして親しまれてきました。

暦注には一般的によく知られている六曜を始め、十二直、二十八宿、九星、暦注下段、七曜があり、選日は六曜、十二直、二十八宿、九星、暦注下段、七曜以外のもの、つまりどの種類にも属さないものを総称した呼び方です。

そのため『雑注(ざっちゅう)』とも呼ばれています。

選日は中国が発祥の陰陽五行説に基いた「十干十二支」による日の干支を元に、吉凶が決まっています。

日の干支とは、昔は今のような数字で日付を表していたのではなく、

十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と

干支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)の組み合わせによって日を表すもので、その組み合わせは60通りになります。
(全ての十干と十二支の組み合わせがあるわけではありません)

つまり全ての十干十二支を巡るには、60日かかるというわけです。

例えば、「己巳の日」は十干の「己(つちのと)」と十二支の「巳(み)」の組み合わせですが、己は陰陽五行説では「土」の運気とされ、土は金を産むと言われています。

また、巳(へび)は財産の神として知られる弁天財の遣いとされ、こちらも金運がアップする日と言われており、己巳の日は金運や財運が上がる日とされています。

選日の種類と意味や由来

不成就日

言葉の通り、何をしても成就しない日、成功しない日という意味で、選日の中では凶日(縁起の悪い日)になります。

不成就日は旧暦の月切り(※)という方法で日にちが決まっています。

1月/7月・・3、11、19、27日

2月/8月・・2、10、18、26日

3月/9月・・1、9、17、25日

4月/10月・・4、12、20、28日

5月/11月・・5、13、21、29日

6月/12月・・6、14、22、30日

これを新暦に当てはめたものが、現在の不成就日となります。

(※)月切りとは、新月から満月を経て次の新月が来る一ヵ月のことを指しています。月の満ち欠けは29.5日で新月から満月、そして再び新月になるのを繰り返すため、旧暦では晦日(月の最終日)になるのは29日かもしくは30日でした。

犯土

庚午から丙子までの7日間を大犯土(おおづち)、戊寅から甲申までの7日間を小犯土(こづち)とし、この期間は土を司る土公神が土に宿ることから、土に触れるのは慎むとされます。

土を掘ったり耕したり、植木の植え替え、種まき、地鎮祭などの建築儀礼などは避けた方がよいでしょう。

なお、大犯土と小犯土の間の一日は「間日(まび)」と言って、この日は土に触れても問題ありません。



三隣亡

三隣亡は建築関係は大凶日とされます。

三隣亡の意味は、この日に建築関係のことを行うと「三軒隣まで滅ぼす」とされます。

あまり聞き慣れない言葉かも知れませんが、今でも建築関係者の間では六曜よりも重要視されており、地鎮祭や棟上げなどは三隣亡を避けて行われます。

三隣亡の日の決め方は、次の通りです。

1月/4月/7月/10月・・亥の日

2月/5月/8月/11月・・寅の日

3月/6月/9月/12月・・午の日

三伏

三伏は、「初伏」「中伏」「末伏」を合わせたもので、決め方には諸説ありますが、最も一般的とされているのは、夏至以降3回目、4回目と、立秋以降の最初の庚の日をそれぞれ初伏、中伏、末伏とします。

陰陽五行説では庚は金に属しますが、金は火に伏されるとされ、一年の中でも最も暑い上記の時期の中の庚の日は特に体調などに注意をする日と言われ、旅行、種まき、婚姻関係などは慎む日と言われます。

十方暮

日の干支が甲申から癸巳までの10日間を指すもので、十方(あらゆる方向)が暮れ(闇となる)という意味から、何をしてもよくない凶日と言われています。

甲申、癸巳はそれぞれ相剋(※)の関係にあり、五行相剋と称されて、特に婚姻関係や旅行、相談事、引越しは凶と言われています。

(※)対立しているもの同士が互いに相手に勝とうとすること

八専

日の干支の、壬子から癸亥までの12日間の中で、十干と十二支の五行(木・火・土・金・水)が同じになる壬子、甲寅、乙卯、丁巳、己未、庚申、辛酉、癸亥を指します。

全部で8日あるので八専と呼ばれています。

五行が重なる日は気が乱れ、凶日になると言われていますが、期間中には五行が重ならない日が4日あり、これが間日となります。

一粒万倍日

一粒の籾(もみ)が万倍が実り稲穂になるという意味があり、この日に始めたことは後に大きな収穫を得ると言われる吉日になります。

そのため、入籍や結婚式などのお祝い事を始め、開業、種まきなどを行うのに向いている日ですが、特に宝くじの購入や財布を新調する、新調した財布を初めて使うと言ったお金に関することを行うとよいと言われています。

ただし、借金やローンは借りたお金の額が増えてしまうことから、避けるのがよいでしょう。

天一天上

天一神という方位を司る神様が、癸巳から戊申までの16日の間、天に帰る期間を言います。

天一神のいる方向へ向かうと祟りが起こると言われていることから、天にいる間は方向を気にせず動ける期間ということになります。

そのため、旅行や引越し、外出などに吉とされる日になります。

また、天一神が天に帰っている間は、代わりに日遊神という神様が地上に降りてきて、家に留まると言われています。

日遊神は家が汚れているのを嫌うので、天一天上の期間は家を綺麗に掃除するのがよいと言われています。

臘日

臘日(ろうじつ)は、元は中国の臘祭(ろうさい)という狩猟によって得た獲物を先祖に捧げる年末の風習が由来と言われていますが、定かではありません。

また、臘日の決め方も暦によって異なり、小寒(二十四節気)の後の2回目の辰の日としているところもあれば、大寒に最も近い辰の日、大寒の後の最初の戌の日、旧暦の12月19日と、4つの方法があるようです。

さらに、吉凶についても、「結婚や神事を避ける日」とされていますが、こちらもはっきりとしたことはわかっていません。

そのため、臘日は記されていない暦も多くあります。

まとめ

選日とは十二直、二十八宿、九星、暦注下段、七曜以外の暦注のことを言います。

六曜に比べて馴染みがないという方が多いと思いますが、一粒万倍日は六曜の大安に等しい吉日とされており、入籍や結婚式を始め、お宮参りや七五三などのお祝い事の日取りにはお勧めとなっています。

また、選日と六曜はそれぞれ別の暦注のため、例え六曜では大安であっても、選日で不成就日であれば、その日は大安の縁起の良さが不成就日によって半減してしまうと言われています。

このようなことから、縁起にこだわって日取りを決めたい場合は六曜だけではなく選日の吉凶もしっかりと確認しておくのがよいでしょう。

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