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月迫の候を使う時期はいつ?読み方と使い方や例文と結びも!

月迫の候

月迫の候と聞いて、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?

この美しい日本語のフレーズは、実は特定の時期にのみ使われる時候の挨拶なのです。

しかし、いつ正確に使うべきなのか、またその読み方や使い方については、多くの方が疑問を抱えているかもしれません。

そこで、この記事では「月迫の候」の正しい時期や読み方、さらにはビジネスやプライベートでの使い方、心を込めた例文や結びの言葉まで、詳しくご紹介します。

日本の伝統的な表現をもっと身近に感じ、大切な人への手紙やメッセージに活用してみませんか?

  • 「月迫の候」が使われる正確な時期
  • 「月迫の候」の読み方とその意味
  • ビジネスや目上の人への手紙での「月迫の候」の適切な使い方
  • 「月迫の候」を使った心を込めた例文と結びの言葉
  • 「月迫の候」の使用におけるマナーと注意点

月迫の候を使う時期はいつ?


月迫の候は12月中旬から下旬に使える時候の挨拶です。

一般的に中旬は11日から20日、下旬は21日から末日を指す言葉のため、月迫の候は12月11日から31日まで使える時候の挨拶ということになりますね。

月迫の候の意味や読み方は?


月迫の候は「げっぱくのこう」と読みます。

時候の挨拶は音読みすることが多く、月迫の候も全て音読みで「げっぱくのこう」と読みますよ。

月迫とは月末を指し、候には時期や時候などの意味があることから、月迫の候は月末になりましたねという意味になりますが、時候の挨拶では12月のみを指しています。

つまり、月迫の候には「年末が近づいてきましたね」という意味になります。

月迫の候の正しい使い方は?


月迫には月末が迫ってきましたという意味がありますが、先ほどもお伝えした通り、時候の挨拶で使う場合には12月を指す言葉になります。

そのため、11月や8月、2月など他の月に、中旬から下旬にかけて月迫の候を使うことはできません。

また、手紙やはがきを送る場合には、相手に届くまで数日の誤差がありますよね。

月迫の候を使った手紙やはがきを12月末ギリギリに送ってしまうと、相手に届くのが1月になってからということもあり得ます。

月迫の候を使って手紙やはがきを送るなら、12月中には必ず届くようにしましょう。

月迫の候を使った例文


月迫の候を使って文章を書くのが難しいと感じている方は多いですよね。

時候の挨拶は日常会話でよく使うものではないので、いざ書こうと思っても書けないことがあるでしょう。

そこでここでは、月迫の候を使った例文をご紹介します。

手紙やはがきなどを送る相手がビジネス関係者の場合、先生や恩師など目上の人の場合、親しい人の場合の3つのパターン別になっているので、状況に合わせて選んでみて下さい。

ビジネスで使う場合

・謹啓 月迫の候、貴社におかれましてはいよいよご隆盛の段、ご同慶の至りに存じます。毎度格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
・拝啓 月迫の候、貴社ますますご繁栄のことと拝察いたしております。平素は格別のご高配にあずかり、厚く御礼申し上げます。
・拝啓 月迫の候、貴社の皆様におかれましては、ますますご活躍のことと存じます。日頃は過分のご厚情をいただき厚く御礼申し上げます。

目上の人に使う場合

・謹啓 月迫の候、〇〇様にはいっそうご活躍のことと慶賀の至りに存じます。
・拝啓 月迫の候、貴殿におかれましてはますますご健勝の由、何よりと存じます。

親しい人に使う場合

・月迫の候、華やかなイルミネーションに心躍る今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
・月迫の候、クリスマスに大掃除、年始の準備と大忙しですよね。風邪など引かずにお過ごしでしょうか。

なお、親しい人には月迫の候は使わなくてもよいかも知れません。

月迫の候のような〇〇の候は、時候の挨拶の中でも丁寧な表現となります。

親しい人に使うと、相手によってはよそよそしさを感じてしまうかも知れません。

親しい人に手紙やはがきなどを送るときは、月迫の候を外していきなり「華やかイルミネーションに心躍る今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。」と始めてもよいでしょう。

または、「年末が近づいてきましたね」のように、月迫の候をカジュアルに言い換えてもよいでしょう。

月迫の候の結び文


結び文とは文章の締めくくりに書く文です。

結び文には季節に関係なく使える定型文がありますが、時候の挨拶の季節感に合わせた結び文にすると、文章全体に統一感が出ます。

ただし、時候の挨拶と結び文に同じ言葉や内容は使わないようにして下さい。

ここでは、月迫の候の結び文の例文をご紹介します。

・寒さ厳しい折柄、何卒ご自愛のほどお願い申し上げます。謹言
・来年も、ご愛顧の程宜しくお願い申し上げます。敬具
・空気が乾燥しています。風邪には十分に注意して、ご家族で楽しい年末年始を過ごして下さいね。かしこ

月迫の候を使うときに注意すること


月迫の候は時候の挨拶の中では丁寧な表現であるものの、ビジネス関係者や目上の人などに使う場合は、それだけではマナーとして不十分です。

月迫の候の前に、必ず頭語をつけるようにしましょう。

頭語には様々な種類がありますが、一般的によく使われているのは「謹啓」と「拝啓」になります。

これらには「謹んで申し上げます」という意味があり、相手に対する敬意を表すものとなっていますよ。

また、頭語には結語が対になっているので、文章の冒頭に頭語をつけたら、終わりは必ず結語で締めるのもマナーとなります。

「謹啓」の結語は「謹言」もしくは「謹白」、「拝啓」の結語は「敬具」または「敬白」と決まっているので、合わせて覚えておくとよいでしょう。

なお、女性のみですが、どの頭語でも結語に「かしこ」をつけることができます。

ただし、「かしこ」はややカジュアルな印象を与えるため、ビジネス関係者や目上の人には使わない方がよいでしょう。

月迫の候以外の12月の時候の挨拶はある?


月迫の候は末に近い時期に使うのがよい時候の挨拶です。

12月上旬や中旬に時候の挨拶を使う場合は、他の時候の挨拶を選ぶのがよいでしょう。

ここでは、月迫の候以外に12月に使える時候の挨拶をご紹介します。

小雪の候

11月22日頃から12月6日頃まで使える時候の挨拶です。

二十四節気の名称の一つである小雪には、雪が降り始める時期という意味がありますが、実際に雪が降っていなくても小雪の期間になると使うことができます。

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大雪の候

12月7日頃から21日頃まで使える時候の挨拶です。

大雪も二十四節気の名称の一つで、雪が多く降る時期という意味がありますが、小雪の候と同様に実際にはたくさん雪が降っていなくても、大雪の期間中であれば大雪の候を使うことができますよ。

とは言え、小雪や大雪については、雪が降っていた方が風情があるとし、雪が降っていないと使わないという方は多いですね。

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師走の候

12月全般に使える時候の挨拶です。

12月の和風月名である師走は、一般的に広く浸透しているため、違和感なく受け取れる時候の挨拶と言えるでしょう。

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寒気の候

12月全般に使える時候の挨拶です。

寒気には気温が下がって寒いという意味があるため、手紙やはがきなどを送る地域の状況に合わせて使うのがよいでしょう。

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冬至の候

12月22日頃から1月5日頃まで使える時候の挨拶です。

冬至は二十四節気の一つで、一年で最も日が短く夜が長い日という意味があります。

時候の挨拶として使う場合は、次の節気である小寒まで使うことができますよ。

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Wordであいさつ文や定型文を挿入する方法

仕事上で取引先の相手にあいさつ文を送る、目上の人に手紙やはがきを出す時などに、「書き出しに悩んでしまい、なかなか作業が進まない」なんてことはよくあるのではないでしょうか。

そのような時はWordを利用してみましょう。

Wordにはあいさつ文のテンプレートがあるので、参考にすると作業が捗りやすくなりますよ。

ここではwordを使ったあいさつ文や定型文の挿入方法をご紹介します。

手順

①Wordを開きます

②挿入タブをクリックします

③テキストのところにある「あいさつ文」をクリックします

④あいさつ文の挿入を選びます

⑤何月のあいさつ文を作成するのか、最初に月を選びましょう

⑥月のあいさつ、安否のあいさつ、感謝のあいさつをそれぞれ選びます

⑦選んだら「OK」をクリックしてください

⑧Wordに選んだ文章が表示されます

ポイント

Wordではあいさつ文だけではなく、あいさつ文の後に続ける「起こし言葉」や「結び言葉」も選ぶことができますよ。

挿入タブ→テキストのあいさつ文をクリックした後、起こし言葉もしくは結び言葉を選んでください。

月迫の候のまとめ

「月迫の候」とは、12月11日から31日に使う時候の挨拶です。

「げっぱくのこう」と読み、年末が近づいたことを表します。

この挨拶は、12月の中旬から下旬に限定され、ビジネスや目上の人への手紙に適しています。

例文として、ビジネス関係では「謹啓 月迫の候、貴社におかれましては…」、目上の人には「謹啓 月迫の候、〇〇様には…」などがあります。

親しい人へは、よりカジュアルな言い回しを使うと良いでしょう。

また、手紙の結びには「寒さ厳しい折柄、何卒ご自愛のほど…」など季節感を盛り込むと良いです。

月迫の候を使う際は、頭語と結語を正しく使い、敬意を表すことが大切です。

この記事のポイントをまとめますと

  • 「月迫の候」は12月11日から31日に使う時候の挨拶
  • 読み方は「げっぱくのこう」
  • 意味は年末が近づいたことを表す
  • 12月の中旬から下旬に限定される
  • ビジネスや目上の人への手紙に適している
  • 親しい人にはカジュアルな言い回しを推奨
  • 手紙の結びには季節感を盛り込む
  • 頭語と結語を正しく使い敬意を表す
  • 他の月や12月の初旬には使用しない
  • 手紙やはがきは12月中に届くように配慮する
  • 「謹啓」「拝啓」などの頭語と「謹言」「敬具」などの結語を適切に使用
  • 月迫の候以外の12月の時候の挨拶も存在する(例:師走の候、寒気の候)

 

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