銀行や役所そして一般的なお盆休みはあるの?
8月の中旬になると、日本国内一斉に多くの企業が長期休暇に入ります。
これをお盆休みと呼び、海外に出国する人の行列ができる空港や、新幹線などの乗車率150%などのニュースがこの時期の風物詩として流れます。
では、このお盆休みはどうして行われるようになったのでしょうか。
また、一般企業以外の銀行や役所では、お盆休みはどのようになっているのでしょうか。
今回はそんな、知っているようで以外と知らないお盆休みのあれこれについて、色々と調べてみました。
2024年の公務員や役所などの行政機関のお盆休みの時期は?
公務員や役所などには、お盆休みはありません。
しかし、有給休暇をお盆の時期に取ることは可能ですので、公務員の方がお盆時期に長期休暇を得ている場合は有給休暇を使っていると考えてよいでしょう。
また、同じ公務員である学校の先生は生徒と同様に夏休みの休暇を取っていると思われがちですが、実際には学校に来て仕事をしています。
夏休みとしては4~5日ほどの休暇を得ているそうです。
2024年の銀行のお盆休みの時期は?ATMは使えるの?
銀行も、公務員と同じく基本的にはカレンダー通りの休日となり、お盆休みはありません。
しかし、一般企業は休みに入っていることが多いことから、お盆時期の銀行と言うのは比較的空いているそうです。
面倒な手続きをしなければならないことは、お盆休みを利用して行うとよいかも知れませんね。
また、ATMも普段と変わりなく使うことができます。
銀行は銀行法という法律の元に休みが決められており、土曜、日曜、祝日、年末年始となっています。
お盆休みは国民の祝日ではないため、銀行窓口は勿論ATMも通常通り稼働しています。
2024年の一般的なお盆休みの時期は?平均的な期間は?
お盆休みは通常、8月13日~16日となっています。
お盆休みの期間というのは一般的に13日~16日の4日間となるのですが、この期間に土日がどのように絡むかによってお盆休みの長さが変わってきます。
製造業など一部の企業の場合、お盆の前週から長期休暇に入るケースもあり、6~10連休となることもあるようです。
そもそも、「お盆」にどうして休みをとるようになったの?
お盆休みの由来は、「藪入り」からきていると言われています。
藪入りとは、商家などに奉公に来ている奉公人が、年に2回、1月16日と7月16日だけ実家に帰ることを許された日のことを言います。
都会から藪の深い田舎に帰る様子から藪入りと言われる説と、奉公人を帰す「宿入り」が変化して生まれた言葉とも言われていますが定かではありません。
そしてこの藪入りの風習と、お盆の時期の先祖をお迎えしおもてなしする風習が合わさって、現在のお盆休みができたとされています。
まとめ
お盆休みの期間中も、土日でなければ役所や銀行は通常通り営業をしています。
普段、仕事が忙しくて後回しになっていることをこの時期に片付けてしまうのもよいかも知れませんね。
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