鎌倉のあじさいを楽しみたいけれど、見頃時期や開花状況、混雑状況が気になる、そんな悩みを持っていませんか?
特に6月から7月にかけてのシーズンは、観光客で賑わい、どのスポットが見どころかも気になりますよね。
この記事では、鎌倉のあじさいの見頃時期や開花状況、さらに混雑を避けて楽しむためのコツや、おすすめの名所と穴場スポットを詳しくご紹介します。
これを読めば、鎌倉の美しいあじさいを余すことなく堪能できるはずです。
どうぞ最後までお楽しみください。
- 鎌倉のあじさいの見頃時期や開花状況がわかります
- 鎌倉のあじさいの主要な見どころや名所がわかります
- 混雑状況を避けるためのコツがわかります
- 各スポットへのアクセス方法がわかります
鎌倉のあじさいの2024年の開花状況や見頃時期!
鎌倉のあじさいの見頃時期:6月上旬~6月下旬ごろ
例年、特に6月の第2週目が一番の見頃時期で、とても美しい紫陽花が鑑賞できます。
鎌倉のあじさいの開花状況:
鎌倉のあじさい2024年の名所や穴場スポット!
北鎌倉のあじさい、おススメの名所や穴場スポット!
北鎌倉駅周辺の北鎌倉エリアのあじさいは、別名「紫陽花寺」で有名な明月院を中心に、北鎌倉周辺のあじさいが咲いている寺を巡る散策コースがおススメです。
大体2~3時間ほどのあじさい散策になります。
円覚寺のあじさい
臨済宗円覚寺派の大本山で、大きな山門や禅道場などが点在し、厳粛な禅寺の雰囲気が漂っています。
あじさいや紅葉が美しいことでも有名。山門は夏目漱石の小説『門』にも登場しています。
住所:〒247-0062 鎌倉市山ノ内409
電話:0467-22-0478
拝観時間:4月~10月 8:00~17:00 (11月~5月 8:00~16:00)
円覚寺公式HP
※円覚寺への行き方は下記の地図の「拡大地図を表示」の文字をクリック
東慶寺のあじさい(おススメ)
山門に向かって右側は、ガクアジサイの仲間が主体になっています。
東慶寺のあじさいは、とても沢山の花が密集しており、見応えがあります。
住所:〒247-0062 鎌倉市山ノ内1367
電話:0467-22-1663
拝観時間:3月~10月 8:30~17:00(1月~2月 8:30~16:00)
東慶寺公式HP
※東慶寺への行き方は下記の地図の「拡大地図を表示」の文字をクリック
浄智寺のあじさい
浄智寺は鎌倉五山第四位のお寺で、山号は金宝山、臨済宗円覚寺派の寺院です。
浄智寺山門の下にある名水、甘露の井近くに架かる反り橋とあじさいが見事で、山門に続く階段の両脇にあじさいのアーチができます。
あじさいのこの時期、他にもビヨウヤナギやキンシバイ、ネムノキなども花が咲きますが、圧巻は岩煙草です。
横井戸の周辺の岩壁一面に岩煙草が紫色の可憐な花を咲かせています。
住所:〒247-0062 鎌倉市山ノ内1402
電話:0467-22-3943
拝観時間:9:00~16:30
浄智寺公式HP
※浄智寺への行き方は下記の地図の「拡大地図を表示」の文字をクリック
明月院のあじさい(超おススメ)
明月院は、鎌倉でも1位、2位を争うあじさいの名所です、門前から奥まで境内路にはあふれんばかりのあじさいが咲き誇り、「あじさい寺」とも呼ばれます。
その特徴は、「明月院ブルー」と呼ばれる青々としたあじさいが基調になっていることです。
とくに入り口の門を入ったところの石段のわきは青いあじさいが咲き、明月院のあじさいの始まりを期待させてくれます。
鎌倉明月院のあじさいは、例年ですと6月中旬~7月中旬に見頃を迎えます。
見頃時期になると境内に植えられている2500株ものあじさいが一斉に咲き誇り毎年、この地に足を運ぶ見物客の目を楽しませてくれます。
境内の奥には赤や白の花や珍しい種類の花もあり、楽しめます。
本堂後庭園(別料金500円)に咲くハナショウブも同時期に見ごろになります。(円覚寺から徒歩10分)
住所:〒247-0062 鎌倉市山ノ内189
電話:0467-24-3437
拝観時間:9:00~16:00(6月は8:30~17:00)
※明月院への行き方は下記の地図の「拡大地図を表示」の文字をクリック
北鎌倉古民家ミュージアムのあじさい(穴場スポット)
北鎌倉古民家ミュージアムのあじさいはのメインは、山あじさい。
ここのあじさいは、鎌倉でもトップレベル。あじさいの規模で比べるなら、東慶寺と肩を並べるくらいです。
北鎌倉古民家ミュージアムでは、山あじさい終わる頃、青や赤のあじさいが咲きます。
「あじさい小径」と名づけられた道をたどって散策すると、至る所で咲き誇るあじさいを見ることができます。
住所:〒247-0062 鎌倉市 山ノ内392-1
電話:0467-25-5641
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
営業時間:10:00~17:00
北鎌倉古民家ミュージアム公式HP
※北鎌倉古民家ミュージアムへの行き方は下記の地図の「拡大地図を表示」の文字をクリック
建長寺のあじさい
建長寺は、日本最古の禅宗寺院で、鎌倉五山第一位の格式を誇る臨済宗建長寺派の大本山です。
建長寺では、広い境内のあちらこちらで「あじさい」を楽しむことが出来ます。
特に半僧坊大権現参道の「あじさい」が見応えがあるでしょう。
境内は広く、最も奥の半僧坊まで往復するだけで数十分かかるほど境内は広大。金・土曜の17~18時には、坐禅体験もできます。(明月院から徒歩13分)
住所:〒247-8525 神奈川県鎌倉市山ノ内8
電話:0467-22-0981
拝観時間:8:30~16:30(16:30に入山しても拝観可能)
建長寺公式HP
※建長寺への行き方は下記の地図の「拡大地図を表示」の文字をクリック
長谷エリアのあじさい、おススメの名所や穴場スポット!
江ノ電長谷駅周辺の長谷エリアのあじさいは、あじさい越しのの由比ガ浜の眺め、で有名な成就院や、2000本のあじさいの長谷寺、色々な紫陽花が咲く、光則寺などがあります。
散策は光則寺のあじさいをスタートに、長谷寺、成就院のあじさいを巡るコースがおススメです。大体、2~3時間ほどのあじさい鑑賞散策コースです。
光則寺のあじさい
日蓮宗の寺院である光則寺。
境内には鎌倉市の天然記念物に指定された樹齢200年のカイドウがあります。
毎年6月中初旬頃からは、約200種の山あじさいが開花し、しっとりとした梅雨の気候の中にも涼やかな情景を作り出します。
境内の散策とともに、日本原産の山あじさいを楽しめます。
住所:〒248-0016 鎌倉市長谷 3-11-2
電話:0467-22-6300
拝観時間:3月~9月 8:00~17:30
10月~4月 8:00~17:00
光則寺HP
※光則寺への行き方は下記の地図の「拡大地図を表示」の文字をクリック
長谷寺のあじさい(超おススメ)
長谷寺は鎌倉でも有数のあじさいの名所です。
約2200株のあじさいが植えられ、6月後半には山の斜面が、青や紫や赤などに染まります。
その山の斜面には、眺望散策路が通っており、歩くことができます。
あるときは見上げながら、あるときは見下ろしながら歩くと、まさに花に埋もれるようです。
鎌倉や逗子の海が見えるのも、長谷寺の眺望の楽しみです。
住所:〒248-0016 鎌倉市長谷 3-9-7
電話:0467-22-2077
拝観時間:7:30から日没まで
長谷寺公式HP
※長谷寺への行き方は下記の地図の「拡大地図を表示」の文字をクリック
成就院のあじさい(超おススメ)
成就院は、明月院と人気を二分する鎌倉のあじさいの名所です。
鎌倉成就院のあじさいは、例年ですと6月上旬に開花し6月中旬~6月下旬に見頃を迎えます。
場内に植えられているのは、262株のあじさい。
ちょっと少ないように思えますが、これにはちょっとした理由があって般若心境の文字数と同じ数なんだそうです。
見頃時期にはこれらのあじさいが見事に咲き誇り由比ガ浜を望む小径とのコントラストは絶景です。
ちなみに本尊の不動明王は、縁結びのご利益があります。
住所:〒248-0023 鎌倉市極楽寺 1-1-5
電話:0467-22-3401
拝観料:無料
拝観時間:8:00~17:00
成就院公式HP
※成就院への行き方は下記の地図の「拡大地図を表示」の文字をクリック
鎌倉までのアクセス方法
車の場合
東京東部・千葉方面から
首都高を経てアクセスします。
首都高の狩場ICまたは並木ICを経由して横浜横須賀道路に入り、朝比奈ICで降りるのが一般的です。
東京西部方面から
第三京浜を経由してアクセスします。
保土ヶ谷ICから横浜新道に乗り、新保土ヶ谷ICから横浜横須賀道路を通って、朝比奈ICで降ります。
小田原方面から
西湘バイパスを経由してアクセスします。西湘バイパスは終点の大磯で降りると平日でも渋滞するので、手前の大磯西などで降ります。
そのまま海沿いに進むと渋滞に巻き込まれるので、いったん国道1号線へ出てかわしてから、134号線を通って鎌倉をめざします。
電車の場合
東京から
JR横須賀線 JR横須賀線直通約60分(品川より約50分)
大宮から
JR湘南新宿ライン JR湘南新宿ライン直通約90分(新宿より約60分)
新宿から
小田急線にて藤沢まで約60分。江ノ電に乗り換え終点まで34分。
関西方面から
JR東海道新幹線小田原駅より、東海道線に乗り大船駅へ。
大船駅で横須賀線に乗り換え、鎌倉駅下車(約50分)。
JR東海道新幹線新横浜駅より、横浜線に乗り横浜駅へ。
横浜駅で横須賀線に乗り換え、鎌倉駅下車(約50分)。
※鎌倉駅への行き方は下記の地図の「拡大地図を表示」の文字をクリック
鎌倉のあじさいの時期の混雑状況と混雑を避ける方法は?
混雑する時期を避けて訪れる
あじさいが満開になるのは6月下旬から7月上旬ですが、5月下旬に訪れると、混雑が緩和された時期に観賞できます。
この時期に行くと、咲き始めのあじさいの美しい色のグラデーションも楽しめますよ。
混雑を避けたい方や、ちょっと違った色のあじさいを見たい方にはおすすめです。
開門、閉門時間を狙って観覧する
あじさいの名所は、混雑時に入場規制がかかることがあります。
混雑が予想される昼間を避けて、開門や閉門の時間に合わせて観覧すると、比較的混雑を避けられます。
- 長谷寺: 10時頃から入場規制がかかり、整理券が配布されることがあります。土日祝は最大4時間待ちになることもありますので、平日に行くのがベストです。休日に行く場合は、開門時間に合わせて入場するのがおすすめです。
- 明月院: 北鎌倉駅から入場待ちの列ができることもありますが、16時頃になると日中に比べて混雑が緩和されます。寺院によっては、あじさいの時期に開門や閉門の時間が変更されることがありますので、訪問前に公式HPで確認しましょう。
整理券を活用する
混雑時に配布される整理券を上手に使うと、効率よく観覧できます。
6月に鎌倉を訪れるなら、あじさい観賞はもちろん、他の観光名所も見て回りたいですよね。
整理券をもらえば、お寺に再入場できるので、観賞時間まで他のスポットを楽しむことができます。
また、過去には往復はがきやWebサイトでのチケット販売が行われたこともあるので、事前にチェックしておくと良いでしょう。
このように、少し工夫するだけで、あじさいの美しい景色をゆったりと楽しむことができます。
ぜひ、参考にしてみてください。
鎌倉のあじさいのまとめ
鎌倉のあじさいは、毎年6月上旬から7月初旬にかけて見頃を迎え、多くの観光客で賑わいます。
特に人気のスポットは、北鎌倉の明月院や長谷の長谷寺、成就院です。
明月院では「明月院ブルー」と呼ばれる美しい青色のあじさいが見事で、長谷寺の斜面を彩るあじさいも見応えがあります。
さらに、円覚寺や東慶寺、建長寺などの北鎌倉エリアでも多彩なあじさいを楽しめます。
混雑を避けるには、平日の早朝訪問がおすすめです。
2024年のあじさいシーズンも鎌倉で美しい風景を楽しんでください。
この記事のポイントをまとめますと
- 鎌倉のあじさいの見頃は6月上旬から7月初旬
- 特に6月第2週が最も美しい
- 北鎌倉の明月院は「あじさい寺」として有名
- 明月院ブルーのあじさいが特徴
- 円覚寺は山門周辺であじさいが見事
- 東慶寺ではガクアジサイが多く咲く
- 浄智寺の反り橋とあじさいの組み合わせが美しい
- 北鎌倉古民家ミュージアムでは山あじさいが見られる
- 建長寺では広い境内にあじさいが咲く
- 長谷寺は2200株のあじさいが斜面に咲く
- 成就院ではあじさいと由比ガ浜の景色が楽しめる
- 光則寺では約200種の山あじさいが咲く
- 鎌倉全域であじさい祭りが開催される
- 混雑を避けるには平日の早朝訪問がおすすめ
- 電車や車でのアクセスが便利
- 長谷寺では鎌倉や逗子の海も見える
- 建長寺では坐禅体験も可能
- 各スポットの公式HPで最新情報を確認できる
- 明月院の本堂後庭園ではハナショウブも見頃
- 東慶寺の山門前の石段両側にあじさいが咲く
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