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【2020年】お盆休みの期間はいつからいつまで?

地域によってお盆休みの期間が変わる?そもそもお盆とは?

お盆休みは実家に帰省したり海外旅行に出かけたりと、日本国民が大移動をするイメージがあります。

高速道路は毎年ひどく渋滞が起こり、新幹線も飛行機も軒並み人で溢れるため、近場に行くのも一苦労という場合もありますが、それでも誰もが楽しみにしているのではないかと思います。

毎年、1月にカレンダーが新しくなるたび、「今年のお盆休みはどれくらいなのかな」と、まだまだ先なのにも関わらずつい確認してしまう方も多いと思いますが、実はお盆休みは日本全国共通ではないことを知っていますか。

お盆休みは地域によって変わり、一般的な8月だけではなく、7月というところもあります。

では、それも踏まえた上で、2020年のお盆休みはいつからいつまでの期間なのでしょうか。

そこで今回は、2020年のお盆休みについて調べてみました。

お盆休みの期間以外に、お盆や初盆の意味なども合わせてご紹介します。



【2020年】お盆休みの期間はいつからいつまで?


お盆休みは、旧暦の8月15日を中心として、通常は8月13日から16日までの4日間を指します。
(ここで『通常』としたのは、地域によっては8月以外のお盆もあるからです。それについては次に詳しく解説しています)

そのため、2020年も例年通り8月13日(木曜)から16日(日曜)までの4日間がお盆休みとなります。

ただし、本来は8月11日の山の日(祝日)が、2020年は東京オリンピック開催の兼ね合いで8月10日へと変更されます。

10日は月曜なので、前日と前々日がぞれぞれ土曜、日曜であることや、間の11日(火曜)と12日(水曜)も休みにすると、最大で9連休を取ることが可能となります。

仮に11日と12日は休みがとれないとしても、土日が休日の会社であれば8月がお盆休みの前に3連休があり、加えて3日後にはお盆休みで4連休となります。

地域によって期間が変わる?


一般的にお盆=8月のイメージがあると思いますが、元々は旧暦の7月15日を中心に行われていました。

旧暦とは明治時代に行われた暦の国際化に伴う改暦以前に使われていた暦のことを言い、日本では天保暦(太陰太陽暦)のことを指します。

太陰太陽暦では、現在の太陽暦(新暦)とは違い、月の満ち欠けにとって暦を決めていました。

そのため、太陽の軌道によって暦を決める太陽暦とは30日ほどの誤差が生じることから、改暦の際に旧暦の行事は1ヵ月ほど遅らせて行うようになったのです。

このようなことから、7月15日だったお盆は、現在のように8月15日を中心に行うように変わりました。

しかし、現在でも新暦ではなく旧暦のままでお盆を迎える地域があり、それらでは7月15日にお盆を行います。

具体的には東京都や静岡県、金沢県の一部では7月15日をお盆としています。

また、これ以外にも岐阜県中津川市の一部では8月1日~3日、沖縄県や奄美大島の一部では8月20日前後をお盆としている地域もあります。

お盆とは?


私達は普段「お盆」と呼んでいますが、お盆は略された言葉で、正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言います。

盂蘭盆(うらぼん)の由来は、サンスクリット語の「ウラバンナ」と言われており(諸説あります)、「逆さ吊り」という意味があります。

逆さ吊りがどうしてお盆と関係があるのか?と思いますが、これには次のようなエピソードがあります。

その昔、釈迦(仏教の開祖)の弟子の一人だった目連は、神通力(仏や菩薩が持っているとされる超人的な能力)で亡くなった母親が地獄で逆さ吊りの刑に処されていることを知ります。

そして、釈迦に「どうしたらよいか」と尋ねたところ、「7月15日に多くの僧侶を招いて、供養をしなさい」と言われました。

目連がその通りにすると、母親は無事に極楽往生ができたことから、霊を供養する盂蘭盆会が始まったと言われています。

その後、日本に伝わった際に、日本には古来より先祖供養をする風習があったことから、先祖供養とこの盂蘭盆会と結びつき、毎年7月15日(現在は8月15日)に先祖の霊を供養するお盆が行われるようになったと言われています。



お盆の過ごし方は?


お盆になると、先祖があの世からこの世へ降りてきます。

お墓参りをするのは、先祖に会いに行くのではなく、お墓に降りてきた先祖の霊を迎えに行くという意味があります。

また、お盆の入りには迎え火を焚いて、先祖に帰る場所を知らせます。

この他には、お盆に入る前に盆棚(精霊棚)を作って、先祖の霊をお迎えする準備を行います。

盆棚には常にお供え物をし、先祖があの世とこの世を行き来する際に乗る精霊馬や精霊牛に見立てたナスやきゅうりを飾ります。

8月15日には、日本各地で盆踊りが行われます。

盆踊りとは、先祖の霊を慰めて送り出すための行事で、念仏を唱えながら踊る念仏踊りと盂蘭盆が結び付いて発展したものと言われています。

翌16日には、先祖を送るために送り火を焚きます。

このような流れが一般的なお盆の過ごし方と言えます。

お盆のお供物について


お盆のお供え物は、五供(ごく)と言って、香、蝋燭、花、浄水、飲食の5つが基本となります。

香はお線香のこと、蝋燭はろうそくですが、それぞれ口で吹き消さず、手で払って消すのが正しいマナーとなります。

花は香りの強いものや棘のあるものは避けるようにし、浄水(水道水でもよい)は毎日替えるようにします。

飲食は、豪華な料理ではなく普段口にするものをお供えします。

封がしてあるものは開けておき、食べられる状態でお供えするのがよいでしょう。

この他には、素麺や昆布、ほおづき、夏野菜や果物、精霊牛や精霊馬をお供えします。

お盆の迎え火について


お盆の迎え火は、あの世からこの世へと先祖の霊が降りてくる時に、迷わないように目印として玄関前で焚く火のことを言います。

一般的にはお盆初日となる8月13日の夕方に焚くことが多く、これを盆の入りと言います。
(地域によっては12日に行うところもあります)

これとは逆に、お盆を一緒に過ごした先祖の霊を見送る「送り火」もあります。

送り火も、迎え火と同様に玄関前で行われ、通常は8月16日の夕方で、これを盆の明けと呼びます。
(地域によっては15日行うところもあります)

初盆の意味は?


初盆とは、故人が亡くなって四十九日が明けた後に、初めて迎えるお盆のことです。

お盆は、先祖があの世からこの世へと降りてくる日ということはすでに解説しましたが、特に初盆はお盆よりも念入りに供養を行います。

通常のお盆では、遺族や親戚が集まるくらいですが、初盆となると生前、故人と親しかった友人や知人、近所の人なども法要に参列することが多くなります。

初盆の法要では、自宅に僧侶を呼んでお経を上げてもらい、その後は会食を行うのが一般的ですが、最近は自宅ではなくお寺で法要を行った後、料亭などで精進料理を食べることもあります。

また、盆棚や仏壇の準備などは、通常のお盆とほぼ同じですが、盆提灯は初盆用のものを使います。

初盆用の盆提灯は盆提灯とは違い、絵柄が入っていない白提灯となります。

白提灯は盆提灯のように毎年使うものではなく、初盆の時に使用した後はお寺に持って行きお焚き上げしてもらうか、ゴミとして処分します。

まとめ

2020年のお盆休みは、8月13日から16日までの4日間がお盆休みとなりますが、本来は祝日となる8月11日の山の日が、東京オリンピック開催によって8月10日へと移動されます。

そのため、お盆休みの前に土日月と3連休となり、間の11日と12日を休みにすると最大で9連休となります。

9日間も休んでしまったら休み明けが辛い気もしますが、海外や国内の旅行を考えている方にはチャンスとなるでしょう。



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