巳の日に納車をすると縁起がよいのか知りたい人が多いようです。
また、凶日と重なった場合はどうなのかも、知っておくといいですよね。
車は高い買い物なので、縁起の良い日に納車をしたいと思う方は多いと思います。
納車日の決め方や注意点なども併せてご紹介していきます。
巳の日に納車をすると縁起がいいの?
結果は、「巳の日は吉日のため縁起が良い」ということがわかりました。
それには次のような理由があるからと言われています。
巳の日の巳とは、ヘビのことです。
ヘビは昔から金運アップの効果をもたらすとして知られていますよね。
ヘビが金運を上げると言われているのは、財運の神様である弁天財の遣い(もしくは化身とも言われています)とされるからです。
また、ヘビは脱皮を繰り返して成長しますよね?
その様子が、お金が増える様子に例えられるとも言われています。
ヘビの抜け殻を財布に入れてお守りにしている方もいますが、このような理由からと言うわけですね。
納車と金運はあまり関係がないのですが、吉日は何事でも縁起が良い日なので納車をしても縁起が良いことになりますよ。
ちなみに、巳の日とは十二支を日付に充てたものになります。
十二支は12種類の動物から成るので、日にちも12日で一周回ることになり、巳の日も12日に一度巡ってきます。
一ヵ月に2~3日しかないので、日本でよく知られている吉日の大安(六曜)よりも頻度が少ないことから、巳の日は大安よりも縁起の良い日と言われています。
巳の日の納車が凶日と重なった場合はどちらを優先?
巳の日の納車が凶日と重なった場合は、どちらを優先するのがよいのでしょうか。
これは人それぞれに考え方が違うため、一概には言えない部分があります。
巳の日に限らず、吉日と凶日が重なると吉日の縁起の良さは半減すると言われています。
言い換えると、凶日の縁起の悪さは上向きになるのですが、人は「良い」ことよりも「悪い」ことを意識しやすいと言われていることから、せっかくの吉日に凶日が重なることで悪くなると捉える方が多いでしょう。
そのため、巳の日に凶日が重なっていると縁起が悪いイメージとなってしまい、避ける方もいるようです。
一方で、例え凶日が重なっていても、巳の日であることを重視している方にとっては、あまり気にならないかも知れないですよね。
このようなことから、巳の日に凶日が重なっていたらどちらを優先するかは、個人によって違うと言えます。
納車日の決め方と注意点!
納車日の決め方がよくわからない、注意点を知りたいという方はぜひ参考になさってみて下さいね。
吉日に納車をする
納車日の決め方として多いのが、吉日の納車になります。
納車はお祝い事ではないですが、車は高い買い物ですし、交通安全を願って縁起の良い吉日に行いたいという方は多いです。
カーディーラーによっては、指定がなければ吉日を選ぶようにしていることもあるようです。
なお、吉日と言っても納車が遅い時間になってしまうと、ボデーについた傷や付属品の付け忘れなどがしっかりと確認できない可能性があります。
納車を終えた後に傷を発見しても、無償で直してもらえない場合もあるのでその点は注意をして下さい。
最短に納車をする
納車は車が搬送されてきたらすぐにできるわけではなく、注文した車種やグレードに間違いはないか確認をしたり、部品の取り付けや傷などの点検など、時間がかかる場合もあります。
お客様によっては吉日など気にせず、これらが終わり最短の日に納車をして欲しいという要望もありますよね。
そのような時は、あらかじめカーディーラーの営業担当者に、最短の納車を希望することを伝えておくと手配をしてもらえます。
土日に納車をする
平日は仕事などで都合がつかない方も多いので、土日の納車は予約が早くから埋まりやすいと言えます。
特に土日に吉日が重なると、車の準備はできているのに納車の予約ができない状態となってしまうこともあります。
どうしても土日に納車をしてもらいたい時は、早めに予約をしておくのがよいかも知れません。
巳の日以外で納車にオススメの縁起のいい吉日は?
巳の日以外で納車にオススメの縁起の良い吉日は、いつなのでしょうか?
巳の日に納車ができない時は、他の吉日に日取りを決められるとよいですよね。
そこでここでは、巳の日以外の納車に向いている吉日をご紹介します。
大安
六曜という暦注(暦に掲載される吉凶占い)の中で、最も縁起の良い日になります。
六曜は日本で一般的に使われている日の吉凶の決め方で、入籍や結婚式などのお祝い事の日取りに選ばれる吉日となっています。
納車はお祝い事ではないものの、縁起を気にする方は大安の納車を希望することがほとんどです。
一粒万倍日
選日という暦注の一つで、一粒の籾(もみ)が万倍に実り稲穂になるという意味がある吉日です。
この日に始めたことは後に大きな収穫を得るという意味から、入籍や結婚式などのお祝い事の他に、お金に関することを行うと特に良いと言われていますが、納車にもお勧めの日となります。
天赦日
暦注下段という暦注の一つで、暦の上で最上の大吉日になります。
天赦日以上の吉日は存在しないので、とにかく縁起の良い日に納車をしたいという場合はお勧めですが、一年に5~6日しかない貴重な日となっています。
神吉日
暦注下段の一つで、その名の通り、神事に関することを行うと特に縁起が良い日になります。
納車の後に神社に交通祈願に行く予定がある場合は、神吉日の納車もお勧めですよ。
納車を避けた方がいい縁起の悪い凶日は?
さほど縁起にはこだわらず、特に吉日を日取りにはしないという方でも、縁起の悪い日は避けたいと思うものですよね。
そこでここでは、納車には不向きとなる凶日をご紹介します。
赤口
六曜の中の凶日の一つですが、午前11時~午後1時のみ吉に転じます。
しかし。赤という字から血や火を連想させることから、刃物による怪我や事故、火事などに注意をする日となり、事故や火事と言った車にとって不吉なワードが入っていることから、赤口の納車は特に避けた方がよいと言われています。
仏滅
六曜の中で最も縁起の悪い日になります。
仏も滅するほどの凶日という意味があり葬儀以外は凶となる運気の日のため、納車は避けた方がよいでしょう。
不成就日
選日の中の凶日で、言葉の通り何も成就しない日という意味があります。
願いが叶わない日であることから、車を運転する上で誰もが願い交通安全の祈願が達成できないとして、避けられる日となります。
受死日
暦注下段の一つで、暦の上で最悪の大凶日になります。
葬儀以外は大凶となる運気の日なので、納車も避けた方がよいでしょう。
そもそも納車日は縁起にこだわった方がいい?
納車はお祝い事ではないものの、縁起にこだわる方は多く、吉日の納車の希望が多いと言えます。
しかし、今回ご紹介した巳の日を始め、暦注には科学的根拠がありません。
つまり、吉日に納車したからと言って必ず不幸を避けられるわけではないですし、反対に凶日に納車をしても絶対に事故に不幸になることもありません。
それでも、人生において重要であると思う日に、縁起にこだわることは何も悪いことではありませんよ。
凶日に納車をしてずっと気に病みながら運転をするよりも、吉日に納車をして「この車は運気の良い車だ」と思いながら運転するのでは、精神的な安心感なども違いますよね。
自分が縁起を気にするタイプだと思うなら、最良の日に納車をするのがよいでしょう。
まとめ
巳の日は特に金運アップに効果があると言われている吉日ですが、吉日は全般的に縁起の良い日なので、納車をしても縁起が良いと言えます。
巳の日に凶日が重なった場合は、巳の日の縁起の良さが凶日の影響を受けて半減してしまうと言われています。
しかし、人それぞれの捉え方によって納車を避けた方がよいと考えるかも知れませんし、あまり気にしない方もいるかも知れません。
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