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しめ縄やしめ飾りの由来や意味!飾る時期はいつからいつまで?

お正月の縁起物!しめ縄やしめ飾りの飾り方や由来と種類や違い!

お正月が近付くと、通りすがりの家の玄関や自動車のバンパー部分に「しめ縄」や「しめ飾り」を見掛ける事が多くなります。

しかし、それがお正月に関する縁起物だというのはわかっていても、しめ縄やしめ飾りを飾る理由については実はよく知らないという方は案外多いのではないでしょうか。

また最近は、スーパーやデパートの催事場で見掛けるしめ縄やしめ飾りについている飾りにも色々と種類があって、どれを買っていいのか悩まれる方もいらっしゃると思います。

今回は、そんなちょっとよくわからないしめ縄、しめ飾りについて色々調べてみましたので、よろしかったらご覧下さい。



しめ縄の由来や意味は?

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お正月を迎える準備として、しめ縄やしめ飾りを買ってみたものの、家のどこに飾ったらいいのか、いつからいつまで飾ったらいいのか、飾り終わったらどうしたらいいのか、わからない事はたくさんありますよね。

また最近は、こうした伝統行事をしないという方も増え、しめ縄やしめ飾りをよく知らないという人も多くいらっしゃいます。

そもそも、神社でよく見掛けるしめ縄と、家に飾るしめ縄やしめ飾りには何か違いがあるのでしょうか。

それでは、これらの謎を今から順に解いていってみましょう。

 

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由来

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しめ縄の由来は、こんな神話が元になっていると言われています。

ある日、天照大神(あまてらすおおみかみ)は、弟である須佐之雄命(すさのおのみこと)が悪さばかりをする事に怒ってしまい、天の岩屋へと隠れてしまいました。

天照大神は太陽の神であるため、その姿を隠してしまったために世の中が真っ暗になってしまいました。

これに困った八百万の神様は何とか天照大神を岩屋から連れ出すために、岩戸の前で酒を交わし、踊り出したのです。

その騒ぎに何事かと思った天照大神が、岩戸からそっと身を乗り出して様子を伺いに来た時に一斉に神様達は岩戸を閉め、再び天照大神が岩屋に逃げ込まないようにと、しめ縄で岩戸を縛ってしまったという話が元となっていると言われています。

種類と選び方!


お正月に飾るしめ縄をただ何となく買って、何となく飾っている人がいるなら要注意です。

しめ縄は、神様が宿る神聖な場所とこの世を隔てる結界の役割を果たしているもののため、どこでもいいから飾ればよいというわけではないのです。

具体的には、神社や巨木、岩など、昔から神様が宿っていると言われている場所にしめ縄が飾ってあります。

そのため、自宅でしめ縄を飾る時は神棚に飾ることになります。

また、しめ縄にはいくつか種類があります。

ごぼう注連(しめ)

左が神聖、右が俗性となり、人から見て太い方が右側(神様から見たら太い方が左側)になるように飾ります。

ごぼう注連と前垂れ

ごぼう注連に飾りがついたもので、主に西日本で多く飾られるしめ縄です。

太い方が向かって右になるように飾ります。

飾りには、裏白や紙垂、譲葉、橙などがあります。

玉飾り

主に東日本で多く飾られるもので、しめ飾りとも呼ばれ、神棚ではなく玄関に飾ることが多いです。

裏白、紙垂、譲葉、橙の他、海老や扇、水引きなど縁起物の飾りが多くついているのが特徴です。

輪じめ

輪飾りはしめ縄を簡略化したもので、特に水の神様が宿ると言われているキッチンやトイレ、お風呂などに飾ります。

しめ縄を飾る場所や飾り方はどうすればいいの?

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しめ縄は、神様が宿るとされる場所に飾ります。

神社は勿論ですが、山にある大きな岩や巨木、海の奇岩、湧水地などにしめ縄が飾られるのは、そこには神様が宿っているとされているからです。

また、しめ縄は不浄なものや災いをもたらすものが入り込まないように結界を張る意味で飾る場合もあります。

神社へ行くとよくしめ縄が張り巡らせられている事がありますが、これは、しめ縄より内側は神の領域であると示しているためで、場所によっては足を踏み入れる事を禁止している事もあります。

しめ飾りの由来


しめ飾りは、しめ縄に願いを込めて縁起物の飾りをつけたのが始まりと言われています。

神社のしめ縄のように、自分の家も神様を迎えるのにふさわしい場所だという事を示すためのものでもあり、または、天照大神の話になぞらえて、一度家の中に入った神様が外へ出て行かないようにするためのものだとも言われています。

さらに、しめ飾りに使われる飾りにはそれぞれ意味があり、



  • 橙は「代々繁栄しますように」
  • 裏白は「裏表のない清らかな心で一年を過ごせますように」
  • ゆずり葉は「子孫が途絶えないように」
  • 昆布は「喜ぶ(よころぶ)」

を表していると言われています。

種類と選び方!


しめ飾りは、しめ縄に飾りをつけたものを言い、東日本の玄関に多く飾られます。

しめ飾りはおおよそ2種類に分けられ、しめ縄を輪にして裏白と紙垂を飾ったものを輪飾り、裏白や紙垂の他、海老や橙、譲葉、御幣、水引きと言った飾りがついているものを玉飾りと言います。

しめ飾りとして売られているものの多くは玉飾りではないでしょうか。

しめ飾りのそれぞれの意味

飾りにはそれぞれ意味があり、その意味は次のようになります。

・裏白 シダ科の植物で、次々と新しい芽が生えてくることから不労長寿の願いが込められていると言われています。

・紙垂 この世と結界を張り、神様が宿る神聖な場所の標章となる和紙で作られた飾りです。

・海老 海老のように腰が曲がるまで長生きするという意味が込められています。

・橙  代々繁栄しますように、の代々と橙とかけています。

・譲葉 若芽が出ると落葉し、次の世代に譲ることから橙と同じように子孫繁栄の意味があると言われています。

・御幣 神様の依り代を表すものです。

・水引き 人と人や縁を結ぶという意味があります。

なお、しめ縄を輪にして紙垂のみを付けた輪じめというしめ飾りもあり、必ずしも飾りがたくさんついているものをしめ飾りというわけではないそうです。

しめ飾りを飾る場所や飾り方

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しめ飾りを飾る場所は、神社と同じ理由で神様が宿るとされる場所や、神様に留まっていて欲しいと思う場所に飾ります。

例えば神棚は神様を祀るための場所ですから、そこにしめ飾りを飾るのは当然の事ですし、神様が入ってきやすいように玄関先に飾るのもとても多いでしょう。

また、神様は水場に宿るとされているので台所やトイレなどの水回りや、厄除けの意味を込めて自家用車やバイクに飾る方も増えています。

飾る時期は?絶対飾ってはいけない日は?

しめ縄やしめ飾りは、新しく年が明ける前に飾ります。

もっとも多いのが25日から28日ごろで、29日は9が苦となり縁起が悪いとされ、31日に飾るのも「一夜飾り」と言って神様に失礼だと言われています。

いつ外したらいいの?処分の仕方は?

しめ縄やしめ飾りは、松の内が終わる頃に外すのがよいとされます。

松の内とは、門松を飾っている期間で、元々は1月15日までを指していました。

しかし、1月11日の鏡開きの時にもまだ門松を飾っているのはおかしいと、関東地方では1月7日に松の内を早め、それに合わせてしめ縄などの正月飾りも外すようになったとされています。

しかし、関西地方では昔のまま1月15日にしめ縄やしめ飾りを外す地域も多いようです。

そして、外したしめ縄やしめ飾りは、1月15日に神社で行われる〝どんど焼き〟に出して処分するのが一般的です。

どんど焼きに行く事が出来ないという場合は、通常のゴミとして扱いますが、神様に関する物なので出来れば紙に包んだり、他のゴミとは区別するなどした方が気分的にもすっきりするのではないでしょうか。

しめ縄としめ飾りの違いは?


お正月に飾るしめ縄やしめ飾り。

全く同じ物と考えている人もいるようですが、厳密に言うとこの2つは似て非なるもの。

そのため、飾る場所などに違いがあります。

しめ縄は、神様が宿る場所に飾るためのもので、自宅であれば神棚が正しい飾り方です。

また、しめ縄は神社にも飾られていますが、神社ではお正月だけではなく一年中飾っています。

一方、しめ飾りはしめ縄に縁起物の飾りがついたもので、一般的には玄関に飾ります。

しめ飾りを玄関に飾る理由については諸説あり、神様(氏神様)を迎い入れるのが玄関のため、玄関も神聖な場所とするために飾るという説や、神様を迎い入れる準備がしっかりと整っていることをお知らせするため、など様々な理由がります。

神様は水回りに宿りやすいと言われているため、キッチンやトイレ、お風呂などにしめ飾りを飾ることが多いです。

なお、車やバイクのナンバープレートにしめ飾りを飾っている人もいますが、これは厄除けの意味合いが強いようです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

しめ縄とは、神様と深く関係のある縁起物だという事がよくわかったのではないかと思います。

勿論、明確な理由を知らずとも、しめ縄を飾ってお正月を迎える事は可能です。

しかし、しめ縄の由来や意味について詳しく知る事で、新年を迎える気持ちが引き締まったという方もいらっしゃると思います。

物事には、意味をしっかり知る事で

よりそれに対して真摯な態度で向き合える場合が多いと思います。

特に、日本古来の伝統的な行事というのは、長年、私達の先祖が積み重ねてきたように、

私達も、そしてこれからの未来を担う子孫も、

きちんと意味を知って臨む事が大切なのではないかと思います。



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