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月徳日の意味や由来や読み方!2023年はいつ?なぜ吉日なの?

2023年の月徳日はいつ?吉日になる理由は?

世の中にはあまり知られていない吉日や凶日が存在しておりますが、月徳日もそのあまり知られていない暦注に該当するでしょう。

今回はこの月徳日とは一体何なのか、読み方や意味や由来について詳しく紹介して参ります。

暦注下段が色々と気になるという方にとっては面白い内容となっております。

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月徳日の意味や由来


月徳日とは「七箇の善日」という縁起の良い日に数えられる吉日の一つです。

月徳日は「その月の福徳が得られる日」という意味があり何事に対しても吉日なのですが、特に引っ越しや建築やリフォームといった土に関わる事柄との相性が良い日と言われております。

由来はかつて日本で使われていた太陰太陽暦に該当する「宝暦暦」からきているとされ、天恩日や母倉日とルーツが同じであるとされています。

この「宝暦暦」は西洋天文学を取り入れて江戸時代に用いられた新しい暦法だったのですが、なにぶんあらが多くできが悪いと言うことで40年程度使われて封印されてしまったモノなのです。

しかし、天恩日母倉日とあわせて「七箇の善日」として残っているので暦注としては無駄ではないと言えると思います。

ただし、暦注は明治政府によって太陽暦へ改暦される時に禁止されたり、江戸幕府から禁止されるということがたびたびあったので、そのような扱いをされていたという事実もセットで覚えておくと良いでしょう。

月徳日の読み方


月徳日の読み方は「つきとくにち」か「がっとくにち」です。

しかし、どちらの読み方でも漢字変換で一発で出ない人も多いでしょう。

暦注にもある程度のメジャーマイナーの区別がありますが、その見分け方の一つが漢字変換できるかどうかなので、やはりこの月徳日はマイナーな部類に入ってしまうことがわかります。

何度も使うという方は単語登録しておくと良いでしょう。

ちなみに、この「月徳」という言葉を調べて見ると暦注以外に「皇后の徳」といったワードが出てきます。

六曜と比べるとやはり情報量が少ないのか、ネット上にもあまりこの月徳日の情報は転がっておりませんので、扱うのは難しい暦注だと感じる人も多いでしょう。

2023年の月徳日はいつ?


月徳日には1月・5月・9月の丙(ひのえ)の日、2月・6月・10月の甲(きのえ)の日、3月・7月・11月の壬(みずのえ)の日、4月・8月・12月の庚(かのえ)の日という条件があります。

それを踏まえた上で2023年だと以下の日になります。

1月 4日(水) 12日(木) 22日(日)
2月 1日(水) 7日(火) 17日(金) 27日(月)
3月 7日(火) 17日(金) 27日(月)
4月 14(金) 24日(月)
5月 4日(木) 12日(金) 22日(月)
6月 1日(木) 7日(水) 17日(土) 27日(火)
7月 15日(土) 25日(火)
8月 4日(金) 12日(土) 22日(火)
9月 1日(金) 9日(土) 19日(火) 29日(金)
10月 15日(日) 25日(水)
11月 4日(土) 12日(日) 22日(水)
12月 2日(土) 10日(日) 20日(水) 30日(土)

このように記載することでわかるように、1年でだいたい35日ほど存在する吉日でその吉日に対する遭遇率はまあまあ高くなっております。

六曜における吉日の大安も6日に1回の割合で訪れるため単純計算で1年に60回程度遭遇することができるという計算になりますが、それよりも月徳日は遭遇率は低めとなっています。

また、六曜とはあり方の基準が異なっていますので、二つが重なる日もあるのです。

2023年の選日 | 暦注カレンダー
参考URL: https://rekichu.com/senjitsu/?y=2023

月徳日が吉日になる理由


月徳日は土にまつわる吉日と言われておりますが、はっきりいって情報が少なすぎるので「なぜ吉日となっているのか」という質問に対して明確な答えを返すことができません。



かつて日本で使われていた「宝暦暦」にあることが由来とされていますが、それがどうして土と相性が良い吉日になっているのかまで結びつけられませんでした。

ネット上にある「月ごとの福徳」という意味がある吉日という表現も個人的にはよくわかりませんので、知らないことが多すぎる吉日と言えるでしょう。

何か気になる情報は無かったの?

あまりにもわからないことが多すぎるのでひたすら情報を探ってみたところ、どうやらこの月徳日とは「その月の徳神がいる日」という表現をされていることをつかみました。

ポイントとなるのはこの「徳神」とはどのような存在なのかです。

この「徳神」という単語だけでは情報をキャッチできませんでしたが、「年徳神」という言葉は見つかったのでこれに関わっているのでは無いのかと推察します。

これはいわゆるお正月になると必ずお祝いして招き入れる歳神様の別名で民間信仰の神様なのです。

日本人は特にこの歳神様に対する民間信仰が非常に色濃く残っているので、その神様から派生した存在が「徳神」の可能性があります。

ただし、歳神様は1年に1回だけ来訪する神様ですが、月徳日にまつわる神様というのは「その月の徳神がいる日」と来訪回数が多い神様となっているので、全くおんなじ存在では無いと思います。

「徳」は「得」に通じ縁起が良い言葉であると昔の日本人は考えており、神様にもまつわるワードとしても「徳」という言葉は頻繁に出てくるので歓迎されている神様であることは間違いないでしょう。

歳神様と同じような扱いをされている神様であれば、間違いなく歓迎されている神様ですのでやはり吉日扱いされるのは当然となってくるのだと思います。

それでも月徳日と土にまつわるワードで納得できるモノが見つからなかったので改めて調べ上げるべき題材になってしまっております。

月徳日以外の縁起のいい日


日々の吉凶を表す暦注というのは六曜以外にも大量に存在します。

たとえば、月徳日は「七箇の善日」に含まれているのでそれ以外の天赦日神吉日大明日鬼宿日天恩日母倉日も紹介できるでしょう。

他にも六曜大安友引、天赦日・一粒万倍日・鬼宿日・寅の日巳の日などが吉日として紹介されます。

月徳日は何事にも吉となる日ですが、土に関わる行いがさらに吉とされている日なので住宅や建築や引っ越し関係の事柄とは相性が良いと考えられています。

なので、それらのイベントとセットになることができた月徳日は吉日と言えるでしょう。

しかし、この月徳日以外の吉日とセットになることで吉日としての力もパワーアップすると言われているので、うまく重なっている日を有効活用することが大切となります。

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月徳日は女性にとって吉日?


月徳日は女性にとって吉日かどうかですが、万人への吉日となっておりますので女性男性へのこだわりは無いと考えた方が良いでしょう。

それよりも、他の凶日や吉日とどのような形でセットになっているのかを確認した方が良いです。

他の暦注がよくわからないという人は、血液型占いや誕生月占いなどを確認して、より運気が上昇しているのかを見てみましょう。

仮に他の凶日とセットになってしまったとしても、気にしなければ良いという意見もありますので、自分に都合の良い解釈をしてモチベーションをアップすることが重要です。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は月徳日について詳しく解説しました。

この月徳日は結構謎に包まれている暦注で、ネット上の情報を探してもなかなか納得できるモノが見つからなかった吉日となります。

吉日ではありますが、やはり六曜とは比べるとネットの情報量が圧倒的に少ないのでカレンダーに記載されないのもある意味納得できてしまう吉日なのかもしれません。

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