賀名生梅林2023年の梅の開花情報や見頃時期とアクセス方法
賀名生は「あのう」と読み、賀名生には、20,000本の梅が咲く賀名生梅林があります。
丘陵を覆い尽くすように咲く梅の花からは豊かな香りが漂い、陽の光を浴びてそよぐ様子は圧倒的な美しさを感じさせます。
また、南北朝時代から公家によってこの地の梅は歌に詠まれており、古くからの梅の名所だったことを伺わせます。
明治時代には収穫のために栽培されるようになり、さらに大正時代には東宮殿下のご成婚をお祝いし5,000本が植樹されると、賀名生梅林は広く知られる有名な梅の名所となりました。
賀名生梅林2023年の梅の見頃時期や開花情報
梅の見頃時期:2月下旬~3月下旬
住所:奈良県五條市西吉野町北曽木
TEL:0747-33-0301/五條市役所西吉野支所地域振興課
賀名生梅林公式ホームページ
賀名生梅林の梅の開花状況
賀名生梅林の梅の見どころや楽しみ方!
賀名生梅林は、一回りするのに3時間ほど掛かる広大な土地ですが、山の斜面から梅林を一望できるので一周せずともしっかりと梅を楽しむことができます。
また、梅林入口には南朝の行宮であった賀名生皇居が現存しており、その昔には後醍醐天皇、後村上天皇、後亀山天皇が住んでいました。
さらに、一目千本や見返り千本辺りには売店もあり、草餅やこんにゃくなどを食べることができます。
南朝の里 賀名生梅林🌸
淡い色や濃い色の梅がたくさん咲いてマス🚶♀️ pic.twitter.com/vFFtYGCyD2
— サカタテツオ (@wayofturtle7) March 7, 2021
奈良県五條市『賀名生の里』の梅林は、今が見頃です🌸🌸🌸
山一面(約2万本)に、梅の木が植えられています🌳
約4kmの周遊道を梅を楽しみながら歩く事ができます。
たくさんの人達が訪れていました😊
#梅 #梅の花 #きりん好き pic.twitter.com/pu2xIR8Iof— 長谷きりん Hasekirin (@hasekirin) March 11, 2021
奈良・五條の賀名生梅林に観梅に行きました 麓の後醍醐天皇が逗留したと言われる場所に立派な古民家があってお洒落なレストランになってた。丹生川の河原や梅の木の下でピクニックしてるファミリーもチラホラいて穏やかな日曜日でした🐶 pic.twitter.com/goZmkwxlU0
— 夏日子 (@7215n_hk) March 14, 2021
賀名生梅林(あのうばいりん)へ行ってきました。
約20000本の梅が咲く賀名生梅林。
風が吹くたびに梅の香りが心地よかったです。賀名生の地は南朝の行宮のあった場所でもあります。梅林の近くには賀名生皇居跡や、北畠親房卿の墓などがあります。#奈良 #賀名生梅林 #満開 #五條市 pic.twitter.com/KZ1o4QXlwU
— 奈良ウガヤゲストハウス (@ugayaguesthouse) March 14, 2021
桜が咲いたってのに今頃 梅の花見に
賀名生梅林は至る所に梅の木でほんと素敵な景色 pic.twitter.com/pJHm7q6lqs— もー🐄 (@moh5963) March 17, 2021
賀名生梅林のアクセス方法や駐車場について
電車の場合
●JR和歌山線『五条駅』下車後、奈良交通バス新宮行き、もしくは十津川温泉行き、城戸行きに乗車、『賀名生和田北口』で下車後、徒歩1分。
●南海電鉄を利用の場合は、高野線にて『橋本駅』で下車後、JRに乗り換えて『五条駅』で下車。
(以後は上記と同じ経路)
●近鉄利用の場合は、京都線、大阪線は『大和八木駅』で下車、南大阪線は『高田市駅』で下車、御所線は『聞寝る御所線』で下車後、奈良交通バス新宮行きに乗車し、賀名生和田北口』で下車後、徒歩1分。
車の場合
南阪奈道路を『葛城IC』で下車後、国道24号を南下して国道168号を十津川方面へ走行。賀名生トンネルを出てすぐ。
駐車場について
梅の開花期間中のみ利用可能な駐車場あり。100台収容できます。(有料:300円/1日)
※賀名生梅林への行き方は下記の地図の「拡大地図を表示」の文字をクリック
賀名生の地名の由来
昔この地は「穴生(あなふ)」と呼ばれていましたが、後村上天皇は南朝が正統でありたいと「叶名生(かなふ)」と名付けました。
正平6年(1351年)10月足利氏が南朝に帰順し、多くの公卿や殿上人が賀名生に参考候して北朝が否定されたので、 翌正平7年の正月、後村上天皇は「願いが叶って目出度い」との思し召しから「賀名生」と改める勅書を下されたと伝えられています。
当時は「かなふ」と呼ばれていましたが、明治の始めになって呼び方を「あのう」に統一しました。
まとめ
賀名生梅林周辺は地元の方の生活道路としても利用されていますので、駐車場に車を停めて徒歩での散策を推奨します。
春の日差しを浴びながら、歴史と梅の名所を是非、堪能して下さい。
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