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お盆の準備は何をしたらいい?過ごし方はどうしたらいいの?

お盆の期間の過ごし方や準備の仕方!

夏の長期休暇と言えばお盆休み。

土日に繋げたり、平日を有給申請して8連休や9連休の大型連休をとって海外旅行の計画を立てる、なんて人もいますよね。

しかし、そうなると「そもそものお盆って一体いつからいつまでなの?」と思ったことはないでしょうか。

そこで今回は、お盆の期間について調べてみました。

お盆の準備や過ごし方や、新盆と旧盆の違いなども合わせて解説します!



お盆の準備は何をしたらいい?


お盆を迎えるにあたり、準備しておきたいものには次の2つがあります。

① 精霊棚を作る

盆棚とも言い、仏壇の位牌を始め、花や線香、水(浄水)、蝋燭、お供え物などを飾る棚のことを言います。

精霊棚は正しくは台の四隅に青竹を立て、しめ縄を飾りますが、昨今の住宅事情などによって大きな祭壇が作れないケースも増えており、経机や小机に敷物を敷き、お供え物などを供える形も多くなっています。

また、精霊棚の飾り方は地域によっても異なるため、事前に確認しておくのがよいでしょう。

② お供え物を供える

五供(ごく)と言われる香(線香)、蝋燭(ろうそく)、花、浄水、飲食を基本に、ナスやきゅうりを先祖の霊が乗る牛や馬に見立てた精霊馬、素麺や昆布、ほおづき、夏野菜や果物などをお供えします。

お盆のお供えは豪華なものではなく、故人が普段食べていたもので構いません。

お盆の期間の過ごし方は?


そもそもお盆とは、一体なんなのでしょうか。

お盆の由来はサンスクリット語のウラバンナという言葉で、これが後に仏教行事の盂蘭盆会になったと言われています。

中国から日本に盂蘭盆会が伝わると、日本に元々あった祖霊信仰や農耕信仰と結びつき、日本独自の「お盆」へと変わっていきました。

そのため、日本のお盆は、中国や仏教発祥の地とされるインドとは異なった風習となっています。

具体的には、お盆になると極楽浄土(あの世)から現世(この世)に先祖や故人の霊が降りてくるとされ、墓参りは先祖の霊をお迎えに行くための行事です。

また、迎え火や盆提灯を灯すのも、先祖や故人の霊が道を間違えることのないように、目印とするものです。

自宅へと帰ってきた先祖の霊は、精霊棚(盆棚)に祭られたお供えを食べたり、集まった親戚などとお盆期間を過ごすと、送り火の煙に乗ってあの世へと戻っていくと言われています。

つまり、お盆とは、先祖や故人の霊をお迎えして供養をする期間なのです。

お盆期間の風習


お盆入り(8月13日)の夕方になると、玄関前や門口でたき火のようなことをしている人を見かけたことはないでしょうか。

これは迎え火と言って、お盆にあの世からこの世に降りてくる先祖の霊が、道に迷わないように目印とする火のことを言います。

焙烙の上におがらを置き、火をつけて燃やしますが、地域によっては墓参りの際にお寺から火種をもらい、その火種で火をつけるところもあります。

一方、お盆の明け(8月16日)の夕方は、お盆を過ごした先祖の霊があの世に戻る際に、焚いた火の煙に乗って帰るために火を焚きます。

これを送り火と言い、その際にお盆飾りの一つである精霊馬も一緒に燃やします。

迎え火、送り火に必要な焙烙やおがらは、仏具店やホームセンターなどで購入が可能ですが、昨今は住宅事情や環境への配慮などから迎え火、送り火が禁止されている場合もあるため、行う予定の方は町内会や自治体などに事前に確認するようにしましょう。

お盆のお供物について


お盆のお供え物については、特に決まったルールはなく、基本的には先祖や故人が好きだった物をお供えして構いません。



ただし、仏教では殺生を禁じているので、生の魚や肉はお供え物にふさわしくありません。

また、極端に匂いの強いものもNGとされています。

それ以外であれば、家族が食べているものと同じものをお供えしてもよいでしょう。

お盆は先祖の霊があの世からこの世へと戻って、みんなで同じ時間を過ごす行事なので、特に豪華な食事をお供えする必要はありませんが、仏様が食べられるように封がしてあるものは切り、果物は皮を剥いて食べやすい大きさにカットするのがよいでしょう。

なお、夏場の時期になるため、長時間お供えしたままだと腐ってしまう可能性があります。

ご飯や汁ものなどをお供えした場合は、湯気が消えたら盆棚から下ろして食べてしまうとよいでしょう。

お盆の期間はいつ?


お盆は通常、8月13日~8月16日の4日間を指します。

つまり、本来のお盆休みは8月13日~16日の4日間のみとなります。

しかし、お盆前の8月11日は「山の日」で国民の祝日であることから、前後の土日との兼ね合いやお盆休みと祝日の間の平日に有給をとると、冒頭でも触れた通り9連休や10連休といった長期休暇を取得することができます。

なお、2020年は東京オリンピック開催のため、11日の祝日が10日に移動となります。

10日は月曜なので、その前の8日9日の土日が休みであれば、8~10日の3連休となり、さらにお盆前の11日、12日を有給にすると、最大で9連休をとることが可能となります。

地域によってお盆の期間が違う理由


一般的にお盆は8月に行われるものとされていますが、実は地域によっては7月に行うところもあります。

地域によってお盆の期間が違うのは、新暦と旧暦が関係しています。

明治5年の改暦以前まで、日本では太陰太陽暦の天保暦が使われていましたが、改暦後は太陽暦のグレゴリオ暦を使っています。

天保暦は旧暦、グレゴリオ暦は新暦と呼ばれています。

旧暦は月の満ち欠けによって一年を決めていましたが、グレゴリオ暦は太陽が地球を一周する日数を一年としています。

そのため、新暦と旧暦では日付のズレが生じ、新暦が30日遅くなります。

元々、日本では旧暦の7月15日をお盆とし、7月13日~16日をお盆期間としていましたが、改暦後の新暦に合わせ、30日遅れの8月15日をお盆とする地域が多くなりました。

一方で改暦後も、旧暦のお盆を行っている地域では、今も7月15日にお盆を行うため、地域によって期間が違うのです。

新盆と旧盆の違い


お盆の期間は、新盆と旧盆という言葉で表現されます。

お盆には7月に行われるものと8月に行われるものがありますが、7月に行われるお盆を新盆、8月に行われるお盆を旧盆と呼びます。

現在も新盆でお盆を行っている地域がある一方で、一般的に旧盆が普及していったのには理由があります。

改暦によって日付に30日の遅れが生じたことにより、お盆を7月15日のままで行っていると、ちょうど農作業の忙しい時期にぶつかってしまいます。

このことから、農作業が一段落する8月15日をお盆とする地域が増えていったようです。

ちなみに、旧盆に対する新盆の読み方は「しんぼん」となります。

なお、新盆にはこれ以外にもう一つの意味があり、故人が亡くなって四十九日を過ぎて初めて迎えるお盆のことも、新盆と言います。

地域によっては初盆とも言いますが、この場合の新盆は「しんぼん」以外に「にいぼん」「あらぼん」と読み方も複数存在します。

まとめ

お盆の期間は毎年8月13日~16日(地域によっては7月13日~16日)と決まっていますが、それ以外に土日や祝日を含めたり、平日に有給をとることで長期の休暇を作ることができます。

世間一般的にはこのように、お盆の期間+土日+祝日+有給をすべて含めた期間をお盆休みとしており、実家への帰省や海外旅行へ出かける人が多くなります。



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