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友引とは?縁起がいい日なの?読み方も教えて!

友引にやっても良いことは何?意味や由来は?

大安や仏滅は知っていても、友引は読み方や意味を知らないという方が多いと思います。

普段はその日の吉凶をあまり気にしていないという方でも、結婚式や入籍、引っ越しなどの時は、縁起が良いのかどうか気になりますし、できれば縁起がよい日にしたいと思いますよね。

また、葬式や通夜は縁起が良い日である必要はないにしても、行うのに何か問題はないのか心配になる方も多いと思います。

そこで今回は友引について調べてみました。

友引の由来や、やっても良いこと、やってはいけないことなどをご紹介したいと思います。



友引とは?読み方は?


友引とは、中国から伝わった暦注である六曜の一つで、「ともびき」「ゆういん」と読みます。

暦注はその日の吉凶や運勢のよい方角などを、暦の日付に一緒に記したもので、六曜の他に“一粒万倍日”などがあります。

一粒万倍日は、たった一粒の籾から万倍の稲穂が実ると言う意味があり、種まきなどの農作業はもちろんのこと、新しいことを始める時や、新装開店、宝くじの購入、お財布を買うなど、特にお金にまつわることを行う場合にとても縁起の良い日と言われています。

また、普段はあまり気にしない吉日も、結婚式や入籍などの慶事の時は「縁起の良い日に」と思うものではないでしょうか。

しかし、一粒万倍日は知名度が高いわけではないので、そこまで気にしないという方も多いかも知れません。

一方で六曜は、一般的に浸透している暦注と言えます。

「今日は大安だから、仏滅だから」という話は割とよく聞くのではないかと思います。

その六曜の中で、大安の次に縁起が良いと言われているのが友引ですが、大安に比べるとぐっと知名度は下がり、よくわからないという人も多いのではないでしょうか。

友引の由来や意味は?


中国から伝わった六曜(六輝とも言います)ですが、六壬神課と呼ばれる2,000年以上前の占術が元になっていると言われています。

六壬神課は時刻を占うもので、大安、留連、速喜、赤口、小吉、空亡と6つに分けられた時刻によって吉凶がわかるというものでしたが、これが日本に伝わってから日を占うものに変化し、さらに使われている漢字が様々に転じて、それに応じて意味も少しずつ変わっていったと言われています。

友引はこの中の留連が由来となっているとされ、意味は「勝負がつかない」「引き分ける」と言ったものでした。

これが転じて共引となったのですが、いつしか陰陽道の友引日と混同され、共引が友引となったと言われています。

陰陽道の友引には「凶事に友を引く」という意味があるため、友引にもこの意味が加えられてしまっています。

つまり、本来の友引はあくまでも引き分けるという意味であり、凶事に友を引くという意味ではありません。

友引は縁起がいい日なの?


六曜には友引の他に、先勝、先負、赤口、大安、仏滅の計6つがありますが、この中で最も縁起が良いと言われているのが大安です。

そのため、結婚式や入籍などの慶事は大安を選ぶ人が多く、予約は早くから埋まってしまいます。

しかし、誰もが半年、一年前から結婚式場の予約ができるわけではないですよね。

そのような方に、大安の次に選ばれているのが友引となっています。

友引は六曜の中で大安の次に縁起の良い日とされているため、第一希望は大安、第二希望は友引という方がとても多いと言われています。

ただし、大安が一日中縁起が良い日なのに対し、友引では11時から13時までの午の刻は凶となっているので、友引であってもこの時間帯は物事を行うのは避けた方がよいと言われています。

やっても良いことは何がある?


六曜の中で友引は大安の次に縁起が良い日と言われているので、何かお日柄によって予定を立てなければいけない時は友引を選ぶのがよいでしょう。

結婚式、入籍、引っ越し、納車、新装開店、新規開店、宝くじの購入など、「少しでも縁起の良い日に始めたい」と思うものは他の人にとっても同じで、大安は特に混み合います。

順番待ちが煩わしかったり、予約のキャンセル待ちをするのは嫌だという人は、最初から大安を外して友引を狙ってみるのもよいかも知れません。

ただし、11~13時までは凶となっているので、この時間帯は避けるようにしましょう。

なお、結婚式などは早くから始めても11時以降までかかってしまうこともありますよね。

このような場合、開始時間が11~13時の間でなければ特に問題はないそうです。

逆にやってはいけないことは何?


六曜は中国から伝わった暦注の一つです。

簡単に言うと占いの一種のため、やってはいけないことはありません。

例えば、朝のテレビ番組の占いコーナーで「牡羊座のあなたは、赤い物を身に着けると運気が下がってしまうかも」と言われて、赤い服や赤い帽子、赤いバッグなどを持ち歩かないようにする人がいる一方で、「そんなの気にしない」と赤い靴を履いて出かける人もいますよね。

六曜もこれと同じで、科学的根拠がない迷信、因習という位置付けになっています。

現に政府は明治の改暦に伴って、「六曜には科学的根拠がなく、迷信である」として官庁の暦への掲載を廃止し、使用も禁止しました。

また、仏滅など一見すると仏教に関係があるように思える言葉ですが、実は仏教や神道、その他の宗教と六曜には何ら関係がありません。

そのため、結婚式も葬式も、そもそも六曜によって日取りを決める必要もないのです。

しかし、政府がいくら使用を禁止したところで、すでに六曜は民間に広く知れ渡っていたこともあり、完全に消し去ることはできませんでした。

それが今も風習となって残っているのが現状です。

結婚式には縁起が良い日なの?


結婚式の日取りで一番人気があるのは大安です。

友引は、大安に次いで2番目となっていますが、友人や知人をたくさん招く予定なら、友引の方がむしろ縁起の良い日と言えるかも知れません。

なぜなら、友引の日の結婚式は「友を幸せに引く」という意味から、幸せのお裾分けには絶好と言われているからです。

独身の友達が多い新郎新婦であれば、結婚式の場が出会いのチャンスとなるケースもありますよね。

自分達の結婚式が切っ掛けで友達が幸せになってくれたら、こんなに嬉しいことはないでしょう。

ただし、友引に結婚式を行う場合は11時~13時の間に開始するのは避けた方がよいと言えます。

11時以前から式が始まり、11時~13時の間に終わる分には問題がないので、始まる時間に注意をして予約をしてみましょう。

なお、友引の結婚式は予約がとりにくくなっているので、結婚が決まったら早めに検討してみるのがよいでしょう。

入籍はしても大丈夫?


結婚式と同様に、入籍でも友引は人気の日取りとなっています。

六曜の中で最も縁起が良いとされる大安は、やはり入籍でも人気となっているので、場合によっては市役所で婚姻届の受理に時間がかかる恐れがありますが、友引は大安ほどは混まないと言われています。

そのため、混雑や待たされるのは苦手だけれど、縁起の良い日に入籍をしたいと考えている人は友引を選ぶことが多いようです。



また、証人の欄に友達の名前が記載されていると、幸せのお裾分けを友達にもすることができますよね。

自分達の幸せはもちろんのこと、親友の幸せも願っているという時はあえて友引の日に入籍をするのもよいかも知れません。

なお、混雑などから大安を避けるにしても、できるだけ運気のよい日に入籍をしたいという場合は、六曜ほどメジャーではない天赦日や一粒万倍日を選んでみてはどうでしょうか。

天赦日や一粒万倍日も暦注の一つで、天赦日には神様が天に昇って何をしても許してくれる日、一粒万倍日には一粒の籾が万倍に実をつけるという意味があり、どちらも縁起が良い日となっています。

天赦日は年に5~6回、一粒万倍日は月に4~7回ほどあるため、一粒万倍日の方が日程の調整はしやすいかも知れませんね。

ちなみに、天赦日と一粒万倍日が重なっている日もあるので、とにかく縁起の良い日に入籍をしたい!という気持ちが強い方は調べてみるのもよいでしょう。

七五三は問題ない?


七五三は子どもの成長を願うものですから、他はそこまで縁起を気にしないという方でも、お日柄の良い日に行いたいと思う親御さんは多いのではないかと思います。

七五三に良いとされているのはやはり大安ですが、期間中(本来、七五三は11月15日に行われるものですが、最近は10月下旬から11月の中旬の都合の良い日に行う人が増えています)の大安は予約が埋まりやすく、混雑は避けられません。

そのため、あえて大安にしないで、次に縁起が良いと言われている友引や先勝に行う方もいるようです。

このようなことから、友引に七五三を行うことについては特に問題はないと言えるでしょう。

ただし、友引は11時から13時は凶となっているので、お参りや祈願を行うならその時間帯は避けるようにします。

なお、どうしても大安が良いという方や、思うように七五三の予定が立てられない場合は、お参りする予定の神社に相談してみるのがよいでしょう。

六曜は神道や仏教とは無関係なので、「思い立ったが吉日」と気持ちを後押ししてくれる神主さんがいるかも知れませんよ。

葬式は避けた方がいい?


友引の葬式については、基本的には避けた方がよいと言えます。

それには次の2つの大きな理由があります。

① 友引の葬式は縁起が悪い

友引は本来、引き分けるという意味の留連が由来とされていますが、共引→友引となって現在に至り、意味も「友を引く」という間違ったものが一般的になってしまっています。

そのため、友引に葬式を行うのは故人が冥土に友を引いていくという意味になり、縁起が悪いとされています。

近年は六曜に興味がない方も増え、料金が割安になる、直近でも予約が入れやすいなどの理由で、結婚式を仏滅に行う人も増えていますが、百歩譲って結婚式の場合は結婚する当人同士が気にしていないのなら、参列者も「仏滅に結婚式なんて・・」と言えない部分もあるものの、参列者の縁起に関わってしまう葬式では話が別です。

友引に葬式を行うことは、親戚などから強い反感を持たれることが予想されるため、最初から避けた方が賢明と言えます。

② 友引は葬儀社や火葬場が休み

現在の友引の意味は、陰陽道の友引日の「凶事に友を引く」という意味が混同されてしまい、本来のものではありません。

しかし、友引は葬式を行わないという風習が長く続いていることから、葬儀社や火葬場は友引を定休日としている場合がほとんどです。

そのため、友引に葬式をすることになっても、できないのが現状となっています。

ただし、最近は仏滅に結婚式を行う人が増えているのと同様に、友引に葬式をしてもよいと考える人も増えています。

また、火葬場の数が足りていなく、火葬待ちの状態になっていることから、友引を定休日としない葬儀社や火葬場もあるようです。

お通夜はしてもいいの?


友引の葬式は避けた方がよいなら、お通夜もダメなのでは?と思うかも知れませんが、お通夜が特に問題はありません。

お通夜は、故人との別れを惜しむために、身内や親戚などごく限られた間柄の人が、夜通し線香やろうそくを灯して弔う儀式となります。

一方で葬式は、故人とのお別れの儀式です。

そのため、友引に葬式を行うことは故人が冥土に友を引いていくとして、避けるべきとされているのですが、お通夜の場合はあくまでも別れを惜しむ場なので、友引にお通夜を行っても問題がないと言われています。

しかし、友引に葬式を避ける人が多いことから、友引の翌日は「友引明け」と言って葬儀社や火葬場が混雑し、予約がとりにくい状態となってしまいます。

このようなことから、友引にお通夜は問題ないとしながらも、葬式や火葬ができないという理由で友引のお通夜を避ける場合もあるようです。

納車はしても大丈夫?


新しく購入した車を納車する日は、結婚式や入籍並に縁起を担ぐ人が多いと言われており、予約日も大安が圧倒的に多くなっています。

中にはセールスマンから「納車は大安にしますか?」と提案されることも多いようで、納車=大安というのはもはや一般的とも言えるでしょう。

しかし、そうなると必然的に大安の日の納車は予約が殺到するため、すぐに希望の日時が抑えられるわけではありません。

納車は大安にしたいと思う一方で、新しい車に早く乗りたいと言う気持ちもあるので、大安を待って納車が長引くのは避けたいところですよね。

そこで、大安の次に縁起が良いと言われている友引も、納車の日としては人気となっています。

友引は、勝負がつかない、引き分けると言う意味のため、良くも悪くもなく、平穏無事に通じるとされ、実は納車の日としてはとても良いとされています。

ただし、陰陽道の友引日では凶事に友を引くという意味があったり、友を引くが友を轢くに通じることから、逆に友引に納車を行うのは縁起が悪いと捉える人もいるようです。

どちらの意味で考えるかによっては、友引は納車をするのに縁起が良いとも、悪いとも言える日と言えそうです。

引っ越しはしてもいい?


友引の引っ越しは、六曜の中では大安の次に縁起が良いと言われています。

引っ越しをする理由は様々であっても、心機一転、新しい場所でスタートを切ると言うのは共通しているのではないでしょうか。

そのため、大安に引っ越しを希望する人が多いのですが、大安は予約が難しい上、料金が割高というデメリットがあります。

それでもどうしても大安に引っ越しをしたい場合はともかく、そこまで大安にこだわっているわけではないという方は友引の引っ越しを検討してみましょう。

ただし、友引は大安の次に人気となっているので、予約をするなら早めがよいでしょう。

また、友引は「友を引く」と言う意味にもとれることから、引っ越し先では近隣に恵まれると言った捉え方もできます。

なお、11時~13時までは凶となっているので、引っ越しを行うなら11時よりも前に始めるか、13時を過ぎてから行うのがよいでしょう。

11時前に引っ越しの作業を始めて、11時から13時を跨いだり、12時に作業が終わる分には特に問題はありません。

まとめ

友引は大安ほど知名度が高いわけではありませんが、六曜の中では大安に次いで縁起の良い日となっているので、結婚式や入籍、七五三、納車、引っ越しなどの慶事にはお勧めのお日柄となります。

大安は人気のため、予約が取れにくかったり、料金が割高となる傾向にあるので、混雑を避けたいという人は最初から友引狙いでもよいかも知れませんね。

ただし、友引の葬式については「友を引く」と言う意味合いから縁起が良くないと言われているので注意しましょう。

また、友引にお通夜をしても問題はありませんが、友引の翌日は「友引明け」と言って葬儀や火葬が混雑するため、こちらも十分注意が必要となります。



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