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一粒万倍日と仏滅が重なると縁起的にはどうなの?

普段はあまり気にしない日の吉凶も、入籍や結婚式などのお祝い事では気になってしまうという方は多いのではないでしょうか。

また、納車や引っ越し、財布の新調など、お祝い事とは言えない事柄でも、縁起の良い日を選びたくなるのが人の心理かも知れません。

それでは吉日と凶日が重なった場合、縁起の良し悪しはどうなのでしょうか。

例えば吉日の一粒万倍日と凶日の仏滅が重なると縁起は良くなるのか、悪くなるのか知りたいという方が多いと思います。

そこで今回は、一粒万倍日と仏滅が重なった時の縁起について調べてみました。

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一粒万倍日と仏滅が重なると縁起的にはどうなの?


一粒万倍日は吉日、仏滅は凶日です。

この2つが重なる日は縁起的にどうなるのか気になる方が多いと思いますが、一粒万倍日と仏滅が重なると一粒万倍日の縁起の良さが半減する、と言われています。

ただし、一粒万倍日は六曜の中で最も縁起が良い日である大安と同じくらい縁起が良い日と言われているので、縁起の良さが半減したからといって縁起が悪い日に転じてしまう、ということにならないようです。

反対に六曜の中で最も縁起が悪い日である仏滅側からすると、一粒万倍日と重なることで仏滅だけの日よりも縁起が良くなる、と捉えることができます。

つまり、一粒万倍日と仏滅が重なると、一粒万倍日のみの日よりも縁起の良さは下がってしまいますが、仏滅のみの日よりは縁起が良くなります。

一粒万倍日と仏滅が重なった場合、どちらの日を重要視したほうが良いの?


一粒万倍日と仏滅が重なった場合、どちらを重要視するかは人それぞれになります。

いくら吉日である一粒万倍日が重なっていても、六曜の中で最も縁起が悪い仏滅は避けるべき凶日と捉えるのか、六曜では最悪な日(仏滅)でも撰日では大安と同等の縁起の良い日である一粒万倍日が重なっているなら、縁起の良い日と捉えるべきなのかは個人の考え次第です。

ただし、人は悪い結果が出ると、「やはり凶日(仏滅)が重なっていたからだ」と考えてしまいやすいです。

そのため、重要な行事の日取りは吉日のみを見るのではなく、仏滅などの凶日が重ならない日を選んでおいた方が、後悔しにくくなるのではないかと思います。

2022年で一粒万倍日と仏滅が重なる日は?


一粒万倍日も仏滅も一ヵ月に5~6日の周期で巡ってくるため、他の暦注と比べて比較的重なりやすいと言えます。

それでは、2022年で一粒万倍日と仏滅が重なる日はどれくらいあるのでしょうか。

2月10日

2月22日

4月2日

4月8日

4月20日

6月10日

6月22日

7月3日

9月16日

11月29日

調べた限りでは2022年に一粒万倍日と仏滅が重なる日は10日ありました。

一年は365日なので、一粒万倍日と仏滅が重なるのはかなり低い確率であることがわかります。

とは言え、6月は結婚式の多い時期でもあり、このタイミングで2日ほど一粒万倍日と仏滅が重なる日があるのは日取りを決める上ではネックになるかも知れません。

反対に1月、3月、5月、8月、12月は一粒万倍日と仏滅が重なる日はないので、日取りは決めやすい月とも言えます。
(ただし、一粒万倍日や仏滅以外にも吉日や凶日はあります。ここではあくまでも一粒万倍日と仏滅が重なる日について掲載しています)



吉日と凶日が重なる理由は?

一粒万倍日は撰日という暦注の一つ

暦注とは簡単に言うと暦に掲載される吉凶占いのことで、六曜や十二直、二十八宿、七曜、九星、暦注下段があり、撰日はこれらのどの種類にも属さない吉凶を指すため、雑注と呼ばれることもあります。

仏滅は六曜に含まれる吉凶日の一つ

現在の日本では暦注と言えば六曜が一般的であり、特に冠婚葬祭の日取りを決める時は六曜を元に日の吉凶を占うことが多いので、六曜はよく知らないという方でも大安や仏滅は聞いたことがあるのではないでしょうか。

暦の上で吉日と凶日が重なる日があるのは、一粒万倍日や仏滅のように元となる暦注の種類が違うからです。

撰日は十干十二支の組み合わせによって、吉凶日を決めています。

十二支は干支で馴染みのある方も多いと思いますが、「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」から成るもの、十干は「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」から成るものです。

昔はこの十二支と十干の組み合わせ(60通り)を日付に利用していたのですが、撰日はこの十干と十二支の組み合わせによって吉凶を決めるものになります。

これに対し六曜は、旧暦の1月と7月の1日は「先勝」、2月と8月は「友引」、3月と9月は「先負」、4月と10月は「仏滅」、5月と11月は「大安」、6月と12月は「赤口」と、その月の始め(1日)の吉凶日があらかじめ割り振られた上で、「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」→「先勝」・・と同じ順番を繰り返すものになります。

例えば6月1日は赤口と決まっているので、その前日(5月31日)が先負であれば順番的には6月1日は大安となりますが、元の基準に倣って6月1日から赤口→先勝・・の順で繰り返します。

つまり、撰日、六曜それぞれに吉凶の決め方が違うため、暦の上では吉日と凶日が重なってしまうことも起こってしまうというわけです。

吉日や凶日は気にした方がいい?


これまで日の吉凶など気にしたことがなかったけれど、入籍や結婚式を通じて大安や仏滅を知り、それから何となく気にしながら過ごしているという方は以外と多いのではないかと思います。

現在の日本では、日の吉凶占いと言えば六曜が一般的となっています。

しかし、六曜が主流となる昭和初期以前は、十二直や二十八宿が主流と言われていました。

今でも建築業界では六曜よりも十二直を基準にして、建築儀礼(地鎮祭や棟上げなど)の日取りを決めることが多いと言われています。

ここまでご紹介した通り、撰日と六曜では吉凶の決め方が違うため、暦の上で吉日と凶日が重なることがあります。

そしてこれは他の暦注でも同じことが言え、十二直では大吉の日でも二十八宿では凶となる日が存在することもあります。

このようなことから、日の吉凶に基いて日取りを決めるなら、六曜以外も見ることが重要と言えますが、実際に暦注全ての吉凶を見て凶日の重ならない日を探すのは難しいと言えます。

そのため、基本的には六曜の吉凶で日取りを決め、六曜では都合のつく日に予定を入れることができない場合に、撰日や十二直などで日を見ると言ったような、自分なりのルールを決めておくのがよいかも知れません。

また、今回ご紹介した一粒万倍日(撰日)や仏滅(六曜)に限らず、暦注そのものが科学的根拠のない迷信です。

一粒万倍日だから必ず良いことが起こるわけでも、仏滅だから必ず悪いことが起こるわけでもありません。

あくまでも占いとして、参考程度に留めておくのがよいでしょう。

まとめ

一粒万倍日と仏滅が重なる日と、縁起的には一粒万倍日の縁起の良さが半減(もしくは仏滅の縁起の悪さが軽減)されます。

一粒万倍日と仏滅が重なる日は縁起が良いのか悪いのかという見方については、人それぞれと言え、「仏滅のみなら縁起の悪い日だったけれど、一粒万倍日が重なったことで縁起が上向いた」と考える方もいれば、「一粒万倍日のみなら縁起の良い日だったのに、仏滅が重なってことでせっかくの吉日が台無しになった」と考える方もいます。

どちらにしても吉日、凶日に捉われすぎることなく、あくまでも占いの一つとして気に留める程度にしておくのがよいでしょう。

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