2月の行事とイベントといえば何がある?
1年で最も短い月となる2月は節分やバレンタインデーといったイベントや行事もあるのでなにげに忙しい時期です。
今回はこの2月といえばどのような行事とイベントと言えば具体的に何があるのかをまとめて、わかりやすく紹介して参ります。
有名どころからマイナーなものまで勢揃いです。
2月といえば?イベントや行事のネタまとめ21選!
うるう年やバレンタインデーや節分などの有名なイベントや行事が詰まっている2月ですが、それ以外にも全国レベルのイベントやあまり知られていないけど昔から続いている行事も存在しています。
さっぽろ雪まつり
2月のイベントの中でも最大級なイベントが札幌で行われる「さっぽろ雪まつり」で毎年2月上旬に開催される、雪と氷の祭典です。
この雪まつりは1950年に行われたのが始まりですが、第二次世界大戦で途絶えてしまった北海道の雪の祭りをなんとか開きたいという思いがこもった祭りでもあります。
大きな変化があったのは札幌オリンピックがあった1972年で、このとき札幌にある大きなお祭りとして札幌雪まつりがフィーチャーされたので、一気に有名になったのです。
そこから海外からの観光客も目立つようになり、今ではカナダのケベック・ウィンター・カーニバルや中国のハルビン氷祭りと並んで世界三大雪まつりにカテゴリーされています。
このような華やかなイメージがある雪まつりですが、市民ボランティアがなかなか集まらないとか地球温暖化の影響を大きく受けて雪が降らないと祭りそのものの運営が大変になるといった問題も抱えています。
建国記念の日
国民の祝日の一つである建国記念の日は2月11日です。
この建国記念日は初代天皇とされる神武天皇の即位日が旧暦の1月1日であり、それをグレゴリオ暦になおしたら2月11日だったことから、日本国の建国がされた日という扱いになったようです。
その歴史は古く1873年には2月11日が日本国の建国の日として定められたと言われており、今ある祝日の中でもかなり歴史のある祝日となっています。
閏年
4年に1回だけあるうるう年もこの2月に割り当てられています。
4年に1回だけ2月29日が誕生する理由としては、1年が365日ではなく365日と6時間だからです。
そのためこのずれた時間を調整するために4年に1回2月29日が現れます。
ちなみに、うるう年の2月29日に生まれた人は「年齢計算ニ関スル法律」によって2月28日の24 時に1歳年をとるようになっているので、4年に1回しか年をとらないなんてことはないのです。
節分
鬼に豆をぶつけるイベントである節分ですが、この節分は立春の前日が該当するので、2月3日が節分となることが多いです。
この節分は季節の移り変わりをより適確に掴むために用意された日本独自の雑節の一つで、本来なら立春以外に立夏・立秋・立冬の前日という意味がありました。
江戸時代以降は立春の前日に行う行事に変化したようですが、これは旧暦で立春を新年と捉えていたので大晦日の行事のように捉えていたので規模が大きくなったようです。
この豆まきは季節の変わり目に鬼が生じるため、この鬼を追い払う悪霊祓いとしての意味合いがあります。
今でも神社で大規模な豆まきが行われることがありますので、イベントの一つとして受け入れられています。
恵方巻き
恵方巻きとは節分に恵方を向いて無言で食する巻き寿司のことです。
今の日本では名前も知っているがそこまで意識して実行した人が少ない行事となっています。
この恵方巻きは節分の時期に大阪で行われていたと言われていますが、起源ははっきりとわかっていないようで不明な点も多々あります。
基本的に一本丸かじりをする恵方巻きですが、これは商売繁盛の運気を一気にいただくという意味があるようで、金運アップの願いが込められています。
元々は関西圏で行われていたイベントだったのですが、コンビニエンスチェーンが他県で売り出したことで広まったと言われております。
立春
立春は二十四節気の一つで、2月4日か5日になることが多いです。
いわゆる冬が極まって春の気配が立ち始める日なのですが、2月の上旬と言えばまだまだ寒く春の気配は全く感じられないと思っている人も多いでしょう。
春一番
春一番とは北日本と沖縄を除いた日本各所で2月から3月の半ばで南寄りに強く拭く初めての風のことです。
基本的にはこの春一番が発生した日は気温が上昇して次の日は気温がグッと下がるので注意が促される風とも言えます。
このグッと寒くなる現象を「寒の戻り」と言っているのです。
もちろん、観測されないこともあります。
初午
初午とは2月最初の午の日になりますが、この午の日に稲荷社の祭を行うため、稲荷神社にとっては大切な日となります。
地域によっては2月2回目の二の午や3回目の三の午のタイミングで祭礼を行うこともあるようです。
針供養
針供養とは使えなくなった縫い針を供養する日で、2月8日か12月8日に行われる行事となります。
有名なのは淡島神社で行われる針供養でしょう。
今では縫い針を使うという人も減っているので、このイベントの知名度もなかなか上がりません。
余寒見舞い
余寒見舞いとは寒さが厳しいときに相手の無事を祈って送りますが、日本人的には残暑見舞いと扱いは似ていると説明するとわかりやすいでしょう。
この余寒見舞いは冬が終わると考えられている立春を過ぎたら送る物なので、寒中見舞いが間に合わず立春がきてしまったという人はこちらの余寒見舞いに切り替えてください。
バレンタインデー
2月14日と言えばバレンタインデーですが、このバレンタインデーは日本独自の進化をしすぎているイベントでもあります。
本来ならばローマ皇帝の迫害によって殉教した聖ウァレンティヌスに対する記念日であり、キリスト教徒にとって関係する日だったのです。
これが日本では「女性が男性に対してチョコレートを送る日」に変化したのは、日本のとある製菓会社の宣伝活動によるものと言われています。
この製菓会社には色んな会社がピックアップされていますが、この広報活動に最も寄与したと言われているのはモロゾフ製菓と考えられているようです。
確定申告
日本人の事業主ならば1年に1回この確定申告をする必要があります。
この確定申告をする時期は毎年変わらず、2月16日から3月15日までなのでこれも2月の行事と言えるでしょう。
昨今ではこの確定申告をする書類作成にはクラウド会計ソフトが各所で用いられています。
猫の日
あまり馴染みがないかもしれませんが、2月22日は猫の日です。
これは日本の猫の日実行委員会が制定した記念日なのですが、1987年と30年以上の歴史がある記念日となっています。
ちなみに、この猫の日という考え方は世界共通で、アメリカは10月29日、ロシアは3月1日と世界レベルで用意されている日なのです。
かまくら
雪がガッツリと降る2月は降雪地域ではかまくらもよく作られます。
雪のイベントといったら札幌雪まつりが一番有名ですが、それ以外にも秋田県の横手の雪まつりや福島県のなかやま雪月火など雪にまつわるイベントは多岐にわたり、かまくらも各所で見られます。
河津桜(河津桜まつり)
2月上旬から咲き始める早咲きの桜「河津桜(かわづざくら)」。
静岡県賀茂郡河津町では、毎年2月に「河津桜まつり」が開催され、川沿いに河津桜と菜の花が咲き乱れます。
春節・旧正月
旧正月とは旧暦の正月のことで、その年によって日にちは異なります。
二十四節気の雨水(新暦2月19日頃)の直前の朔日(新月)が旧暦の元日となり、新暦では年によって1月22日〜2月19日までの間を移動することになります。
雨水(うすい)
雨水とは「降る雪が雨に変わり、雪解けが始まる時期」という意味です。
二十四節気の2番目で、春を6つに分けたうちの2番目の節気。
毎年2月19日〜3月4日頃にあたります。
雨水の頃にはその冬最後の雪やみぞれが降り、以降は厳しい寒さが和らいで本格的な雪解けの季節が到来します。
富士山の日
富士山の日とは、富士山の美しい自然・景観および富士山に関する歴史・文化に思いを馳せ後世へ伝えるべく静岡県と山梨県が共同で2月23日を「富士山の日」とする条例を制定しました。
天皇誕生日
天皇誕生日とは、「国民の祝日に関する法律」によって定められている日本国民の祝日の一つで、今の天皇陛下が生まれたことをお祝いする日です。
2019年5月1日に即位された徳仁さまの誕生日は2月23日なので、令和の天皇誕生日は2月23日となります。
三寒四温
三寒四温は、本来は冬の気候。 おまけに外国に多い現象です。
でも、今は日本の気候に合わせて2月から3月上旬、冬から春への季節の移り変わりの時期に使われるようになりました。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は2月の行事やイベントについてまとめました。
2月はバレンタインデーや節分といったイベント以外に東京マラソンや冬のスポーツが色々とある時期なので、以外と忙しい時期となります。
札幌雪まつりといった一大イベントもありますので、冬を堪能したいという人にとってはうれしい月となるでしょう。
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