巳の日と寅の日はどっちの方が金運がよいのでしょうか?
一般的にあまり知られていませんが、巳の日も寅の日も吉日です。
中でも特に金運に恵まれる日と言われています。
財布や宝くじの購入は、金運の良い日にするとお金が貯まりやすくなったり、当選確率が上がると言われますよね。
巳の日と寅の日ではどっちの方がより金運がよいのか気になります。
そこで今回は、巳の日と寅の日の金運について調べてみました。
巳の日と寅の日どっちの方が金運がいい?
巳の日と寅の日、どっちの方が金運がよいのか気になりますよね。
結論から言うと、巳の日と寅の日は同じくらい金運が良い日になるようです。
そもそも、巳の日、寅の日とは一体どのような日なのかご存知でしょうか?
巳の日、寅の日は暦注(暦に掲載される吉凶占い)の一つで、日付を十二支によって表したものになります。
十二支と言えば、生まれ年や年賀状くらいでしか考えることがない方も多いですが、昔は日付のようにして使っていました。
十二支は子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥から成り、十二支による日の数え方は12日で一周する形になります。
なお、十二支に十干を組み合わせた日の干支の中に、己巳の日があります。
己巳の日の己とは、十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)に当たるもので、五行説では土に属して金を生むと解釈されています。
そのため、己巳の日は巳の日よりもさらに金運が良い日なのです。
つまり、巳の日と寅の日を比べたら金運の良さは同じくらいですが、これに己巳の日を加えると、『己巳の日>巳の日・寅の日』と金運の良さの度合となりますよ。
巳の日や寅の日以外に金運が良くなる日はあるの?
一般的に、吉日と呼ばれる日は全般に縁起が良い日になるので、巳の日や寅の日以外でも金運が良いと言えるでしょう。
巳の日や寅の日が金運以外に、他のことでも縁起が良いのと同じ意味ですね。
その中でも、特に金運アップの効果が高いと言われている吉日をご紹介します。
大安
六曜という暦注の一つで、六曜の中で最も縁起の良い日になります。
大安は日本で最も知名度のある吉日のため、入籍や結婚式などのお祝い事の日取りとして選ばれることが多く、六曜は知らなくても大安走は知っているという方も多いのではないでしょうか。
また、宝くじの売り場には大安になると「本日、大安吉日」という幟(のぼり)が出て、金運アップの日であることを知らせているところもあります。
一粒万倍日
選日という暦注の一つで、一粒の籾(もみ)が万倍に実り稲穂になるという意味があります。
この日に始めたことは後に大きな収穫を得ると言われていることから、入籍や結婚式などのお祝い事の日取りとしてもふさわしいのですが、特にお金に関することを始めるのに向いている日と言われていますよ。
一粒万倍日は財布の買い替えや使い始め、宝くじの購入、契約、新規開店などがお勧めの日となります。
天赦日
暦注下段という暦注の一つで、暦の上で最上の大吉日になります。
天赦日以上に縁起の良い日が存在しないので、金運に関しても最高の縁起の良さとなります。
天赦日は一年に5~6日しかない大変貴重な日ですが、天赦日に一粒万倍日や大安、巳の日、寅の日と言った吉日が重なることもあります。
天赦日に他の吉日が重なる日は、金運はこの上なく最上に良い日と言えるでしょう。
金運を上げるのにやったほうがいい事は?
金運を上げるのにやった方がよい事があれば、知りたいと思いませんか?
金運を上げるためには、どのようなことをするとよいのかご紹介しますね。
財布を整理整頓する
お金にとって財布は家です。
その家が片付いていなかったり、住み心地が悪いと、お金はどんどん出て行って貯まらないと言われています。
具体的にはレシートなどの不要なもので溢れている財布や、使わないカード類が占拠している財布はNG。
財布の中は常に綺麗にしておいて、お金にとって居心地よくしましょう。
また、二つ折や三つ折の財布はお金が曲がってしまうので、窮屈に感じるそうです。
金運を上げるなら、長財布がお勧めです。
金運を上げる財布を使う
財布の色は、金、緑、黒が金運を上げると言われています。
また、布よりも革を使った財布の方が金運アップに良いと言われていますよ。
中でもヘビは昔から金運アップの象徴とされているので、ヘビ皮がお勧めです。
朝起きたら窓を開ける
朝起きて窓を開け、新しい空気や太陽の日差しを部屋に取り込むことで、良い運気が巡るようになると言われています。
部屋も綺麗にする
財布の中だけではなく、部屋も綺麗に片付けておくことで運気がアップすると言われています。
夜寝る前に部屋を整えておくと、翌朝気持ちの良い一日がスタートできますよ。
巳の日にすると縁起の良い事は?
神社や寺院へのお参り自体が縁起の良い事と言われていますが、巳の日は吉日なのでさらに縁起が良いと言えます。
中でも、弁財天が祀られている神社や寺院へ行くのがお勧めです。
どうして弁財天が祀られている神社や寺院がいいの?と思いますよね。
巳の日の巳とはヘビのことです。
そして、ヘビは弁財天の遣い(もしくは化身)と言われています。
弁財天は財運の神様なので、ヘビは昔から金運アップに効果があると言われているのですね。
巳の日に弁財天が祀られている神社や寺院でお参りをすれば、願いが叶えられやすくなったり、ご利益があると言われています。
また、弁財天が祀ってある神社や寺院には、「銭洗い」ができるところがあります。
銭洗いとは言葉の通りお金を洗うことなのですが、銭洗い場で洗ったお金を有意義なことに使ったり、乾燥させた後に財布にしまっておくと金運が良くなると言われていますよ。
なお、弁財天は中国から日本に伝った時、弁才天と書き、芸能の神様として知られていました。
それが時を経て、読み方が同じ才から財へと変わり、財運の神様と言われるようになったと言われています。
このようなことから、巳の日は習い事や芸事に関することを始める日としても、縁起が良いと言えるでしょう。
巳の日にすると縁起の悪い事とは?
巳の日は吉日なので、全般において縁起の良い日と言われています。
ただし、弁財天は女性で嫉妬深い性格であると言われていることから、巳の日に入籍や結婚式をすると焼きもちを焼かれるという言い伝えもあります。
そのため、巳の日には入籍や結婚式と言った婚礼関係は避けた方がよいという方もいるようです。
あまり聞かないことなので、気にしすぎる必要はないですが、せっかくのお祝い事に一抹の不安や心配事を残したくないという方は、巳の日の入籍や結婚式は避けた方がよいかも知れませんね。
まとめ
巳の日と寅の日は同じくらい縁起の良い日になるので、金運の良さは変わらないと言えるでしょう。
ただし、己巳の日と比べた場合は、己巳の日の方が金運が良くなります。
そのため、財布の買い替えや使い始め、宝くじの購入など、金運に関係する事を行うなら、巳の日や寅の日よりも己巳の日の方がお勧めとなりますが、己巳の日は60日に一回しか巡って来ないので、日取りを合わせるのがやや大変かも知れません。
都合に合わせて日取りを選びたいなら、12日に一回巡ってくる巳の日や寅の日がお勧めと言えますね。
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