京都の桜の名所や穴場スポットと2024年の開花情報や見頃時期!
歴史的な建造物や、風格ある寺社の多い京都には、桜がよく似合います。
日本人の心とも言うべき桜と、日本人の原点とも言うべき京都には、きっと相通じるものがあるのではないでしょうか。
また、日本全国に咲く桜の7~8割は「ソメイヨシノ」と言われていますが、古都・京都では交配品種としてソメイヨシノが誕生する前から数多くの品種の桜が植えられていたため、ソメイヨシノの他にもたくさんの種類の桜を見ることができるそうです。
このようなことから、日本全国に桜の名所は数多くありますが、京都には「まさに京都ならでは」と思わせるお花見スポットがたくさんあるのです。
京都の桜2024年の開花情報や見ごろの時期は?
京都の桜の見頃の時期
4月上旬~4月中旬
京都では他の地域に比べて、長く桜が楽しめると言われています。
その理由は2つあり、1つは京都の地形が南北に長いため山が多い北の方は気温が低いので、南側に比べて桜の咲く時期が遅くなるからと言われています。
そしてもう1つは、日本各地で主流のソメイヨシノに比べ、京都では咲き始めが遅いシダレサクラやヤエザクラも多くあることから、咲き始めの早い桜から遅い桜までを長く楽しめるのです。
京都の桜の開花予想や見頃の時期の情報
https://sakura.weathermap.jp/area.php?city=Kyoto(さくら開花予想)
https://tenki.jp/sakura/6/29/(日本気象協会 2月頃より提供予定)
京都の桜(お花見)の穴場スポットや名所おすすめ10選!
京都には、由緒ある桜の名所が数多く存在します。
中でもお勧めの10ヶ所をピックアップしたので、是非、京都観光やお花見スポットの参考にして下さい。
笠置山自然公園の桜
標高289mの笠置山には、日本最古の石仏や名石、後醍醐天皇の行在所跡などがあり、山頂まではハイキングコースとなっています。
また、さくらの名所100選にも選ばれています。
醍醐寺の桜
晩年の豊臣秀吉が行ったとされる「醍醐の花見」とは、醍醐寺のことを指します。
また、日本では古くから花見の風習があったとされていますが、今のようなスタイルになったのも秀吉が最初と言われています。
醍醐の花見の際、秀吉はお酒を飲んで踊り騒いだとされ、それが現在の花見の原型となったと言われています。
嵐山の桜
嵐山は、日本一の観光都市である京都においても非常に有名な観光地ですが、実は嵐山という正式な地名はなく、桂川の右岸(西京区)と左岸の左京区嵯峨野、それと渡月橋を含めた一体を嵐山と呼んでいます。
「春は桜、秋は紅葉」という言葉は日本人の季節感を表したものですが、この言葉が最も合うのが嵐山だとも言われています。また、さくらの名所100選にも選ばれています。
仁和寺の桜
仁和寺には、「御室桜」と呼ばれる遅咲きの桜があります。
中門内の西側一体に咲いている桜なのですが、江戸時代より庶民の桜として親しまれていました。
また、この御室桜は背丈が2mほどと人の背よりも少々高いくらいの木なので、目の前で桜を鑑賞することができます。
岡崎疎水の桜
疎水とは、土地を開いて設けた水路のことを指し、岡崎疎水は琵琶湖から引かれた水が流れる水路です。
この水路沿いに桜並木が続いており、乗船場から1.5kmに渡るコースを船に乗って桜を眺めることができます。
円山公園の桜
円山公園の中央部には、有名なシダレザクラがあります。
通称「祇園の夜桜」ですが、正式名称は「一重白彼岸枝垂桜(ひとえしろひがんしだれざくら)」と言います。
初代は天然記念物に指定されたものの昭和22年に枯死してしまい、現在あるのは初代の種子を植栽したもので二代目となっています。
淀川河川公園背割堤地区の桜
宇治川、木津川が合流し淀川となる場所の中州にあるのが淀川河川公園です。
1.4kmほどの堤に約250本のソメイヨシノが咲き誇り、中をくぐって歩く「桜のトンネル」が有名です。
二条城の桜
世界遺産である二条城は、徳川家康が築城し、家光が完成させたと言われています。
約50種400本の桜が咲き誇り、「福禄寿」や「手弱女」といった珍しい品種の桜を見ることもできます。
清水寺の桜
桜の名所が数多くある京都の中でも屈指のスポットと言えるのが清水寺です。
約1,500本の桜が咲き乱れる景色も圧巻ですが、お勧めは奥の院から眺める桜に囲まれた本堂。
昼間の姿も素晴らしいですが、夜は幻想的な雰囲気が増して特にお勧めです。
毘沙門堂の桜
毘沙門堂の桜で有名なのは、宸殿の前にあるシダレザクラです。
350年もの間、春になると美しい花を咲かせ、「山科区民の誇りの木」にも指定されています。
現在あるのは五代目なのですが枝の大きさは直径30mにもなり、「毘沙門しだれ」と呼ばれて人々に親しまれています。
まとめ
京都の桜について調べてみてわかったことは、まさに「歴史を感じさせる場所に、桜あり」ということです。これは、昔から桜が日本人に愛されていたことの現れではないでしょうか。
また、歴史ある建物と桜が同時に見ることができるのも京都ならでは。
是非、今年のお花見は京都へ行ってみてはいかがでしょうか。
桜の名所と見頃時期や開花情報のまとめ
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